抜け毛に対する捉え方は?
あなたは、抜け毛に対して、どんな捉え方をしているでしょうか?毛が抜けるのは嫌ですか?抜け毛が気になって仕方がないですか?抜け毛が減れば毛が増えると思っていますか?
毛は抜けるものなのに、どうして抜け毛を予防しないといけないのでしょう?
抜け毛とは次の毛のことを言います
簡単に言えば、「死んでいる毛」「これ以上育たなった毛」「寿命のきた毛」が抜けるのを抜け毛と言います。
とすれば・・・・。「寿命を伸ばせば!」「育つようにすれば!」「死なないようにすれば!」「抜け毛がゼロに近づくから毛を増やすことができる」と考えるあなたは、毛を無くす素質を十二分に持っています。
なぜか?
人間の体と同様毛も死ぬまで新陳代謝を繰り返して、古い細胞から新しい細胞に生まれ変わっているからです。
毛は死んだ細胞の塊
毛は、所謂毛母細胞の中で作られていますが、その中身は角質が固まって繋がって伸びているものです。皮膚表面の角質層と同じなんですね。発生学的には、毛は皮膚が陥没してできたものらしいので、同じ角質なのが分かります。
皮膚の角質層は常に生まれ変わっています。表面の皮膚が剥がれ落ちて、基底層から順番に表面に新しい角質が出てきて、新しい角質層を形成しているのです。この生まれ変わりが正常に行われていることで、綺麗なお肌が保たれているのです。
生まれ替わるのが抜け毛
古い毛から新しい毛に生まれ変わっているのが抜け毛で、皮膚の生まれ変わりに正常な周期があるように、毛の生まれ変わりにも正常な周期があるものです。その周期でちゃんと毛が生まれ変わっていれば、綺麗な毛を維持できるのです。
だから、抜け毛はあるのは当たり前で、抜け毛が無くて毛が増えることはないのですね。ただし、気をつけたいのは、毛の生え変わりの周期は皮膚のように一律ではないので、全ての毛が一回生え変わるには、相当な年月がかかります。
育毛で間違ってしまうのは、毛の生え変わりが非常に長いのに関わらず、「薄毛の人」が望む求める効果が早くて高いから。
育毛の効果は、抜け毛の周期の中で出る
育毛の効果を、ご自分の希望する範囲でしかみていないから、上手く行かないのです。育毛で失敗しないためにも、次のページでもう少し詳しく抜け毛に対して記載します。