毛細血管に血が巡ることが必要
今から40年50年くらい前、昭和の中頃で日本が高度経済成長期に入る前の頃です。まだまだ、日本が貧しい時代で、バナナが高級品で台湾バナナばかりだった時代です。
当時の写真を見れば分かりますが、毛の多い人が多いこと多いこと。現代の人と比べれば全く違いますよね。
現代は、どうでしょう。
食べるものが豊富で、好き嫌いが平気で通り、好きなものを好きなだけ食べようと思えば食べることができます。
口当たりの良い脂肪過多の食生活になっている人が多いのです。反対に、必要なものを摂らないで拒食症のような状態になっている人もいらっしゃいます。
これには、メディアの発信する情報が結構影響していると思います。
- 口当たりが良い=砂糖の多い食べ物
- 脂肪分が多い=肉・揚げ物
▼過酸化脂質化しやすい
口当たりの良い・脂肪分の多い食事になると、メタボな体型になるだけでなく、ドロドロ血になりやすくなります。
結果、血流が悪くなりやすいのです。
毛細血管は網駕籠のように毛母細胞を包んでいるのですが、ドロドロ血だとここに新鮮な血液が流れにくくなるのです。
その上、体液が酸化しやすくなるので、分泌される皮脂が過酸化脂質化しやすくなります。
そうなんですね。
頭皮を痛めやすい体質になるのです。
▼原料+酵素+補酵素
それに、毛を作るにはタンパク質だけでなく、ビタミンやミネラル・ファイトケミカルが必要で、これらが偏らずにバランスよく必要なのですね。
時折、青汁を飲んで薄毛が治った人がいらっしゃるのは、ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルをバランスよく摂れるからなのです。
(原料の素性が良い、製法が栄養素を壊さない、が必要)
また、毛細血管はとても細い管です。
赤血球よりも細いですから、血管自体に柔軟性が必要で、かつサラサラ流れるには赤血球にも柔軟性が必要なのです。
糖尿病の人の場合、赤血球に柔軟性がないので毛細血管に血が流れなくなります。
糖尿病の合併症に失明や手足の壊死があるのは、毛細血管に血が巡らなくなるからなのです。糖尿病の人の薄毛を治すのは難しい理由です。
▼特定の栄養素は発がんの恐れがある
ただし、サプリメントなんかで特定の栄養素を摂り続けていると発ガンの恐れがあるので、注意が必要です。
また、加工食品やサプリのように命のない食べ物は、イオン化されていないので吸収率がとても悪いらしいです。
例えば、ビタミンCのサプリを飲んだら黄色っぽい尿になりませんか?
と言うことは、現在TVCMや雑誌の広告なんかに出てくる便利な食事、美味しそうなスイーツ・ファーストフードにコンビニ食や焼き肉料理・野菜の代わりになると言うサプリ、
こんな食生活を続けていると、いつかはハゲると言うことですね。
▼だから、こんな食習慣が良い
できるだけ自分で作ることです。その上で、卵・納豆等の大豆製品・緑黄色野菜・魚介類・海藻類・キムチ・漬物・茸類・自然海塩・玄米等々ですね。
その上で、野菜は不足しやすいので、私のところで扱っている「どこでも野菜」のように原料の育て方が良くて、原料の栄養価を潰さない製法を採っている青汁が良いですね。
182号は平成24年(2012年)3月10日に配信したメールマガジンです。
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