性欲を満たすには?ストレスを解消。 今号のテーマを見ると、多くの方はアダルト系に話と思ってしまうでしょう。が、私は強いストレス環境が全身の血行・血流を悪化させてしまい、人が生きていくのに必要な三欲のうちの性欲を減退させて […]
薄毛になるような人は、この季節に抜け毛が急増して薄毛になってしまう人がいます。
ところが、同じように夏場から秋にかけて抜け毛が増えているのに、薄毛にならない人もいます。
何が違うのでしょうか?
昨年・一昨年もしくは過去数年の間、夏場から秋口にかけては特に抜け毛は気にならない状態が続いていることが多いです。
ずっと夏場から秋にかけて抜け毛が多かったのに、今年に限って薄くなってしまったと言う人はあまり聞きません。
こう言った方は、ずっと夏場から秋にかけては抜け毛が多いのが普通で、特別に変わったことがないのですね。
<p>抜け毛の多い・少ないではなく、抜け毛の中身の変遷を見比べてみるとどうなるでしょうか?
数年の間は、年がら年中気になるほどの抜け毛が少ないのに、毛に元気がないような感じになっていた。
たまに目に付く抜け毛は、細い毛であったのが、昨年くらいになると、細いだけでなく短くて先が尖がっているものが目立つ様になっていた。
そう感じていたら、今年の夏場から秋にかけて今まで経験したことのないくらいに抜け毛が増えて、一気に薄毛になってしまった。
夏場から秋にかけては毎年抜け毛は多いが、毛に元気もあるし、抜けている毛の太さも長さも揃っているものがほとんどで気になるようなものはほとんどない。
今年も、同じように夏場から秋にかけて抜け毛は多いが、例年通り太さも長さも同じような毛が抜けている。
私の運営しているブログでは、夏場になると「夏 抜け毛」で検索している人がとても多いです。
それだけ、抜け毛が増えると透け具合が広がるので、気になっている人がとても多いのだと思いますね。
世間的にも、抜け毛が減ることが毛が増える為の効果だ、と言う情報が多いので仕方がないのかもしれません。
弊社のご相談者の方でケアをしている人の中にも、夏場から秋にかけては抜け毛が増えてボリウムダウンし、透け具合が広がる人が多いです。
でも、ケアをちゃんと続けている人は、抜け毛が増えながらも段々と毛が濃くなっていきます。
抜け毛が増えて薄くなる人と抜け毛が増えても濃くなっていく人と何が違うのでしょうか?
それは、「毛の元気度」と「抜けた後に生まれ替わってくる毛の質」が違うのです。
「毛の元気度」に影響を与えているのが、頭皮と心と体の健康です。
この3つが健康だからこそ、頭皮の栄養状態が良くなるので、毛が太く・成長期も長く育つ様になっていくのです。
頭皮が良い状態なのに、毛が元気になり成長期が長く育つ様にならない人は、心か体の健康に何らかの問題があると思います。
抜け毛が増えて薄くなる人は、頭皮・心・体が不健康になっているので段々と毛が育たなくなっていくのです。
薄毛の始まりが、「毛に元気が無くなり」「抜け毛が減り始める」ことの2つです。
毛に元気が無くなるのは、頭皮の栄養状態が悪化し始めること。栄養状態が悪いのですから、代謝も悪くなります。だから、抜け毛も減るのです。
頭皮の栄養状態が悪化して代謝も落ちてきますから、最初は細い毛にしか育たない毛に生まれ替わっていきます。
それが一巡すると(一巡にかかる時間は、男性で2年~3年、女性で4年~5年)、今度は短くしか育たなくなってきます。成長期が短くなってくるのです。
相談室に初めてお越しになった方の場合、マイクロスコープで頭皮を見ます。
すると成長期が短くなっている毛の毛穴は、毛穴だけになっているのが見えることがあります。こんな毛穴が増えてくると、急速に透け具合が進行していきます。
5センチくらいで半年前に芽を出した抜け毛ならまだ回復可能です。ところが、2センチ3センチで抜けている毛が多いと、回復できる毛は5割あるかどうかになってしまいます。
ですから、育毛は早い方が良いのです。早い方がかかる費用も少なくて済みますし、改善にかかる期間も短くて済みます。
以上のことから、効果的に育毛をするなら抜け毛を減らすのではなく、次に生まれ替わってくる毛がちゃんと育つ様に、頭皮・心・体の健康を考えたケア法を採る方が良いのです。
ただ、心と体の健康の育毛への影響は、じわじわりとしたものなので体感しづらいです。気がついたら効果に繋がっていたと感じるのが普通です。
ただ、一つだけ難儀なことがあります。それは、薬です。
プロペシア等のフィナステリド製剤やリアップ等のミノキシジル製剤をお使いになっていた場合には、初期の状態だと思っても、良い結果に結びついた経験がありません。
これら以外の薬(例えば、心療内科で処方される薬、内科で処方される薬)を飲んでいると、あまり良い経過を辿りません。
やっぱり薬は究極の化学物質で、体には毒だからだと思います。薬を使わない治療法やケア法を採る方が良いように思います。
246号は平成26年(2014年)9月20日に配信したメールマガジンです。
前号では、「きっかけを原因と勘違いしていて、きっかけに対するケアばかりしているから薄毛を治すことが出来ない。」と言うようなことを記述しました。
長い間習慣としてやってきたことや体質的なことの積み重ねがあり、きっかけで抜け毛が増えて薄毛と言う症状が表面化するのです。
何度も記述しますが、抜け毛が問題なわけではなく、抜けた後に育っている毛が細く短くしか育たなくなっているから問題なのです。
ですから、結論を言えば、その薄毛になる習慣ややってきたことを修正して、体質的なことを考慮に入れたケアに変えないと将来は毛を無くすしかないと言えます。
例えば、女性の場合に良くあるのが、毛のコンディションやスタイリングを整えながらの育毛のケアです。
薄毛の原因になっているのが、毛のコンディションやスタイリングという薄毛になる習慣なのに、これを止めずに育毛のケアに取り組もうとするわけです。
そりゃ、無茶なことですわ。
男性だって同じです。
意識しているとか意識していないかに関わらず、多くの男性は、母親や奥さんが買ってきているヘアケア製品を使います。
母親や奥さんが使うヘアケア製品が高価なものだと、息子やご主人には安価なヘアケア製品を買ってくるでしょう。
これらのヘアケア製品は、女性が求めるコンディショニングやスタイリングを優先した作りになっているので、手近にあるヘアケア製品を使いながら育毛のケアは出来ないのです。
そのヘアケア製品が薄毛になる習慣の一つになっているからです。
例えば、男性の場合プロペシアやフィンペシアを飲みながら、他のことは何も変えずに治療をすることが多いでしょう。
ところが、上述のように薄毛になる習慣の一つであるヘアケア製品を変えないでとか、薄毛になる習慣になるかもしれない普段の食習慣に問題がある場合に続けていたりすると、薬の効果で何とかなる期間はあるでしょうが、いずれ効かなくなった時には、一気に毛が無くなります。
そして、薬の副作用だけが残り、後々で何をしても駄目な心身になってしまいます。
例えば、カラーをやりながらのケアにも問題があります。
カラーも薄毛になる習慣の大きな原因の一つなので、カラーに対するケア法を取り入れずに育毛のケアをしても中々効果に繋がりません。
朝シャンも同様薄毛になる習慣の一つです。朝シャンをしていらっしゃる何人かの女性に助言してきましたが、朝シャンを変えられない人は全て上手くいきませんでした。
この習慣が毛の生育悪化の原因だから、当然と言えば当然です。
例えば、ダイエットも同様薄毛になる習慣の一つです。
以前、ダイエットで上手くいかなくなった男性がいらっしゃいました。ケアを開始して半年程度で、想定通りに毛が増える前兆に繋がっていたので、「これだと後1年くらいでかなり改善できるだろう」と思っていました。
それから2か月くらいいらっしゃらなかったのですが、3ヵ月目にいらっしゃった時に、急激に薄くなっていたのです。
理由をお聞きすると、「炭水化物を一切食べないダイエットをした」とおっしゃっていました。
ダイエットもやり方を間違えると毛を無くす原因になります。いくら効果に繋がる育毛のケアに取り組んでいても、駄目なものは駄目なのです。
特に、20歳代に炭水化物を極端に制限するのは危険を伴います。炭水化物を制限するなら、40歳代以上のご年齢の方です。
例えば、体を動かさない習慣も薄毛になる習慣の一つです。
特に下半身を動かすことが、頭皮へ血流を促すのに役立つので、足を使わないでいらっしゃるなら、1日1時間くらいは歩いて欲しいですね。
女性のご相談者の方で、歩く時間が極端に少ない方がいらっしゃいました。顔色を見ても血色は悪いし、血圧も低めなので、仕事場への行き帰りには、必ず足を蹴るようにして片道30分は歩くように助言しました。
当然、ヘアケア製品も全て育毛用に変えてもらった上での話です。
すると、4か月もすると明らかに毛に元気が出ていて、透けていた部分も隠れるようになっているのです。
「今年の夏は今までないくらいに汗をかいた」とおっしゃっていました。
「スニーカーを履くようになったので、スニーカーに合った服がない」と嘆いていましたが、嬉しそうでした。
例えば、育毛とは関係のない薬が問題になることもあります。
肝腎(心)要と言われるように、薬を飲み続けることは肝臓と腎臓に負担がかかります。
肝臓と腎臓が弱ってくると、精力が落ちてくるので血が弱っていき、毛が育つ力が弱っていくのですね。
ですから、育毛とは関係のない薬を飲んでいる人の中には、効果が出ているのに結果に繋がらなくなっている人はいます。
どんな薬でも、薬は毒以外の何ものでもないのですから、いつまで飲むのかをちゃんと決めた上で飲んで、止める時はちゃんとやめないといけません。
心身の健康上も、薬に頼るのは避けたいものです。
上記のように、失敗する人はご自身の薄毛になる習慣を変えたがりません。ただ、命の危険上薬が必要な場合には、薬を止めてはいけませんよ。
その習慣に問題があると指摘しても、中々納得して頂けませんね。命の危険があって薬を止められない場合には、育毛の効果にも限界があることをご理解頂く必要はあります。
あなたの場合、上記に当てはまることはございませんか?
「風が吹けば桶屋が儲かる」ではありませんが、習慣になっていることは、必ずどこかで育毛に絡んでくるのです。
今現在薄毛になっているとかなりつつあるなら、まず、過去10年くらいのご自身の習慣ややってきたと、ご自身の体質を考えてみて下さい。
すると、このまま今の薄毛になる習慣を続けたり、取り組んでいるこを続けていると、将来毛を無くすか取り戻すかが分かります。
Pointは
今現在薄毛になっているとか、なりつつあるなら、この3つを変えないと、確実に毛を無くしますよ。
245号は平成26年(2014年)9月6日に配信したメールマガジンです。
ご相談者の薄毛の原因や問題点を探る際には、気になり始めた時期がとても大事になるので必ずお聞きします。
そして、薄毛が気になり始めるきっかけは何だったか?もお聞きしています。
そしてそして、薄毛の原因を探るのにもっと大事なのは、気になり始めた時期よりも10年くらい前からのことで、これらを根掘り葉掘り詳しくお聞きするようにしています。
ところが、ご相談下さるほとんど人が訴えるのは、薄くなったとご自身で感じた時期のことばかりなのです。
薄くなったと感じた時期に原因があると思っていらっしゃるのですね。
例えば、女性の薄毛の原因は何か?と言われた時、美容外科や皮膚科では、ホルモンバランスや加齢がよく取り上げれます。
毛の生育パターンを見ると、これらは薄毛の原因ではなくきっかけにしか過ぎないと言うのが分かります。
長い間習慣としてやってきたことや体質的なことの積み重に薄毛の原因があり、ホルモンのバランスを崩す原因や年齢的に衰えることがきっかけになって、薄毛と言う症状が表面化するのです。
と言うことは、長い間の習慣や体質的なことを調べないと、本当の薄毛の原因は分からないと言うことですね。
育毛サロンでは、女性の薄毛の原因は脂漏性とか女性の男性型とか言われたりします。
で、その薄毛の原因の為のケアをするかと言えばするのですが、脂漏性で男性型が薄毛の原因だから皮脂を取り除くケアをするのです。本当は脂漏性の時には、皮脂を取るケアをしてはいけないのにするのです。
脂漏性の方は、長い間の頭皮の皮脂を取るシャンプー法という習慣が薄毛の原因としてあり、この習慣が脂漏性になっている原因なのですから皮脂を取り除くケアをしてはいけないのですね。
(ここで言う脂漏性とは皮膚炎とか湿疹ではなく、単に皮脂の分泌量が多い状態を指しています)
まあ、これらのことは今号のテーマではないのでさておき、実は薄くなったと感じた時期のことは、上述の通りきっかけにしか過ぎません。
このきっかけを薄毛の原因だと勘違いしている人が多いのです。
そのきっかけをどれだけ訴えたところで、本当の薄毛の原因や問題点を探ることができないのです。
何故きっかけを薄毛の原因や問題点と思ってしまうのでしょうか?理由は、薄毛は毛が抜けて薄くなることが多いからです。
きっかけを薄毛の原因だと勘違いするのは、そのきっかけで毛が抜けて薄毛になる場合が多いからです。
ここで気を付けて欲しいのは、抜ける毛に焦点を当てるのではなく、抜けた後に残った毛にも焦点を当てて欲しいです。
毛が抜けた後に残った毛は、どんな毛でしょうか?抜けた毛と同じ太さで長さの毛でしょうか?
ほぼ間違いなく、残った毛の方が細くて短いはずです。抜けた毛と同じ太さで長さの毛が残っているなら、薄毛にもならないし、薄毛が進行することもないのです。
では、抜けた毛はいつ生えたのでしょう?残っている毛はいつ生えたのでしょうか?
通常、抜ける毛が一番古い毛ですから、男性の場合は3年くらい前に生えて伸び、女性の場合は5年くらい前に生えて伸びていたと言えます。(あくまでも分かりやすくする為に3年と5年と書いています)
ですから、男性だと薄毛になったと感じた時期から3年前からの間に、毛が育たなくなっていたと言えるのです。
女性だと薄毛になったと感じた時期から5年前までの間に、毛が育たなくなっていたと言えるのです。
でも、通常はこんな単純に短期間と言うことは少ないです。毛は1回生え替わるだけではなくも、2回3回と生え替わることで、細くなり成長期が短くなってくるので、10年くらいの期間で過去を振り返ることが必要です。
すると、あなたの薄毛の原因が見えてきませんか?
きっかけになるのは、以下の通りあります。
薄毛の原因になることは、普段の習慣になっていることや体質がいくつか重なっていることが多いです。
以下のページに記述しています。
また、きっかけの中には薄毛の原因になるものもあります。
例えば、カラーなんかが薄毛の原因になります。
例えば、カラーをしても薄毛にはなりませんが、カラーを定期的にしていると、次世代・次々世代の毛に影響が及び、どこかで、カラーをした時に抜け毛が急増して薄毛になる場合があるのです。
女性の薄毛の原因を考える時、結構多いパターンかもしれません。
ただ、単にカラーを続けただけで薄毛になる可能性は低く、そこに体質的なことや他のヘアケア製品のこと等がいくつも絡んでいることがほとんどです。
こうして、「過去のあなたを振り返れば、今のあなたが分かる」のです。
人は習慣の生き物だという理由が分かるような気がしますね。
245号は平成26年(2014年)9月6日に配信したメールマガジンです。
育毛効果があれば増えると思っていらっしゃる方が本当に多いですね。
このメールマガジンのバックナンバーを読んでいらっしゃる「あなた」も、そう思っていらっしゃいませんか?
育毛効果があると増えると考えていらっしゃる方に、すっぽりと抜け落ちているものがあります。
それは何かと言うと、育毛の主体である「あなた」が抜け落ちているのです。
正しく表現するなら
以前、このメールマガジンで記述した「敵を知り己を知れば百戦危うからず」なんですね。
この2つが分かることで、「あなた」の薄毛の原因・問題点を解消する育毛効果のある製品や方法が分かり、効果的に育毛のケアを行うことができるのです。
ところが、実際上は「効果のある育毛剤探し」をしている人が多いです。こんなキーワードで検索をかけると出てくるのが、以下のような育毛剤です。
育毛効果があるのでしょうが、「あなた」の薄毛を治すことにはつながらないと思います。
だって、「あなた」のことが分かって作られているわけではないから。そして、一番大事なのは薄毛の人の頭皮は育毛剤が効かない頭皮だから。
育毛剤が効く頭皮なら、薄毛にはなっていないわけです。
要は、「あなた」のことが全く分からないのに、育毛効果があると言われている育毛剤や方法が薦められるのです。
育毛剤にしろ、育毛方法にしろ、紹介されり説明されたりする製品や方法には育毛効果があるのでしょう。
ところが、全て以下のことが抜け落ちているのです。
平成26年(2014年)で15年以上ご相談を承っていますが、「敵」と「己」のことを分かってケアをしている人に、出会ったことがありません。
「敵」「己」を分かることをさておき棚に上げてしまい、育毛効果中心で探して、毛を無くしている人ばかりです。
そう言った意味で、育毛サロンや美容外科もひどいものです。
先月いらっしゃった方で育毛サロンに通われていた方は、皮脂を取るシャンプーを長年使ってきて、その為に頭皮が荒れて痒みが出ているのに、さらに皮脂を取り育毛剤を使うケアをされていたのです。
そりゃ、痒みがひどくなって、毛が無くなります。
昨年12月にお越しになった美容外科に通われていた人は、脂漏性湿疹・皮膚炎で抜け毛が増えて薄くなっていたのに、プロペシアとミノキシジルタブレットを処方されてさらに症状が悪化していました。
脂漏性湿疹・皮膚炎なのに、飲み薬を処方するなんて信じられません。
他にも、皮膚が弱くなっていて毛の育ちが悪くなっているのに、リアップを使って発毛させようとして駄目にしている人は数多くいらっしゃいます。
育毛効果を求める気持ちは分かりますが、あまりにもご自身のことを知らなさ過ぎです。
あくまでも私が見た中で、「こんな言葉を使っている情報は駄目ですよ。」と言うのを紹介します。
2005年までは、日本の皮膚科や美容外科では、薄毛治療に処方できる薬が無かったのです。
プロペシアとリアップが出来たおかげで、処方できるようになっただけです。
おかげで薄毛を治した人が増えたのなら良いですが、治せない頭皮と心身にしてしまった人が増えています。
薄毛と言うだけで、何も問診しない・AGA検査もしないですぐに薬を処方する医師は信用しない方が良いです。
同様に、男性の薄毛の原因は男性ホルモンだけだ、と言う情報も信用しない方が良いです。
医薬部外品として指定されるには、厚生労働省の認可が必要です。
認可されているからと言って、その製品が良いとは限りません。有効成分の配合比率が決められているからです。
こう言った言葉は、あくまでもその製品に権威を与えて、優位性を訴える為に使われているだけで、記事を書いたり紹介しいている人は何も知らないのです。
243号は平成26年(2014年)8月9日に配信したメールマガジンです。
ご相談者からよく聞かれる質問に以下のようなことがあります。
等々、毛を増やしたい人たちに常々聞かれる内容です。
このようなご質問には、「そんなのやってみないと分かりません」としかお答えのしようがありません。
例えば、何人のうちに何人くらいの人に効果がありますか?と聞かれたのなら、「統計を取っているわけではないですが、あなたくらいの薄さなら、だいたい●割くらいの人に効果があります」と答えることはできます。
ただ、この回答の中には色々と制限が付きます。
等々、過去を棚上げできないことを知らない人が多いです。
過去を振り返っても仕方がないのは確かですが、今生えている毛は過去に生まれたものだから全て過去のものです。今の頭皮は過去の影響で育った頭皮です。
髪の毛は頭皮の影響で育っているので、少なくても頭皮が過去の影響から脱してからがスタートラインだと言えます。そのスタートラインから生え替わってくる毛に育毛方法の効果が及ぶのです。
このスタートラインにたって、初めて「毛が増えるかどうかが分かるようになり、いつ頃から増え始めるのかも予測できる」のです。
特に大事なのは頭皮と心身で、頭皮と心身が過去の影響から脱しないと話になりません。
時折、女性の方に多いのが、「カラーを止めて1年経つのに、全く毛が元に戻らない」とのご相談です。
カラーだけが、その女性の薄毛の原因だったのなら、カラーを止めて1年もすれば、少しずつ変わってくるところもあるかもしれません。
が、薄毛の原因になっていることは、カラー以外にも5つくらいはあるはずなので、カラーを止めたからと言う理由で毛が戻ることはないのです。
他の原因次第では、薄毛の進行は止まりません。
ここ最近、「湯シャンをしているのに戻らない。」と言ったご相談が増えています。
これも上記と同じで、使っているヘアケア製品だけが原因だったのなら、もしかすると湯シャンで戻るかもしれません。
が、頭皮のダメージが深い場合には、湯シャンで戻る可能性はとても低いでしょう。
ご相談者の方から聞かれる内容を元にして、私の考えやその考えの元になることを記述してみました。
こうしてみると、人様々で画一的にはいかないのがご理解頂けるでしょうか?
だから、毛が本当に増え始めるのはいつからか?と聞かれた際には、「分かりません」としかお答えのしようがないのです。
上述していますが、スタートラインに立てた場合には、毛が増えてくるであろうと予測できる効果が頭皮や髪に出てくるので、ここで初めて「いついつくらい」とご助言できるかと思います。
それも、
と言うような回答になります。
では、スタートラインに立つのに、どのくらいの時間がかかるのでしょう?
あくまでも頭皮がスタートラインに立つ時期の話です。今までの私が見た経験からすると、早い人で4か月前後、遅い人で8か月前後くらいです。
中には2か月くらいと驚異的に早い人がいらっしゃいましたが、反対に12か月くらいと驚異的に遅い人もいらっしゃいました。2か月とか12か月と言うのは例外的な方々です。
以上のことから、ご相談の最初の時点でスタートラインに立てるまでに6か月くらいだから、6か月間ちゃんとケアをしてみてはいかがですか?
そうすれば、スタートラインに立てるかどうかが分かるので、ご自身でも増えてくるかどうかの判断ができる状態になると思いますよ。
とご助言することが多いです。
実はこのスタートラインに立つのに6か月と言う期間は、実際に効果に繋がってくる期間を見ていると、毛の生え代わるサイクルに沿っているのです。
毛の生え代わるサイクルを無視した形で効果に繋がることはなく、もし、そんな効果に繋がっているとするなら、後が怖いと思った方が良いでしょう。
242号は平成26年(2014年)7月26日に配信したメールマガジンです。
私が、育毛業界で仕事をするようになってから約16年が経過します。
その当時からずっと変わっていないことがあります。
それは、今回のテーマである「頭皮に異常が出ている人」がとても多いということ。
その理由はずっと言い続けていることで、「皮脂を取るケアをするから」です。
この主張もほとんど響きませんね。
私は、女性の美容関係の助言をすることもありますが、ご自身が行ってきているスキンケアの結果皮膚に脂が浮いている、のを分かっていない人がとても多いのに驚くことが多いです。
育毛も同様で、ご自身が当然=当たり前=常識だ!と思ってやっていることに問題あるのに、それを分かっていない方がとても多いです。
ですから、ご相談下さった方には、
これをご相談のメールを下さる人、相談室にいらっしゃる人に毎回毎回同じことを記述し説明します。
上記を一つ一つ説明してみます。
また、皮脂が毛穴から外に向かって分泌されて皮膚表面に存在することで、外部から異物=細菌等が侵入するのを防いでいるのです。
だから、皮脂がないと人間は生きて行けません。
これは上記の「1」と同じです。
夏場になると気温が上昇しますから、体内の体温が上がり過ぎないように毛穴が開き、皮膚の水分が蒸発しないように皮脂の分泌を増やして防ぎます。
反対に、冬場になると体温が下がり過ぎないように毛穴が閉まり、皮脂の分泌も少なくなります。
「1」の通り皮膚=人間の体を守る為に分泌されているので、人為的に皮脂を取ることを行うと、皮脂を再分泌して体を守ろうとします。
脂分を取り過ぎるケアをしていると、常に皮脂を分泌する機能が働くので皮脂腺が活発になってしまい、常に皮脂を大量に分泌するようになってきます。
皮脂を取ることを続けていると、皮膚を防御する膜を痛めてしまうので、痛んだ部分が赤くなったり、角質が剥がれてフケになったりします。
特に、脂分をしっかり取る(すっきりする)界面活性剤は(石鹸含む)、タンパク質変性作用も強いので、皮脂を取るようなシャンプーで皮脂を取るケアをしていると頭皮の角質層の異常が激しくなっていきます。
また、皮脂を取ることを繰り返していると、皮脂の分泌が増えて、皮膚が痛み、皮脂を餌とする皮膚常在菌の繁殖が増える様になります。その皮膚常在菌が匂うようになったり、皮膚を傷める元にもなったりして、行き着く先が脂漏性湿疹・皮膚炎です。
近年は、皮脂を取るケアをしながら抗酸化物質の摂取量が少ないので、分泌される皮脂が過酸化脂質化しやすくなり頭皮を痛めている人も増えています。
以下の部分は私の仮説です。
現代は、加工食品や白砂糖・飽和脂肪酸の多い食品・飲み物・コンビニ食やファーストフード等で、酸化しやすい脂や保存料や防腐剤を体内に大量に入れている人が多いです。
その為分泌が多くなっている皮脂の質が悪い人が多いのではないか?と思っています。
頭皮が匂うのも、皮脂の質が悪いことが影響しているのでは?とも考えています。
ここまでが仮説です。
ここまで読んで頂ければ分かりますが、「頭皮に異常が出る理由」は、
と言うことができます。
フケ症は清潔にしていないからではなく、清潔にし過ぎているからです。頭皮が匂うのも、清潔にし過ぎているからです。
皮脂を取るような洗髪をすればするほど、フケはひどくなりますし、痒みもひどくなりなり、匂いも消えないのです。
洗わないとフケが出るとか、痒みがひどくなるとか、匂いが出るような方は、相当ヤバい状態に頭皮がなっている可能性があります。
こんな頭皮になるようなヘアケアをしているから、薄毛になるのですね。
私はブログの中で、洗剤メーカーの「Kao」や「Lion」のCMを批判する理由がお分かりになりましたでしょうか?
241号は平成26年(2014年)7月12日に配信したメールマガジンです。
毛の生え替わり(変わり)のサイクルから分かることがあります。それは、「抜け毛を減らしたり発毛させたりすると毛を無くしますよ」ってことです。
2014年6月17日のブログで投稿した内容と訴えたい気持ちは同じなのですが、今回のようなテーマは、無資格の者がいくら訴えても中々広がらないですね。
シャンプーする・しないにしても、皮脂を取る・取らないにしても、今回の毛の生え替わる(変わる)サイクルと抜け毛・発毛に関する内容にしても、現在の一般的に信じられている常識からすると、かけ離れていて誰も儲からないからです。
この物を売れば儲かる、この情報を売れば儲かると言うものがあれば、あっと言う間にネット上では広がります。
さて、今号の毛の生え替わり(変わり)のサイクルを振り返ってみましょう。
このメールマガジンを読んでいる人でも読んでいない大多数の人でも、誰でも「人の毛は常に抜けて・生え替わって(変わって)いる」のをご存じだと思います。
だとすれば当然の話として、生え替わって(変わって)きた毛は永遠に伸び続けることはなく、必ず抜けると言うこともお分かりになっているはずです。
と言うことは、毛には寿命(成長期)があって、寿命がきた毛(成長期を終えた毛)は必ず抜けると言うことですね。そして、抜けた毛は必ず生え替わって(変わって)くると言うことです。
これが、今号のテーマ「毛の生え替わり(変わり)のサイクル」と言うものです。
2014年2月の231号にも同じようなことを書いているので、バックナンバーを読み直して下さい。「また、同じことを書くのかよ!」って思うはずです。それだけ、大事な内容だと言うことです。
「発毛期(脱毛期)→成長期→休止期→脱毛期(発毛期)」を繰り返すわけです。これを詳細に書くと以下の通りになります。
次に生え替わる毛が、今生えている毛が抜ける時に、次に生え替わる(変わる)為に毛穴内部で育っている段階
↓
生え変わる為に毛の芽として出てくる段階:以下の成長期の初期
↓
芽の出た毛が成長していく段階:男性で2~3年、女性で4~6年と言われている
↓
上記の成長期の終えて成長しなくなる段階
↓
完全に成長しなくなり、刺さっているだけの段階
↓
次に生えてくる毛が、今生えている毛が抜ける時に、次に生え替わる(変わる)為に毛穴内部で育っている段階
発毛準備期は休止期と被ることが多い。
毛が薄くなる時は、上記の中で成長期に十分成長できなくなり、段々と成長期自体が短くなり、休止期への移行が早まります。
この段階になり始めると、抜け毛は減り始めます。抜け毛が減っていき、抜け毛の中の細い毛の割合が少しずつ増え始めます。(ボリウム感が無くなるとか、セットがまとまらなくなりはじめます)
抜け毛が少ないのに、細い毛の割合が多く混じるようになり、かつ、今まで見たこともないような短い先細りの毛が目立ち始め、かつ、毛に元気がなくなってきて「あれ?なんかおかしい」と感じ始めます。
ただ、ここでよ~く見て欲しいのは、「抜け毛を減らすのは=休止期が長くなることである」と言うことなのです。
最初に書いた通り、毛の寿命(成長期)には限度があり永遠に伸び続けないのですから、「抜け毛を減らすのは=休止期が長くなり」、薄毛が慢性化するのが理解できるかと思います。
じゃ、現実はどうなんだろう?と思いますよね。ご相談者の抜け毛の移行を見ていると、この話はそのまま当てはまります。
急激に薄くなっている人ほど抜け毛の本数は少なく、抜けている毛も細くて短くて先細りの毛ばかりです。こんな方は、少し抜けるだけで急激に進行していきます。
当然ですよね。
上記の毛の生え替わる(変わる)サイクルの通り、成長期が急激に短くなっているのですから、表面に出ている毛の本数が急減していくのです。
薄くなっていくのが、成長期が短くなって休止期が長くなっていくからだと分かったところで、薄毛の頭皮で発毛さるケアをしたらどうなるのでしょうか?
成長期が急激に伸びる様になり、休止期が短くなって本来の毛が芽を出して伸び始めるのでしょうか?
今まで、たくさんのご相談を承ってきましたが、発毛のケアを長期間続けて、成長期が伸びるようになり毛が回復した人を知りません。
まあ、薄毛を治せない人がご相談にいらっしゃるので当然と言えば当然ですけど・・・・。
その薄毛を治せない人が取り組んでいたのが発毛させるケアがほとんどなんですから、上述のことは当たっていると思います。
ただ、ご相談者の方々にお話をお聞きすると、「産毛は生えてい来るがすぐに抜けてしまう」とか「黒々としてくるが、すぐにバラバラ抜けてしまう」とか「1度か2度くらいまでは上手く行ったがその後は何度しても駄目」とおっしゃる方ばかりでした。
どうしてこうなるのか?と言うと。
前の毛が十分成長して、次の毛の発毛準備期間が十分あり、かつ、その時の頭皮の栄養状態が良くなっている段階を経ずに、無理やり発毛させているので成長しない毛ばかりが発毛してくるのだろう、と言えますね。
要は、毛の生育には以下の2つがとても大事だと言うこと
2の頭皮の栄養状態とは、毛根を覆っている毛細血管の状態と自然な血流の良さが十分整っていることを言います。
この2つの条件が整った頭皮を維持継続することで毛の生え代わるサイクルが正常になってきて、成長期が伸びる様になって休止期が短縮していくのです。
そして、成長期が本来の状態まで伸びる毛が増えてくると毛の本数も増えていくのですね。
240号は平成26年(2014年)6月28日に配信したメールマガジンです。
前号の中で、「医薬部外品だからアルコール濃度が高い」と言う記述がありました。
これは私の勘違いでした。
正しくは、「エタノール濃度が高い」と記述するのが正解です。
BG(ブチレングリコール)で植物エキスを抽出している場合があるので、エタノール濃度が低い医薬部外品もあるようです。
ただ、BG(ブチレングリコール)もアルコールの一種らしいので、ノンアルコールではなくノンエタノールが正しい表現ですね。
さて、今号の本題です。
ご相談者の話になるので、この方をAさんとして記述するようにします。
このAさんが相談室にいらっしゃったのは2011年の12月です。今から2年と半年程度前になります。
いらっしゃった時の髪の毛の量は、バーコードを作れるかどうかってくらいに本数も減り、毛も細くなっていました。
つむじも分からなくなっていました。
弊社にいらっしゃる5年くらい前は、もう少し本数もあり毛も太めで、セットすればなんとかバーコードも作れるくらいの量だったようです。
石鹸シャンプーとフロジン液を使用していたが、効果に繋がってこなかったらしい。
ご本人は「発毛させればもっと増えて何とかなるのではないか?」と考え、リアップ5を約1年半ほど使用したらしいです。
1年半ほどリアップ5を使った結果が、バーコードを作れるかどうかまで進行してしまったことで、どうしての良いのか分からなくなり、ご相談にいらっしゃったのでした。
こんな状態でした。
私は、この方の場合、男性型のように見えるが実はヘアケアの習慣や食習慣の方が問題で、家系的な影響はここを修正すれば防げるのでは?と推測してケアを始めて頂きました。
ただ、薄毛の進行度からすると、通常のケアだけではどうしても力不足が否めないので、弊社独自で行っているMCR療法を取り入れて頂きました。
最初の半年は順調に頭皮の状態が改善してきたのに、サッカー観戦で帽子をかぶらずに行ったらしく、翌年5月にいらっしゃった時には、頭皮が真っ赤に赤くなっていました。
仕方がないので、弊社の頭皮ロカイと言うアロエベラの液汁で、2ヶ月ばかし頭皮を鎮めてから再度やり直しです。
これだけ進行していると、効果が高ければ高いほど、急激な変化ほど負担になりやすいので、本当に丹念にケアに取り組んで頂きました。
ケア開始後1年半くらいするころから、頭皮のボコボコ感が無くなり、全体的に正常な状態になります。
また、あちらこちらに有った出来物も段々とできなくなっていき、出来物の後だけが残るようになってきました。
弱々しいながらも、ケア後は毛がふんわりするようにもなりました。
ケアを開始してから2年くらいした頃に、弊社で開発した「iスカルプオイル」と「iスカルプローション」とを約2ヶ月ほどお使い頂いたところ、なんと、毛の無かったつむじに細くて短いながらも毛が生えてきて、つむじが出来かかるようになってきました。
育毛剤を使うのは、かなり慎重になっていたのですが、この頃から育毛剤を使い始めました。
今でちょうど育毛剤を使い始めて半年程度になりますが、やっと、作れなかったバーコードが作れるくらいに毛が太く成長するようになり、本数も増え始めたのです。
この段階で、今までの私の認識を覆す出来事がありました。
それは、「抜け毛の中身に細くて短い毛が多い時は危ない!」と思っていたのが、このAさんの場合には毛が太く成長するようになり本数も増え始めると、細くて先細りの短い毛ばかりが抜けるのです。
これを見た時、
「単に細くて短い毛がたくさん抜けるだけでは判断できない」と考えを改めざるを得なくなったのです。
経過が良いか悪いかの判断は、その人の頭皮や毛の状態と抜け毛の中身の変遷とを総合的に見ることが必要だと認識した瞬間でした。
このAさんの場合、どこまで改善できるか?は今のところ分かりません。
が、今年中に誰が見ても「つむじはここにある」と分かるくらいに改善することを期待しています。
3年もかかってそんな程度なの?と思われる人はいらっしゃるでしょう。
全く副作用もなしに、かつ体を健康にしながら、頭皮も健康にしながらの改善です。
その為、もし途中で上手く行かなくなったとしても、次のケアでも十分効果を出していける頭皮と心身になっています。
ほとんどの人は、1回限りのケアで頭皮や心身をダメにしてしまい、次のケアで素直に効果を出せない状態にしているのです。
弊社にご相談にいらっしゃる人は、頭皮や心身をダメにしている人ばかりです。
そんなことを考えると、3年でも短いと思いますね。
239号は平成26年(2014年)6月14日に配信したメールマガジンです。
育毛相談WEB(サイト)にて自社責任での製品を製造することになり、製品製造に関わったことで分かることがたくさんありました。その内容をシャアしたいと思います。
今までは人が作ったものを、作った人の思想を取り入れてご相談者にお使い頂いていたのですが、これからは、育毛相談WEB(サイト)の思想で作った製品をお使い頂くことになります。
と言いましても、思想的には似通っている部分があるので、症状や状態を見て・お聞きして・使ってみた上で、良いと思われる製品をお使い頂くことになります。
今まで弊社で使っていた製品のブランド名は「レストル」です。これに加えて新しく加えた育毛相談WEB(サイト)のブランド名は「iスカルプ」です。
これからは、育毛相談WEB(サイト)のブランド「iスカルプシリーズ」が、お使い頂く製品の主流になります。(令和2年(2020年)現在では、すでに「iスカルプシリーズ」が、ご相談者への提供の主流になり9割以上になっています)
さて、製品を製造するにあたり、どんな目的の製品して、その為にどんな成分を使うか?が大事になってきますね。
製品製造に関しては、メーカーの責任者の方から「どうしても入れたい成分があれば言って下さいね。」と言われていました。
が、まずはたたき台としての製品があると製造する時間が短縮されるので、現状の製品を見本として、使用感を似させたものを作って頂きました。
その上で私自身が使ってみて効果を計りながら、どの成分をどのくらい使うかをお願いして製品作りをしました。
ここで言う「効果」とは以下の2つです。
オイルケアが弊社では必要なので、サンプルではメーカーさんが持っているお肌用のオイルを基材にして、オイルケアに使う製品を製造して貰ったのです。
ところが、使用感は現状のものと何となく似ているが、サンプルで作ってもらった方が効果の出方が悪く感じるのです。
そこで、同種の他のオイルを探してもらって、5種類くらい各原料メーカーからサンプルとして出してもらいました。
5ml程度くらいの少量です。
安価なものから高価なものまであり、約3倍くらいの価格差があります。
実際に使ってみて、一番皮膚に馴染み効果を感じたものが一番高価なオイルでした。
私としては、価格よりも効果面を優先した製品つくりを目指しているので、一番高価なオイルを基材してオイルケアに使う製品を作って頂きました。
で、一番高価なオイルを基材として作ったサンプルを使ってみると、現状の製品と同等以上の効果を感じたのですね。
原料には色々グレードがあって、安価なものから高価なものまでたくさんあります。
今回のオイルの場合、私が試したものに限れば3倍の価格差がありました。価格差は3倍でも、毎日使うものだから効果面ではもっと差が出るだろうと思います。
続けて使うものだから、最初に感じた効果の差は、使い続ければ続けるほど開いていくだろうと予測できるから、価格差は3倍でも、効果の差は10倍以上になっていくのでは?と思うのですね。
弊社の場合は、カウンセリングで対面方式で製品をお求め頂くこともあり、効果が薄いと思われるものはお使い頂くわけにはいきません。
ところが、大量に販売することを目的にした場合、価格が製品作りの基準の1つになりますから、弊社と同じような成分表記の製品でも3分の1の価格で作れることになります。
弊社の3分の1で作って・弊社の半額で販売しても、成分表記は同じ激安の製品として大量に売れて、かつ儲かることになります。
それで効果に繋がるかどうかは不明です。
たぶん、効果に繋がる人もいらっしゃるでしょうが、確率はとても低いのでは?と思われます。
ご相談者にケアの提供をしていて、ずっと感じていたことがあります。
それは、
「薄毛の人には皮膚が弱い人が多いのに、そんな人向けの製品がないなぁ」
ってことです。
ほとんどの販売されている育毛剤って医薬部外品です。と言うことはアルコール濃度が高いものがほとんどと言えます。
有効成分を溶け込ませるには、水ではなくアルコールが必要なのです。効果を出そうと思えば、有効成分をたくさん溶け込ませないといけないのでアルコール濃度が高くなるのです。
医薬部外品指定の有効成分の配合比率にすると、アルコール濃度が必然的に高くなるのです。
皮膚の弱い人が継続的にアルコール濃度の高い育毛剤を使っていると、皮膚がアルコールの気化熱に負けてしまうことが多いのです。
そこで、今回新たに製造してもらったのは、育毛の効果が少しあり・アルコール濃度の極端に低いローションでした。
今までは、使い方でアルコールの気化熱に対応していたのですが、使い方を変えても上手くいかない人が結構いらっしゃるのです。
アルコール濃度が極端に低いので、有効成分の配合比率も極端に低くなります。配合比率が低い中で、ある成分は0.01%の配合比率と0.02%の配合比率で比べると効果の出方に差がでるのですね。(0.01%の配合比率でも皮膚への作用はあります。これが分かったのも製品製造に関わったから)
他の成分でも、0.5%と1.0%で比べると効果が違うのです。
当然ですが、0.01%より0.02%の配合比率の方が効果的で、0.5%より1.0%の配合比率の方が効果的です。
グレードが変わるだけでも効果は変わるが、実は、成分の配合比率が微妙に変わるだけでも効果は変わると言うことも分かったのです。
こう言ったことが分かってくると、化粧品の全成分表記って効果面を見るには全く役に立ちません。
役に立つのは、「あなた」のお肌に合わない成分が使われているかどうかを判断する為の材料としてだけになります。
それだったら、医薬部外品も全成分表記にすれば良いのになんて思ってしまいます。
が、たぶん医薬部外品の全成分表記に関しては、化粧品業界側の抵抗が激しいのでしょうね。
なんか知られるとヤバいような、後ろめたいことでもあるのでしょうか?と勘繰ってしまいます。
今回は1つ1つの成分については書いていません。あくまでも製品づくりに関わって感じたことを書いています。
成分の専門家でもないので、そんなことよりも「成分表記は同じでも、成分のグレードと作り方を変えるだけで効果面にも差が出るのだ」と分かって頂ければありがたいです。
238号は平成26年(2014年)5月31日に配信したメールマガジンです。
今号のテーマを見ると、多くの方はアダルト系に話と思ってしまうでしょう。が、私は強いストレス環境が全身の血行・血流を悪化させてしまい、人が生きていくのに必要な三欲のうちの性欲を減退させてしまい、毛の生育にまで影響を与えているのだろうと思っています。
性欲が満足するのは、セックスだけの話ではなく、「心と体が満足する」とか「充実する」話でもあるからです。
人はひとりでは生きて行けませんから、性欲の話を大きな意味で捉えると、人間関係とかコミュニケーション力と言い換えても良いかもしれません。
少なくても私は、そのように捉えています。
以下のような時に性欲が大きく阻害されます。
所謂ストレスと言えますね。
強いストレスに日々苛まれていて、心と体に疲労が溜まっている時ですね。
こんな時男性の場合、体がどう反応するか?と言うと、性欲が湧かなくなったり、「ED」になる人もいるのです。
私は男なので、女性の体がどう反応するかは定かではありませんが、たぶん生理が不順になったり、ひどい場合には来なくなるのでは?と推測します。
これが続くと「うつ病」等の精神疾患にかかってしまう人もいるのです。
では、こんな時体はどうなっているのでしょうか?
こんな時は、体全体の血の巡りが悪くなっているのです。中には極度に体が冷えている人もいるのですね。
その人の顔色を見れば分かります。生気が無くて血の気のないような感じになっていますからね。
そうなんですね。
頭皮にまで十二分な血流が来なくなってしまうのです。
毛は心身の余裕で育つのですが、その余裕がなくなっていると言い換えても良いと言えますね。
では、こんな時にどうするか?これが大きな問題です。
この問題を解決する手段として第一番に挙げられるのが、前回お知らせしましたウォーキング法やご入浴法なのです。
こんなストレスを解消するには、そのストレスの原因となっていることから逃れるのが一番大事なことになります。
でも、すぐに逃れるって中々できないのですから、まずは、前回のようなウォーキング法や入浴法を採り、睡眠欲を充実させることが大事です。
人が生きるための基本的な欲とは「食欲」「睡眠欲」「性欲」。
その次に大事なのは、普段の食習慣です。
ストレスに負けやすいかどうかは、その人の性格にもよりますが、脳内ホルモンの原料になるものをちゃんと摂っているか?脳内ホルモンの働きを邪魔するものを摂っていないかどうか?が大きく影響するのです。
だから、普段の食習慣(食欲の充実)が大事なのです。食習慣(食欲の充実)については前々号で触れています。
今後も定期的に触れることもあるので、今号では簡単に。
睡眠欲を充実させる入浴法に関しては、前号を見て下さい。
それと普段の生活の中で、ウキウキすることやときめくような出会いを作ることが出来れば一番良いです。
なかなか難しいかもしれませんが、自分の心が素直に喜ぶことを探すことですね。
どんな時に心が喜ぶかは「あなた」しか感じ取れません。
どんな人でも必ず思わず「微笑む時」や「なんかうれしい」と感じる時があるはずです。
普段の生活の中で些細なことかもしれませんが、「あなた」が微笑んだ時・なんかうれしく感じた時を覚えておくのです。
それが、言葉かもしれませんし、物を触った時かもしれません。子供の顔を見た時かもしれませんし、未知の経験をした時かもしれません。
それと関連付けて趣味にしたり、仕事に取り入れるようにするとストレス対策の一つになります。
ご自身の性欲を充実させて=心と体が満足するよう生活を見直してみて下さい。
きっと心身に余裕が出て毛にも元気が出てきますから。
237号は平成26年(2014年)5月17日に配信したメールマガジンです。