毛は常に抜けて生え変わっている
抜け毛は増えたり減ったりします。多くの人は春先や夏から秋口には抜け毛は増えますよね。でも、抜け毛が増えても毛は減りません。普通は。
何故抜け毛が増えても毛が減らないのか?
それは、ちゃんと毛が生え変わっていて、抜ける毛以外の毛が抜けた毛と同じように育っているからです。この時にPointになっているのが、抜けている毛ではなく、それ以外の毛だと言うこと。
抜ける毛は寿命を終えているわけですから、こんな毛は抜けてちゃんと生え変わる方が良いのです。それよりも、抜ける毛以外の毛が育っている必要があるわけですね。
抜け毛が増えて毛が薄くなる時は?
簡単に言ってしまうと、抜ける毛以外の毛が育たなくなっている時に薄毛になります。育たない毛が段々と増えてくるから薄くなっていくのです。
では、どうして薄くなる時に抜け毛が急増することが多いのでしょうか?
毛の成長期の問題
多くの人は、薄くない時には多少抜け毛があっても気にしませんし、薄くなる前には抜け毛が目立たない期間が続いています。要は、成長期が短くなって早めに寿命を終えている毛が、抜けずに刺さっているだけになっているのです。
成長期が短くなっているので、次に生え変わる毛が生まれていない状態で寿命を終えているのです。そのような頭皮だから、刺さっているだけの毛が増えている状態で育ってきている毛は、血行が悪いので細くなりさらに成長期が短くなっているのです。
ここでのPointは、いきなり細くなったり成長期が短くなったりするのではなく、段々と少しずつだと言うこと。
その為、頭皮の環境が変化すると、刺さっているだけの毛が一気に抜けるのです。その上、頭皮に残った毛は、細くて成長期が短くなっているので一気に薄くなります。例えば、以下のような時です。
- シャンプーを替えた
- カラーやパーマ、植毛矯正をした
- 無理なダイエット
- 転勤等で生活環境が変わる
- 過度なストレス
- 妊娠・出産
薄くならなくても、上記のような環境が変わると、抜け毛は増えやすいです。でも薄くなる場合とならない場合があります。薄くなる場合は、抜ける毛以外の毛が育っていない時。
抜けても次に生え変わって来る毛が、本来の毛になるような育毛方法を採って下さい。