174号:忘れられないご相談者冷え性・ストレス:女性編その2

あなたの薄毛の状態・あなた自身・あなたの習慣 前々号は、女性の薄毛でもダイエットに関してで、前号は、男性の薄毛でリアップ使用者に関してでした。 今号は、女性の薄毛で極度の冷え性とびまん性脱毛症についてです。 見ると聞くで […]

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あなたの薄毛の状態・あなた自身・あなたの習慣

前々号は、女性の薄毛でもダイエットに関してで、前号は、男性の薄毛でリアップ使用者に関してでした。
今号は、女性の薄毛で極度の冷え性とびまん性脱毛症についてです。

見ると聞くでは大違い

2005年に埼玉県さいたま市北区土呂町に相談室を開設して、メールではなく直接拝見してをメインにご相談を承り始めました。

すると、聞くと見るとでは大違いのご相談ばかりで、中でも女性の薄毛のご相談者には、大きな勘違いをしている人が多いのを思い知りました。

あなたの習慣や体質に問題あり

結論から言うと、ご自身の習慣や体質が問題なのに、ご自身以外のところに対策を望んでいるのですね。

この頃までに、それらを薄々感じながらご相談を受けていたのですが、直接拝見してお話しを聞くようになってからと言うもの、以下の3つを知ることが「薄毛を治す為に必要だ」と明確に分かるようになりました。

  1. あなたの薄毛の状態を知ること
  2. あなた自身を知ること
  3. あなたの習慣を知ること

外部の武器・製品に効果を求める

男性でも女性でも同じ傾向がありますが、特に女性の場合は、ご自身ではなく外の武器や製品に効果を求めている人がとても多いのです。

そのことが明らかになるように分からせてくれた女性のご相談者が2人いらっしゃいました。

極度の冷え性・貧血。肩こり症

1人は、極度の冷え性で・極度の貧血で・極度の肩こり症した。手足内臓が冷えて、かなり痩せていて、それでいて少し頭皮が脂っぽいのですね。

こんな体質だと、外部からのケアに頼っても毛が育つわけないのに、育毛剤や頭皮を綺麗にするケアをしてきていたのです。そりゃ、毛が増えるわけがありません。

ですから、女性なのに見た目には4年くらい前の温水洋一さんくらいの薄さでした。

イオントリートメント療法

私のところでは、イオントリートメント療法と言う治療を行いますが、この方のような場合には、開始早々から体が温かくなるのです。(終わるとすぐに冷えに戻ります)

それだけ血に余裕がない状態なので、食習慣や生活を改めながら定期的にイオントリートメント療法を行う必要があります。

当時は、極度の冷え性体質の方の場合に必要な食習慣を、今一つ分かっていなかったので上手く助言できませんでした。

その為、冷え性体質に効果のある漢方系の健食を飲んで頂きました。が、漢方系のものは高価なので続きませんでした。
少し増え始めていたのですがねぇ・・・・。残念です。

極度の心身緊張状態で冷えている

もう1人の方は、極度の心身緊張状態で体の中が冷えていた女性です。この方もイオントリートメント療法を行うと、開始早々から体が温かくなるのです。

この方の場合は、ご自宅に帰るまでは体が温かいままだったようです。

心身が緊張すると体が冷えて余裕がなくなる

心身が緊張状態で体が冷えている方の特徴は、とても表情がきついのです。女性でも目じりが吊り上っているような感じで、とても怖い表情をされています。

毛の状態は、抜け毛が異常に多く全体的に均一に抜けて全体的に薄い状態でした。所謂びまん性脱毛症だったのだと思います(頭頂部だけは、増毛をして薄いのを隠していました)。

それも、太くて長い毛がたくさん抜けているのです。相談室で洗うだけでも、1回で50本は抜けていたと思います。

イオントリートメント療法で温まる

ところが、イオントリートメント療法を行って体が温まると、表情が柔らかくなって、上がっている目じりが少し下がるのです。

この女性の場合は、どうしても止められないお仕事があり、それが極度の緊張状態の原因でした。そのことについて助言はしたのですが、ホルモン補充療法をしていることと仕事を止めることができないことでケアを続けることができませんでした。

体が危険信号を発しているのだから(未病の段階)、今仕事を辞めないとこの先寝込んでしまう可能性もあるのですから、仕事と心身のどちらが大事なのか?を考える必要があります。

髪の毛は心身の健康を表している

心身を壊したら、何があってもまったく意味がありません。毛の生育はあなたの健康の度合いを表していると言っても過言ではないのです。

ちなみに、このお二方はいずれも頭皮は少し脂っぽかったです。極度の冷え性や心身が緊張状態だと皮脂の分泌が増えるのです。

以上のお二方の女性のご相談者から分かることは、まず、ご自身の薄毛を知って欲しいこと、次に、ご自身のことを分かることですね。この2つを知ることが、あなたに必要な育毛法を知る第一歩です。

脂っぽくなっている理由が分かれば、対策も見えてくるのです。

174号は平成23年(2011年)11月5日に配信したメールマガジンです。

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