抜け毛を減らすことを目的にすると・・・
日々ご相談をお受けしていますと、多くの人が言葉にすることがあります。
何だ?と思います?
それは、「ここの毛が抜けて」とか「抜け毛が」とか、枕言葉のように『抜け毛』と言う言葉を使ったり、『抜け毛』と言う言葉に修飾区が付いてくるご相談が非常に多いのです。
毛が抜けるのが悪いと洗脳されている
まるで、毛が抜けることが悪いことのように認識されているか、洗脳されている人が多いのです。
私のカウンセリングは、この認識を改めてもらうことと洗脳からの開放から始まります。
理由は、抜け毛が減っても毛は増えないし、毛が抜けるから薄くなるのでもないからです。このことは、実際に薄毛の人の毛が回復するお手伝いをしていて分かった真理です。
抜け毛を気にしている人は失敗しやすい
ちなみに、毛が抜けることと●●●の問題を一緒に考えないで下さいね。それと、抜け毛を気にされている人ほど上手くいかずに、ドロップアウトしてしまうからです。
もう4年くらい前になるでしょうか?
お電話でご相談で、抜け毛のことばかりを気にされている女性の方がいらっしゃいました。
この方は、「毛が抜けるのが怖い」とおっしゃっていました。その為、「抜け毛を無くす方法はないものか?」とご相談下さったのでした。
これって、完璧にTVのCMや育毛剤の広告等による洗脳以外何ものでもなく、オウム真理教による洗脳教育のように、あやつられてしまった極端な事例です。
育毛サロンじゃなく薄毛発症サロン?
そして、もっとひどいのは、この方が通った育毛サロンのスタッフの言葉です。「この洗脳教育の片棒を担いでいる」と言っても過言ではありません。
この女性の方は、9月頃に抜け毛が急に増えて怖くなったので、その育毛サロンに通ったらしいです。4ヶ月程度ケアを行うと抜け毛が減ったらしいのです。
そこで育毛サロンのスタッフに言われた言葉が、「効果が出てきて抜け毛が減りましたね」だったのです。
私から言わせるなら、こんな表現は詐欺に等しいと思いますね。
毛は抜けたり生えたりしながら増えるし薄くなる
理由は、抜け毛なんて増える時には増えるし、減るときには減るものだからです。急激に抜け毛が増えている頃があっても、何もしないで放っておくだけでも抜け毛は減っていきます。が、また抜け毛は増えます。
薄くない人なら、これが普通です。
特に、この女性が通い始めた頃は誰でも抜け毛が増える9月と言う季節ですし、抜け毛が減った時期は誰でも抜け毛が減る1月と言う季節だから、ケアの効果で「抜け毛が減った」と特定することがおかしいです。
そして、そして、そのサロンは毛を減らすサロンではありませんよね。
薄くなった毛を増やす為に、悩んでいる人が通うサロンですよね。
抜け毛が減ることが毛が減ることに繋がるとするなら、この育毛サロンは薄毛発症サロンになってしまいます。
長くなりましたが、ここからが今号の本題です。
抜け毛が減れば毛が増えるは嘘
さて、読者の皆さんは、抜け毛が減れば毛が増えると思いますでしょうか?
もし、そう思うならその理由は何でしょうか?
- 抜け毛が減って生えてくる毛が増えれば、プラスマイナスで本数が増えるからでしょうか?
- 毛が抜けて薄くなるから、毛が抜けなければ減らないからなのでしょうか?
ほかにもあるかもしれませんが、これって、あまりにも「あなた」の都合で考えていません?
抜け毛を減らす=生え変わってくる毛を減らす
結論を言いますね。
毛が抜けることと毛が生えてくることは、表と裏の関係にあります。
抜ける毛は必ず生え変わってきますし、生え変わってきた毛は必ず抜けるのです。
ということは、抜け毛を減らすと言うことは、生え変わってくる毛を減らすことに繋がるのです。
だから、上述した育毛サロンは「抜け毛が減ることが効果だ」と言っているのですから、薄毛発症サロンだと言えるのですね。
詳しくは、以下の無料レポートに書いています。ご参照下さい。
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でも、現実には抜け毛が増えて薄くなることも多いし、毛が抜けていくことで薄くなっています。
結果だけでなくプロセスを見ることが大事
だからこそ、多くの人は抜け毛を問題にしているのですが、「毛が抜ける→●●●●●●●●●●→薄くなっていく」と言うように、抜ける現象と薄くなる現象の間に非常に大事な現象があります。
多くの人は結果と症状しか見ていないので、一番肝心な薄くなっていく時のプロセスを見ていないのです。
このプロセスが分かっていれば、世に出回っている情報のほとんどは嘘情報だって分かりますよ。
このメールマガジンは、平成21年(2009年)3月22日に配信したものです。