薄毛になる3番目の予兆:季節に関係なく抜け毛が少ない、目立たない
薄毛になる予兆の第一段階と第二段階は以下通りです。
- 105号:第一段階『髪の毛が痛みやすくなること』
一番最初の薄毛になるであろうスタートライン。まだこの段階では薄くなるかどうかは分からないが、他に、個別に違う要因がたくさん絡むと、薄くなる可能性が高まるのですね。
- 106号:第二段階『細い毛しか作れなくなってくる』
『毛に腰がなく、元気を感じなくなって』分け目の地肌が目立ったり、つむじの地肌が目立ったりするようになる。が、抜け毛に明らかに細い毛が目立ってくるには、『ここから2年~5年くらい経過してから』。こうして確実に薄くなる段階に入っていくのです。
以下のような原因が絡めば絡むほど薄毛になる
- 髪が痛むのは、ドライヤーの熱の為だからと自然乾燥していたり
- サプリやジャンクフードばかりの食生活が長く続いていたり
- 不規則な生活習慣が当たり前になっていたり
- 「あなた」が、●●●●●体質であったり、
- 「あなた」が、ひどい●●●であったり、
- 「あなた」が、●●●や●●●であったり、
- 等々
今号では、三番目に出てくる段階を書きたいと思います。
実は、三番目と言っても、二番目くらいから出ている人が多い現象でもあります。前回も書いているのでお分かりかと思います。
何か?
それは、多くの人が薄毛になった時に望むことです。
『抜け毛が減る』のです。
抜け毛が目立たなくなる期間が、結構長く続くようです。全ての人が、そうなるのではありませんが、比較的抜け毛が少な目で推移することが多いようです。
その推移の特徴は、年がら年中抜け毛が少な目だと言うことです。
抜け毛は季節によって増減するのが普通
普通、季節によって、抜け毛は増えたり減ったりしますよね。
ところが、この第三段階になると季節に関係なく抜け毛が少な目で推移して、何年間か続く場合が多いのです。
「何年」と書いていますが、これは、ご相談者にお聞きしての話です。「何年かは分からないけど、抜け毛が増えて薄くなる前はほとんど抜け毛が無かった」と訴えられる人が多いのです。
お話から想像すると、たぶん、毛が多かった時には抜け毛を気にしていなかったか、もしくは
頭皮が弱って細い毛しか育たなくなってきているのは、毛の生え変わりも衰えて、抜けるべき毛=死んでいる毛が残るようになってきていたかでしょう。
その為、薄毛になる前には抜け毛が減っていることが多いのです。
毛は必ず抜ける
とは言っても、必ず毛は抜けるので、いくらずつはか毎日抜けていたけど、本当に少しずつ普通に抜ける毛が減っていたのしょう。でも、やっぱり、この段階になってくると
抜け毛が少ないのに不安が膨らむ
- 抜け毛が少ないのに、
- 毛に元気がないような気がするし
- 分け目が広がっているようにも見えるし、
- 抜け毛に細い毛が目立ってきているように感じるし
でちょっと不安になってきます。が、抜け毛が少ないので、そんなの「気のせいだ」と考えてしまいます。
周りから薄毛を指摘され始める
地域や個人にもよるでしょうけど、関西人なら、「お前危ないんとちゃうか?」とか、「あんた、どうしたん?」と友人が声をかけてくるのも、この時期です。
こんな時に、ちょっと不安でもあるので、
- シャンプーを変えたり
- 育毛剤を使ったり
- 育毛のケアに取り組んでみたり
する人もいらっしゃいます。そんなこと考えずに、
- いつものようにカラーや縮毛矯正をしたり
- ちょっと太り気味だからとダイエットしてみたり
等々すると、第四段階の薄毛が発症する症状が出ます。それが次回のテーマです。
こんな段階でのご相談は避けて欲しいですね。理由は次号をお読み下されば分かります。