254号:出版を考えて育毛相談に関して分かったこと

253号:育毛剤の効果やマッサージの効果に頼っていると毛を無くす

育毛剤の効果やマッサージの効果等外部からケアを続けていると、薄毛の人の頭皮に負担を強いるので育毛剤・マッサージの効果で毛を無くすこともある。

254号:出版を考えて育毛相談に関して分かったこと

出版を考えて育毛相談に関して分かったこと

以前、246号で出版をしようと思い、現在取り組んでいる旨を前書きで宣言しました。

現在、企画書も出来上がり、後は出版社を探す為のプレゼンテーションの準備の真っ最中です。私は、サラリーマン時代からプレゼンなんてしたことがなく全く要領を得ません。

15年の育毛相談の現場が元に

が、記述しようと思っている内容には少々自信があります。なぜなら、15年もの間育毛相談の現場で仕事として取り組んできているので、育毛相談の現場を踏んでいる場数が多いから。

そして、一番の強みは、全く素人から育毛相談を仕事としてきて、現場の数をたくさん踏んでいる人は日本にはいないだろうと思うからです。

自分の体験談を語る人や理美容師・エスティシャン等の美容を業務にしているは山ほどいらっしゃいます。

育毛相談の現場と決定的な違い

そんな方たちと決定的に違うのは

  • 全く知識のない素人だったこと(業界とは無縁だったこと)
  • そのため、先入観なく育毛相談の現場で起こっていることを素直に受け取れたこと
  • そのため、おかしいものはおかしいと素直に疑問に思えたこと
  • そのため、業界内でのしがらみがないので、遠慮なく発言・記述できること
  • 自分の体験だけでなく、薄毛でお悩みの方の個別に必要で有効なケア法と効果の出方を育毛相談の現場で確認できる立場にいること
  • いろいろな薄毛のタイプを育毛相談の現場で実践的に体験できたこと
  • そのため、育毛相談の現場で起こっている事実を元に書けること

これらがあるからこそ、今現在ご相談者の方に助言しているケア法は、育毛相談の現場の事実を元にしていることで独特のものになっています。

当然、仕事として取り組み始めた当初、色々と教えて下さった先生のご指導内容も生きています。

育毛相談の現場を15年以上

それが、おかしい指導・効果のない指導だったら、今ここで15年も長きにわたって育毛相談を仕事としていなかったと思います。

育毛相談を長きにわたって仕事として取り組めたのには理由があると思っています。それはやはり、事実と現実をちゃんと情報として発信してきたからでは?と思っています。

育毛相談の広告を出さずに

何を隠そう、今まで育毛相談に関しては広告を一切出していないのです。昨年度後半に半年間だけ少し広告のようなものを出しただけです。それも、このメールマガジンを知ってもらう広告です。

広告も出さずに、私が生活の糧を得ることができたのは、ほとんどが、「育毛の道案内人」ブログと「育毛法を探る12のコツ」メールマガジンによる情報発信を見て下ったご相談者への回答と指導によるものです。

育毛相談からの改善率は向上

自分で言うのはおこがましいことですが、この15年間毎年改善率が向上しています(2021年現在で20年以上になるのでさらに改善率は向上しています)。ただし、フィナステリドやミノキシジルの薬飲用者が増えてから、その飲用者の改善率はとても悪いです。

事実と現実を発信していることと改善率の向上が、生活の糧を得させて頂いている要因では?と感じています。

改善率は向上していますが、必ず上手くいかない人が出てくるので、育毛相談の現場では常に「何が足りないのか?」反対に「何をやり過ぎているのか?」等を確認しながら、その時々の自分が持っている知識と経験を総動員して効果の出方を確認しています。

育毛相談の現場では全ての人が改善しているわけではないので、まだまだ、勉強と研究の余地はたくさん残っていますが、15年の間に築きあげてきた育毛方法をまとめたくて出版を考えたのです(2021年現在で20年以上です)。

それと、飲む薬(プロペシアやミノキシジル)や付ける薬(ミノキシジル)が出てきて、治せない人が増えてきたことと少子化で悩む日本に必要な薬なのか?という疑問もあり、今出版をするべきだと考えた次第です。

私はそんなに偉い人間ではありませんが、出版出来れば、幾ばくかでも日本に住む方々のお役に立てるのでは?とも思っています。

育毛相談の現場から出版を考えて・・

さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題の「出版を考えてわかったこと」です。

育毛に関する本を書くことを考えると、どうしても外せないことがあります。

それは、4点です。

  1. 皮膚のこと
  2. 界面活性剤のこと
  3. 人の体のこと
  4. 栄養のこと

これら4つを抜きにして、育毛方法を語ることはできません。

その為、出版企画を考え始めてから、こえらに関する本をとてもたくさん読んでみて、記述しようと思っている内容に、上記の4点についておかしなところがないのかどうか確認してみました。

育毛相談の現場からの発信に間違いはない

結論から言うと、ほぼ間違いはないようでした。常日頃このメールマガジンやブログで書いている内容には間違いと言えるものは無かったです。

そればかしか、少々今まで知らなかったことで、育毛に役立であろうと思われることを知ることもできました。少し「ほっ」としました。

本として記述する内容は、上記の4点だけではありません。育毛相談の現場で分かった事実現実に関する内容がたくさんあります。

今号は前置きとさせて頂くとして、次号より記述内容の概略を今年1年間に渡って配信したく思います。

読んでみてご興味が湧きましたら、出版する際にこのメールマガジンで告知しますので、ご購入頂ければうれしいです。

254号は平成27年(2015年)1月10日に配信したメールマガジンです。

253号:育毛剤の効果やマッサージの効果に頼っていると毛を無くす

育毛剤とマッサージの効果

このメールマガジンを読んでいらっしゃる方は、何か育毛に効果のあるものを探すか、育毛に役立つ情報を探していらっしゃる方が多いと思います。

もしくは、知識を得る為に読んでいらっしゃるかもしれませんね。

世間一般的にも、効果のある育毛剤を探している方やマッサージのやり方を知りたい方が多いです。

育毛剤・マッサージの効果は負担を与えること

ところが、ほとんど全ての人は、ご自分自身の中からではなく、ご自身以外のところ=外部=育毛剤・マッサージに効果を求めているのです。

効果を出すと言うのは、作用や刺激を「あなた」に与えることでもあるので、往々にして育毛剤・マッサージの効果が負担になるのです。

大切なのは、負担の大きさ=育毛剤・マッサージの効果ではなく、あなた自身の頭皮や心身のことなのに、一番大切なものをすっ飛ばしているのです。

薄毛になる頭皮は育毛剤やマッサージの負担に負ける頭皮

育毛剤・マッサージの大きな負担、強い負担、これらを生かすだけの力のある頭皮・心身なら効果が生きて結果が出るようになるでしょう。

ところが、薄毛になるのは負担に負ける頭皮・心身だから毛が育たなくなっているのですから、育毛剤・マッサージの効果を求めれば求めるほど上手くいかなくなります。

こんなことを言っていると、育毛剤が一つも売れませんから育毛剤のメーカーやアフィリエイトサイトは一切言いません。

それよりも、たまたま負担を生かせる人がいて、育毛剤やマッサージの効果が結果に繋がった人を大々的に紹介する方が絶対に良いです。

たぶん、そんなことも考えていないと思います。

育毛剤を作る人も売る人も紹介する人も、全てあなた方と同じで、育毛の現場を経験していないからです。そして、治すよりも売ることを優先に考えているから。

あなたの思っている常識は、
事実現実からすると非常識かもしれない!
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負担に負けるから抜け毛が減る:刺さっているだけの毛が増える

負担に負けやすい薄毛の方が、育毛剤・マッサージに効果を求めて負担を与え続けると抜け毛は減ります。

何故減るか?

負担を与え続けた結果、頭皮や心身の血の巡りが落ちるので新陳代謝が悪くなっていくから抜け毛が減るのです。

そして、十分成長しなくなり、刺さっているだけの毛が増えていくのです。

薄毛の人の髪の毛って、少ないのに引っ張ったりすると抜けやすのはその為。

薄毛になる頭皮は硬くなりやすい

また、薄毛になるような頭皮は、もともと頭皮の厚みがないので硬くなりやすいです。

硬くなりやすいのに、育毛剤・マッサージに効果を求めるのではなく、効果が出やすい頭皮・心身に戻してあげるケアが必要だと言うことです。

頭皮を柔らかくするマッサージは無理を強いる結果に

頭皮が硬い人にマッサージが薦められることが多いですね。ここ最近では、雑誌なんかにもマッサージ法が載っていたりします。

でも、このマッサージは良い場合もあれば悪い場合もあって、「やれば良い」と言うものではありません。

頭皮が硬いと言っても、大きくは「元々硬い人」と「後天的に硬くなった人」とがいます。「元々硬い人」はその人の体質なので変えようがありません。無理に柔らかくすると毛が無くなります。

問題は「後天的に頭皮硬くなった人」です。これらの人はストレスやヘアケア等の外部からの影響によって頭皮が硬くなっているのです。これらの人にも、頭皮を柔らかくするマッサージはダメな場合が多いです。

要は、頭皮が緊張して(硬くなって)、外部からの影響を防ごうとしているのに、無理やり緊張を解そうとしているのですから、薄毛の原因を呼び込んでしまうことにもなるのです。

そう言った意味で、シャンプーしながらのマッサージは最悪です。

本来は、頭皮が緊張して硬くなる理由・原因を排除して、緊張が解れやすい環境になってからマッサージするべきなのです。

そして、間違ってはいけないのは、生まれつき頭皮が硬い人=「元々硬い人」は、柔らかくならない現実です。自分が生まれ持って持っているものは、変えられないことを理解して下さいね。

薄毛の人の頭皮は硬いことが多いのです。これが先天的なものなのか?後天的なものか?でマッサージのやり方も違ってきます。

硬いと薄毛になりやすいですが、実際に薄毛になるかどうかは、また別問題と言うことです。ですから、マッサージは両刃の剣と言えますね。

育毛剤とマッサージに効果に頼ると根の張れない頭皮になる可能性が高まる

育毛剤の効果に頼るケア、マッサージの効果で頭皮を柔らかくしようとするケア等々、外部からの効果でなんとかしようとする方法では、その人の薄毛の原因を排除するのではないので、毛が根を張れない頭皮になってしまう可能性が高まります。

あなたに必要な育毛法の中で、育毛剤やマッサージの目的・役割をどうするか?を考えることが必要です。これら二つは不要な場合もあるのです。

253号は平成26年(2014年)12月27日に配信したメールマガジンです。