142号:プロペシアとミノキシジルが皮膚科医の指針?

ミノキシジルで皮膚を悪くしプロペシアで体調悪化 今号のテーマを書こうと思ったのは、以下の2つの理由からです。 プロペシアとミノキシジルが一番性質(タチ)が悪い。 新聞の紙面上で製品名が出て、勧められている。 男性型脱毛症 […]

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ミノキシジルで皮膚を悪くしプロペシアで体調悪化

今号のテーマを書こうと思ったのは、以下の2つの理由からです。

  • プロペシアとミノキシジルが一番性質(タチ)が悪い。
  • 新聞の紙面上で製品名が出て、勧められている。

男性型脱毛症診療ガイドライン

実は、今このマガジンを書いている手元に、日本皮膚科学会が作成した「男性型脱毛症診療ガイドライン(2010年版)」と、2010年4月14日の読売新聞の朝刊の社会面があります。

一通り読んでみましたが、私が現場で見て感じることと、ここに書かれていることとには非常に差があり全く正反対になるのですね。

医学の研究者がおっしゃっているのが正しいのか?それとも、私が見て感じたことが正しいのか?どちらなんでしょうか?

新聞紙面上にメーカー名と製品名が載る不思議

ただし、一番の問題は新聞です。通常いわゆるマスコミと言われるもの中でもTVや新聞は公共性が非常に高いので、特定のメーカーや販売元の製品名を具体的には出さないはずです。

広告ならいざ知らず、ちゃんとした紙面なんですからね。

ところが、2010年4月14日の読売新聞の朝刊の社会面では、日本皮膚科学会のガイドラインで「強く勧められる」と成分名で表記されているのに、新聞紙面上では具体的な製品名として掲載されているのです。

ブログでは成分名でしか書かなかった

私のブログ=「育毛の道案内人」を読んでいらっしゃる方ならお分かりだと思いますが、以前は製品名を具体的には書きませんでしたが、この新聞が出てから製品名を明記するようにしました。

特にプロペシア(フィナステリド)とリアップ(ミノキシジル)です。

実際、新聞紙面にはこの2つの製品名だけは具体的に掲載されています。

ある程度お金が絡んでいるのかな?なんて思いながらも、NHKで放送されていたらしいので問題ですよね。(NHKで製品名が出ていたのかどうかは知りません)

マスコミが取り上げるくらいなんですから、相当注目度が高いガイドラインなんでしょう。

ガイドラインについての感想

これはさておき、日本皮膚科学会のガイドラインについて感想を書きたいと思います。

ガイドラインの主旨を結論から言いますと

対症療法的効果が見られ、重要な副作用が見られなかったのがフィナステリドとミノキシジルだから、この2つを男性型脱毛症の治療の方針にするが良い。

と言うものです。

「え~!本当かよ!」と思うのは私だけではないでしょう。

確かに、前半部分の1年2年くらいまでの効果なら認めざるを得ません。ご相談者の8割9割くらいの人は、効果をみとめていらっしゃいますからね。

副作用はたっぷりあるのに

でも、「重要な副作用が見られない」とは誰も認めないと思います。

この副作用が重要だからこそ、「最初は良かったのですが続かなくて・・・」と、結局毛を無くされている人が出てくるのです。

ガイドラインでは、重要な副作用は無いか微々たるものと記載されていますが、決してそんなことはないと感じます。

ご相談者から聞いた副作用

ミノキシジルに関しては、確かに発毛効果はガイドラインに掲載されているとおりあるようです(ご相談者から聞いた話)。
が、そのあとが問題で、

  • 頭皮が真っ赤になる
  • 至るところに吹き出物ができる
  • 異常に痒くなる
  • 発毛した毛が一気に抜けていく

こういった症状を訴える人が多いです。中には、「心臓がドキドキしたので止めた」とおっしゃる人もいました。

リアップを使っていた部位が戻らない

また、ミノキシジルを使っていらっしゃった場合、のちのケアではリアップを使っていた部位だけが改善しませんし、その部位だけが異常をきたすことがあります。

そして、10年以上前の話ですが、リアップが発売され驚異的な売り上げを記録した時には、ご相談の内容はリアップに関するものが9割でした。(週に30件前後の相談があり、それが3カ月程度続いた)

有害事象の発生頻度がたくさんあるのに

それも、上記に書いた副作用・後遺症を訴えていらっしゃる人が、そのうちの6割~7割ありましたから、ガイダンスで言っている「有害事象の発生頻度に有意差は認められなかった」とは信じられないのです。

それも12カ月・24カ月の治験があって、実例が300例・20,000例もあって有意差がないなんて信じられません。

次に、フィナステリドです。が、このままだと非常に長くなり過ぎるので、次号に持ち越したいと思います。

プロペシア(フィナステリド)については、ブログ=育毛の道案内人でも書いていますのでご参照ください。

142号平成22年(2010年)6月5日に配信したメールマガジンです。

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