274号:あなたのタイプは?

薄毛になりやすい人は、何らかのアレルギーを持っていて、体温が低く、皮膚の抵抗力・防御力・回復力が弱く薄毛になると治りづらいのです。薄毛の人は医薬品や成分の効果ではなく育毛方法を考慮する。

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あなたのタイプは?

273号では「あなた自身を振り返って下さい」として、体温を計ってみるこを提案しました。
計ってみました?

それで何度だったでしょうか?
35度台だったら、相当ヤバいですよ。下手をすると発ガンするかも。

36度5分を超えない

多くの人は、36度5分を超えていないでしょう。それだけ体温が低めの人が現代社会では増えているのです。

体温が低い人は、ご自身が持っている免疫力も弱いので風邪を引きやすく、引いたら治りも悪いです。インフルエンザ等の感染症にも罹患しやすくなります。

近年では、すぐに薬を飲む人が多いので、さらにご自身の抵抗力・回復力が低下している人が増えています。

ちなみに、私は風邪を引いたかな?と感じた時は薬を飲みません。

昔ながらの治療法を用いて自分の体の自然治癒力を高めて治します。ですから、治った後はすっきりと治っています。

毛の回復力を測る

実はこの体温の高低が、「あなた」の毛の回復力を測る目安になるのです。

体温の低めの人は、毛の回復力も低いです。理由は、体温保持の為にエネルギーが優先配分されるから。

毛は生きていくのに必要のないものなので、体温が低めの場合は、毛が育つ為に必要なエネルギーが一番最後に余った分が回ってくるのです。

一番最後なので、エネルギー不足の場合は回って来なくなります。35度台の低体温だと、エネルギー不足なので薄毛を治せなくなるのです。

皮脂の分泌能力が弱い

そして、薄毛の人は相対的に皮脂の分泌能力が弱く、皮膚の抵抗力や防御力も低いのです。

そんな人の体質は、何らかのアレルギーを持っていることが多く、アトピー体質とか喘息を持っていたりします。犬猫アレルギーやホコリアレルギー等々も。(子供の頃アトピーだったとか、小児ぜんそくだったも含みます)

そうなんです。
薄毛の人の中には何らかのアレルギーを持っていらっしゃるか、皮膚が弱い人が多いのです。

ご相談をお受けしていると8割くらいの人が、何らかのアレルギーを持っていて体温も低めです。

薄毛になりやすい人

以上のように、薄毛になりやすい人は、何らかのアレルギーを持っていて、体温が低く、皮膚の抵抗力・防御力・回復力が弱いので薄毛になると治りづらいのです。

こう言ったご自身のタイプのことを分かった上で、ケアに取り組んでいるかどうかがとても重要ですね。

皮脂を取るケアが薄毛の問題

皮脂は自分を守る為に必要な分泌物です。その分泌物がアレルギー体質や皮膚の弱い人は弱く少ないのです。

頭皮がテカっていても、皮脂の分泌量は少ないです。見た目ではなく、その人の能力の問題です。

少ないのですから、皮脂を取るシャンプーや育毛方法を採って、育毛剤を効かすケアを行っていると、頭皮がテカってきて、弱った頭皮をさらに弱めてしまいます。弱っている組織に無理強いする結果になるので、効果のある方法や製品で毛を無くすと言う皮肉な結果になってしまうのです。

育毛剤・発毛剤を使う前に読んで下さい。

平成27年(2015年)に出版した拙著「毛は増える!」の帯のところに、「育毛剤・発毛剤を使う前に読んで下さい。」と記述していたかと思います。

上述していることが分かっていたので、薄毛の症状をこじらせる人が少しでも減って欲しかったのです。

とは言いましても、すでに多くの方は育毛剤に頼る方法を採っていて症状を悪くしています。

先日お越しになったご相談者の方も、「超有名な大学病院の脱毛外来に行って診察してもらったけど、効果が望めるのはプロペシアとミノキシジル系の育毛剤しかない」と言われたとおっしゃっていました。

成分や製品の効果ではなく、育毛方法で効果を出していくのが大事なのにねぇ。

実際はそんなことはなく、ご自身のことを分かって、ご自身に必要な育毛方法を採れば何とかできるものです。

医療に画期的な方法や薬があると信じている人は多いですが、医師は薄毛を薬を処方できる対象としか診ていません。

ですから、医師は副作用のことや薬が効かなくなった後のことは全く知らないし考慮もしません。

知っていても患者にちゃんと説明する医師はほとんどいないです。その為、患者にも何の説明もなしに処方されることが多いようです(ご相談者に聞いた話です)。

あなたのタイプのことをお聞きになる医師はほとんどいないでしょうから、ご自分のことはご自分が理解した上でご自分で対処していくのが一番かと思いますね。

そんなお手伝いを弊社では提供しています。

274号は平成27年10月17日に配信したメールマガジンです。

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