育毛剤を効かす為に皮脂を取るのは負担が大きい
大抵の人は、育毛剤を効かそうとして、皮脂を取ることを優先します。ところが、そういった方法は頭皮を弱めてしまい、かつ毛の生育に必要な成分も取り去ってしまうので、育毛剤が効いているのに毛が無くなっていくようになります。
単に育毛剤を使うだけは効果が見られない
また、シャンプー後に育毛剤を単に使うだけでは、効いているのかどうかが分かりません。1ヶ月2ヶ月使っても変わらないので、他の育毛剤を探し渡り歩きますが変わりません。
探せば発毛率80%
昔と違って、今はネットを利用すれば有益な情報を得られるので、ネットで効果のありそうな育毛剤を探します。
するといろんな効果のありそうな育毛剤が出てきます。迷ってしまうくらいですが、一番効果のありそうな「発毛率80%」のものや使用前使用後の写真を掲載しているものを使い始めます。
発毛してくるが・・・
2ヶ月3ヶ月使っていると、産毛らしきものが発毛してきて、毛にもハリが出てきます。
「これはいける!」と期待して使い続けていると「あれ?頭が赤い、かゆい、かぶれた、フケだらけ」になってしまい育毛剤の使用を中止します。
育毛剤の作用で発毛した毛は一気に抜けていく
頭皮に異常が出てきて何もできない上に、せっかく発毛した産毛も一気に抜けていくだけでなく、生えていた毛までもが抜けていき、どうしようも無くなっていきます。
育毛剤の作用に頼って生えた毛は、頼るものが無くなると抜けます。その上、育毛剤の作用が強ければ強いほど、生えている毛にも強く影響を与えますので急激に進行する結果になってしまいます。
もっと悪いのは育毛剤を効かすような使い方
皮脂が育毛剤の浸透を妨げているからと言う理由で、皮脂を取り毛穴掃除をして育毛剤を使う方法を採る場合も多いです。
皮脂を取り除くと毛が育たなくなる
確かに皮脂の分泌が育毛剤の浸透を妨げているのですが、皮脂を取り毛穴を掃除すると言うことは、洗浄成分も浸透しやすい環境を作っていることでもあるので反対に毛母細胞を痛めるもとにもなります。
洗浄成分を使わないで皮脂を取り除く方法もあります。が、最初は効果が見られるが過剰に皮脂を取り除くことで防御力が次第に衰えてくるので途中で効果が見られなくなり、急激に進行する結果にもなっていきます。
育毛剤の効く頭皮で使うと効果的
薄毛の人の頭皮は、育毛剤の効かない弱った頭皮なのです。そこを無視して無理強いするように強い作用や刺激を与えるから頭皮は反発するのです。それが頭皮の上記の異常となって現れます。
育毛剤は効く頭皮で使わないと効果が出ないのです。体が弱っているときには薬は効きませんから、薬と一緒ですね。
効果が継続することで結果に繋がる
育毛は、ずっと効果が出続けないと毛は増えない上に、増えた毛を維持できないのです。1年程度効果があってもダメで、3年4年5年・・・、と効果が持続する方法を採ることで始めて毛が増えてきて維持できるようになります。