150号:育毛剤や情報の売れ数はあなたの薄毛を治せない。

自殺者3万人とはどう感じる数字 いきなりで申し訳ないですが、年間の自殺者は3万人を超えています。例えが悪いので恐縮しますが、分かりやすいので自殺者の数字を出しました。 3万人と言ってもピンとこないでしょうが、知り合いの方 […]

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自殺者3万人とはどう感じる数字

いきなりで申し訳ないですが、年間の自殺者は3万人を超えています。例えが悪いので恐縮しますが、分かりやすいので自殺者の数字を出しました。

3万人と言ってもピンとこないでしょうが、知り合いの方の友人と親戚に・友人の友人にとかに自殺をした人がいると聞いたことがないでしょうか?

3万人は身近にいる数字

私には、今思い出すだけでも亡くなられた方が2名いて、直接の知り合いで今が元気ですが自殺を計った人が
一人います。

3万人と言うと多いのか少ないのか判断に困りますが、どれだけ身近なものなのかを判断する基準にはなります。3万人と言うと、それだけ身近な死亡原因なのです。

これを言いたかったので、3万人と言う数字を出しました。
ここからが本題です。

リアップは10年で4500万本以上

さて、私がこの仕事を始めて間もない頃、かの有名なリアップが「日本初の発毛剤」として発売され、史上まれにみる驚異的な売り上げを上げ話題になりました。

1999年の頃です。育毛剤と言う市場も4倍から5倍に大きくなったのです。

聞くところによると(朝日新聞1999年11月10日朝刊)、
●販売数は発売5か月で400万本(使用者は約100万人らしい)と言います。

使用者は3万人の30倍以上ですから、あなたの身近な友人や知人で、使っていた人は非常に多いということですね。

これだけなら、単なるマーケティングやプロモーションの良い悪いの話になります。が、これだけ売れたのに、薄毛の人が減ったのかどうか?ってことです。ここが一番大事なところですよね。

初代リアップから、リアッププラス、そして、今リアップ5と代替わりをしてきていますから、リアップ経験者はすぐそばにいらっしゃると思います。

ちなみに、発売後10年で総販売数は4500万本以上だそうです。
・・・・すごい!

あなたの友人の中で、リアップを使ったことがある人は、一人や二人くらいはいるのでは?と思います。当然、あなたも経験者の可能性が高いです。

ここまでは、リアップの話です。

ここからは、いわゆる情報商材と言うやつ。

つい最近、どこかの美容師さんが、
「1万人に助言してきて薄毛を治したノウハウ」と言うような情報商材を出していました。

また、育毛の経験者の方が、同様に
「1万人が経験した発毛の方法」と言うような情報商材を出しています。

かたや、どこかの理容師さんが
「7503名に助言して薄毛を治した方法」とか

どこかの育毛の経験者の方が、
「5000名に提供してクレーム0のノウハウ」とかいう情報商材を出しています。

これで情報商材で薄毛が治った人が3万人を超えています。「ほんまかいな!」と思いますが、その販売ページには、はっきりとその数字を書いています。

お店の周辺に薄毛の人がいなくなる?

美容師さんや理容師さんは、お店を持っているわけですから、お店の顧客に対して当然お世話しているはずです。全国規模で3万人と言えば身近な数字になりますから、お店なら300人くらいでそのお店が立地している営業エリアには薄毛の人がいなくなるってことです。

私がちょっと調べただけでの数字ですから、もっと多くの情報商材があるはずです。

情報商材で薄毛を治した人はないのでは?

と言うことは、リアップではありませんが、あなたの身近な人の中に情報商材で薄毛を治した人がたくさんいるということですね。

ところが、そんな人はどこにもいない。ここまでは、いわゆる経験者のノウハウ販売です。

次に女性向けの育毛剤です。

女性用の育毛剤で有名なのに「リリジュ」と「柑気楼」があります。
●リリジュは500万本以上
●柑気楼は540万本以上

この数字はメーカーが掲載している数字です。3万人の約15倍くらいですから、リアップほどでもないが、使っている人が身近にいると言えます。

はたして、女性の薄毛人口が減ったのかどうか?

この数字をどうみるかは、読者の方々の判断にお任せしますが、私が感じることを書きますね。

育毛剤や育毛の情報商材が売れても薄毛人口は減らない

たぶん、ちょっと使って止めた人もいるだろうし、渡り歩いている人もいらっしゃると思います。だから、数字が大きくなるのだろうと思えるのです。

これだけの数字の人が薄毛を治したのなら、薄毛人口が激減してしまい、私なんか干しあがってしまいます。ところが、ご相談にいらっしゃる人の数は減ることはありません。

画期的とか、すごいとか、評判の育毛剤や情報商材が出ると、一時期ご相談者が減ることはありますが、その後には評判の育毛剤や情報商材のご相談ばかりになります。

そして、またご相談者が増えるのです。

ですから、薄毛を本当に治せた人は、それぞれ出てきている数字の1割にも満たないのでは?と思うのです。

それ以上に怖いのは、後遺症が残っている人が多く、難治性にしてしまっている人が多いことです。

前号で書きましたが、敵を知り己を知って下さい。武器の性能だけに頼るだから負けているのです。

ちなみに、私は過去計6000名くらいの人のご相談を受けましたが、私の指導をお受けになったのは1割5分程度です。そのうち何人が改善したでしょう?
それは秘密。

150号は平成22年(2010年)10月24日に配信したメールマガジンです。

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