毛を作る力の弱い人の特徴
あなたは、毛を作る力が強いでしょうか?それとも弱いのでしょうか?
この強いとか弱いとか言うのは、その人が持って生まれたものなので変えることができません。
所謂、素質と言い換えても良いです。中でも、薄毛になりやすいのは毛を作る力が弱い人です。
毛を作る力が弱い人が強い人の真似をすると、たいてい失敗します。理由は、毛を作る力の弱い人には薄毛になりやすい理由があるからです。それが以下に記載する内容です。
毛を育てる力が弱い人の特徴
毛を作り力が弱い人には、以下のような特徴があります。
この能力は、今現在頭皮がべた付いていると言う意味ではなく、その人が本来持っている皮脂を分泌する力のことを言います。
こんなことを言うと、わけが分からなくなる人が多いと思います。特に現実や現場のことを知らない場合は特にです。
頭皮がテカっていれば、皮脂の分泌が多いと思っている人がほとんどだからです。
私が言っているのは能力の問題であって、今現在頭皮がテカっていることを言ってるのではありません。
皮脂の分泌能力は、頭皮がテカっているかどうかの問題ではないのです。
皮脂の分泌能力はお湯だけで洗うと分かる
皮脂の分泌能力は、お湯だけで本当の意味のヘッドスパを行うと分かります。
多くの薄毛の人は、お湯だけで頭皮を洗うと頭皮がテカっているのに皮脂の分泌量は少ないです。
同じ薄毛の人でも、毛が太くて多めの人はお湯だけで洗うと頭皮がテカっていないのに皮脂の分泌量が多いです。
毛が太めで多めの人は、もともと頭皮が見えづらいのでテカっていてもテカって見えないのかもしれませんが。
皮脂の分泌能力の弱い人は・・・
皮脂の分泌能力の弱い人は、外部からの防御する力も弱く回復力も弱いのです。
環境の変化にも弱いし、気温の変化にも弱く季節の移り変わり時には体調を崩しやすいのです。
と言うことは、心身に余裕を無くしやすい体質でもあるので薄毛になりやすいのですね。
反対に、皮脂の分泌能力の強い人は、全くの反対です。
皮脂の分泌能力の強い人は外部からの防御する力も強く回復力も強いので、ちょっと少なくなった程度なら育毛剤を使うだけで簡単に治ってしまいます。
毛を育てる力の強い人の真似をする
毛を育てる力の弱い人は皮脂の分泌能力が弱いので、毛を育てる力の強い人の真似をすると反対に毛を無くしてしまうのです。
だから、ネット上で「使用前→使用後」になっている写真を見た時には、そのまま「私にも出来るかもしれない」と考えて同じことをするとたいていの場合失敗するのです。
失敗した人からすると「騙された」感が強く残ることになりますね。
263号では以下のように記述したと思います。
> 早く回復する人は、生まれつき毛の本数も多く太めで毛を作る力が強く、
> ゆっくり回復する人は、生まれつき毛の本数が少なく細めで毛を作る力が弱い、
> と言うように正反対なのですね。
- 毛の本数が多く太めの人は、皮脂の分泌能力が強いのです。
- 毛の本数が少なくて細めの人は、皮脂の分泌能力が弱いのです。
今現在頭皮がテカっているなら
まず、今現在ご自身の頭皮がテカっているかいないかを観察してみて下さい。
その上で、生まれつき毛の本数が多くて太めなのか?生まれつき毛の本数が少なくて細めなのか?
これらを確認して下さい。
もし、頭皮がテカっているなら、使っているシャンプーの目的とシャンプー法が間違っています。
皮脂を取り過ぎないシャンプーに変えて、皮脂を取り過ぎないシャンプー法を採って下さい。
それか、思い切って湯シャンにすることですね。
生まれつき毛の本数が少なくて細めな方の場合、回復力がとても弱いのでシャンプーを替えるだけでは中々上向きません。
費用がかかりますが、弊社でちゃんとケアを受けて欲しく思います。たぶん、改善には思いのほか時間がかかります。(1年以上・・・2年・3年は頑張って欲しいです)
生まれつき毛が多くて太めの方の場合、上記のようにシャンプーとシャンプー法を変えるなり
湯シャンにするだけも戻ることがあります。
それでも戻らない場合には、費用がかかりますが、弊社でちゃんとケアをお受け下さい。たぶん、思いのほか早めに回復してくると思います。(進行度とやってきたことによりますが、何もなければ1年くらいかな)
264号は平成27年(2015年)5月30日に配信したメールマガジンです。