育毛効果では薄毛は治らない 育毛効果があれば増えると思っていらっしゃる方が本当に多いですね。 このメールマガジンのバックナンバーを読んでいらっしゃる「あなた」も、そう思っていらっしゃいませんか? 育毛効果があると増えると […]
育毛効果があれば増えると思っていらっしゃる方が本当に多いですね。
このメールマガジンのバックナンバーを読んでいらっしゃる「あなた」も、そう思っていらっしゃいませんか?
育毛効果があると増えると考えていらっしゃる方に、すっぽりと抜け落ちているものがあります。
それは何かと言うと、育毛の主体である「あなた」が抜け落ちているのです。
正しく表現するなら
以前、このメールマガジンで記述した「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なんですね。
この2つが分かることで、「あなた」の薄毛の原因・問題点を解消する育毛効果のある製品や方法が分かり、効果的に育毛のケアを行うことができるのです。
ところが、実際上は「効果のある育毛剤探し」をしている人が多いです。こんなキーワードで検索をかけると出てくるのが、以下のような育毛剤です。
育毛効果があるのでしょうが、「あなた」の薄毛を治すことにはつながらないと思います。
だって、「あなた」のことが分かって作られているわけではないから。そして、一番大事なのは薄毛の人の頭皮は育毛剤が効かない頭皮だから。
育毛剤が効く頭皮なら、薄毛にはなっていないわけです。
要は、「あなた」のことが全く分からないのに、育毛効果があると言われている育毛剤や方法が薦められるのです。
育毛剤にしろ、育毛方法にしろ、紹介されり説明されたりする製品や方法には育毛効果があるのでしょう。
ところが、全て以下のことが抜け落ちているのです。
平成26年(2014年)で15年以上ご相談を承っていますが、「敵」と「己」のことを分かってケアをしている人に、出会ったことがありません。
「敵」「己」を分かることをさておき棚に上げてしまい、育毛効果中心で探して、毛を無くしている人ばかりです。
そう言った意味で、育毛サロンや美容外科もひどいものです。
先月いらっしゃった方で育毛サロンに通われていた方は、皮脂を取るシャンプーを長年使ってきて、その為に頭皮が荒れて痒みが出ているのに、さらに皮脂を取り育毛剤を使うケアをされていたのです。
そりゃ、痒みがひどくなって、毛が無くなります。
昨年12月にお越しになった美容外科に通われていた人は、脂漏性湿疹・皮膚炎で抜け毛が増えて薄くなっていたのに、プロペシアとミノキシジルタブレットを処方されてさらに症状が悪化していました。
脂漏性湿疹・皮膚炎なのに、飲み薬を処方するなんて信じられません。
他にも、皮膚が弱くなっていて毛の育ちが悪くなっているのに、リアップを使って発毛させようとして駄目にしている人は数多くいらっしゃいます。
育毛効果を求める気持ちは分かりますが、あまりにもご自身のことを知らなさ過ぎです。
あくまでも私が見た中で、「こんな言葉を使っている情報は駄目ですよ。」と言うのを紹介します。
2005年までは、日本の皮膚科や美容外科では、薄毛治療に処方できる薬が無かったのです。
プロペシアとリアップが出来たおかげで、処方できるようになっただけです。
おかげで薄毛を治した人が増えたのなら良いですが、治せない頭皮と心身にしてしまった人が増えています。
薄毛と言うだけで、何も問診しない・AGA検査もしないですぐに薬を処方する医師は信用しない方が良いです。
同様に、男性の薄毛の原因は男性ホルモンだけだ、と言う情報も信用しない方が良いです。
医薬部外品として指定されるには、厚生労働省の認可が必要です。
認可されているからと言って、その製品が良いとは限りません。有効成分の配合比率が決められているからです。
こう言った言葉は、あくまでもその製品に権威を与えて、優位性を訴える為に使われているだけで、記事を書いたり紹介しいている人は何も知らないのです。
243号は平成26年(2014年)8月9日に配信したメールマガジンです。