275号:あなたの毛を作り育てる能力は?

毛を育てる力は個人差が激しく、毛を育てる力が弱い人の方が薄毛になりやすい。アトピーや喘息・皮膚が弱い人は皮脂の分泌能力も弱く毛を育てる力も弱い。

このカテゴリーの他のページへ
このサイトの他のカテゴリー

275号:あなたの毛を作り育てる能力は?

毛に元気が無くなってきたとか薄毛になったとか感じた時に、最初に見るべきところが今号のテーマです。

それは、あなたは毛を作り育てる能力が強い方?弱い方?か。

毛を作り育てる能力が強いか弱いかは、その人の生えている毛を見れば誰でもわかります。

  • 細くて柔らかい毛質の人は、毛を育てる力は弱いです
  • 太くて硬い毛質の人は、毛を育てる力が強いです

皮脂の分泌能力を見ても毛を作り育てる能力が分かります

  • 皮脂の分泌能力の弱い人は、毛を育てる力が弱いです
  • 皮脂の分泌能力の強い人は、毛を育てる力が強いです

ここで言う皮脂の分泌能力とは、頭皮が「テカっている」とか「テカっていない」のではなく、その人が元来持っている能力のことです。

現代人は頭皮がテカっているのに、皮脂の分泌能力が弱い人が多いのです。

見た目だけでは分かりませんので、アレルギーの有無とお肌の弱さ加減で判断して下さい。

皮膚の弱い人とアレルギーを持っている方は、皮脂の分泌能力が弱い場合が多いです。

薄毛になりやすいのは毛を育てる力の弱い人

薄毛になりやすい人は、毛を育てる力の弱い人です。

上記のように、薄毛になりやすい人は皮脂の分泌能力が弱いのですから、外部からの作用や刺激に負けやすいのです。

皮脂を取る行為や製品・カラー・育毛剤の作用等々に負けやすいと言えます。

元々毛を育てる力が弱いところに、上記のような刺激・作用を与えているとさらに弱ってしまうので、薄毛になりやすいのです。

だから、毛を育てる力の弱い人は、皮脂を取ったり・皮脂を取る作用の強いシャンプーを使うと駄目で、カラーや縮毛矯正・育毛剤の作用に頼るケアをしてはいけないのです(育毛剤を使ってはダメではなく、育毛剤の作用に頼るケアがダメなのです)。

育毛剤の効果で毛が増えるのは毛を育てる力が強い人

反対に、毛を育てる力の強い人は皮脂の分泌能力が強いですから、外部からの作用や刺激・作用を防ぐ力も強いです。

カラーをしても何ともないのがこんな人です。その為、皮脂を取って育毛剤を効かすようなケアで、毛が戻ることが多いのも毛を育てる力の強い人です。

ただし、皮脂を取って育毛剤を効かすようなケアはあくまでも対症療法なので、1度戻ったとしても、しばらくすると再度薄毛になってきます。

1度目、2度目くらいまでは効果が出ることがありますが、3度目以降はないと思った方が良いですね。

ですから、育毛剤の効果で戻った人がいた場合は、その人の体質や毛を育てる力が強いのか弱いのかを調べて下さい。

毛を育てる力が強い人が戻ったところで、大多数の毛を育てる力の弱い人の参考にはなりません。

毛を育てる力が弱い方の人の特徴

どんな人が皮脂の分泌能力が弱くて、毛を育てる力が弱いでしょう?
それは以下のような人です。

  • 何らかのアレルギーを持っている
  • 子供の頃アトピーや喘息だった
  • 皮膚が弱い
  • エアコンが苦手
  • 夏場の暑い時期にコンビニに入るには抵抗を感じる
  • 仕事場のエアコンには抵抗感がある
  • 季節の変わり目に体調を崩しやすい
  • 風邪を引きやすく、治りにくい
  • 血の気のないような顔色をしている

ざっと上げただけでも上記が思い浮かびます。
こんな体質の人は、拙著に書いているようなケアに出来るだけ早く取り組んで欲しく思います。

275号は平成27年(2015年)10月31日に配信したメールマガジンです。

【育毛方法を探るコツ:270号~289号】の他の記事

非常識な育毛読本
育毛相談の資料
業務提携資料請求
無料サービス