効果的な育毛方法を採る為の食習慣 美容にしても育毛にしても、大事な食習慣と言うものがあります。 それが今号のテーマです。 結論を言えばとても簡単で、「なんだそんなことか!」と誰でも思うものです。 ところが、この簡単なこと […]
234号と235では、摂った方が良い食習慣と摂らない方が食習慣について書きました。
食事に関しては、育毛への直接的な影響はありませんが、育毛の効果が出やすくなるのか?出にくくなるのか?に大きく影響を及ぼします。実は睡眠にも影響を及ぼすのです。
理由は、体は食べたもので出来ていますから、毛も睡眠も普段食べているものの影響を受けるのです。
中でも大事なのは、何を摂るか?食べるか?よりも何を摂らないようにするか?がとても大事です。
特にコンビニやファストフードが広がっている現在では、摂らないもの・口に入れないものをよく考えないと、何を食べさせられているか分かりません。
疑問に感じるなら、コンビニ弁当の裏面を見て下さい。あなたが説明できるものがどれだけ使われていますか?
ファストフードも同様です。何故あのように早く出来上がってくるのでしょうか?自分で作ってみれば、それがどれだけ不自然かが分かります。
弁当も同じです。
食欲が私たち人間が生きて行くには一番大事なことなのですから、食べるものの中身がとても大事なのは分かるでしょう。(だから、食事の影響が大きいのです)
食欲を含めて人間が生きる為に基本的な「3欲」があります。その欲が満たされない時に犯罪に走ったり、心身が駄目になってしまったりするのです。
だから、この3つの欲の充実が不可欠になることは、お分かりになるでしょう。
この3欲とは【食欲】【睡眠欲】【性欲】の3つです。あなたの生活で、この3つの欲が満たされていますか?
前の2号は食欲でしたが、あと残りの睡眠欲と性欲についてどうすか?を提案します。
睡眠欲が満たされていると言うのは、ちゃんと眠れていて、朝疲れが取れてすっきり起きることが出来ていますか?と言うことです。
あなたは、いかがですか?
なんてことはないでしょうか?
これでは、睡眠欲が満たされているとは言えないので、疲れも取れず、心が駄目になっていきます。
原因は、所謂ストレスなのだと思います。そのストレスを解消する方法を知らないのと普段の習慣に問題があるのです。
普段の習慣に大きな問題が潜んでいます。睡眠欲を阻害する普段の習慣とは以下の通りです。
こんな習慣になっていて、日中にストレスを受けてそのままなのですから、睡眠欲が満たさるような眠りを得ることなんかできません。
ではどうするか?
まずは、食事です。脳内ホルモンの原料になるものを摂らないといけません。
それは、タンパク質です。一つのタンパク質に偏ることなく摂る必要があります。大豆製品を中心に・卵・魚介類・鶏肉・豚肉・牛肉です。
これらと野菜・果物を意識して摂ることです。
タンパク質なんかは、食べるたびに違ったタンパク源にすれば一番良いです。
摂ってはいけないのは、糖質です。糖分の入っているものは、できるだけ避けることが肝心です。
炭水化物に偏る人が多いので意識して減らして下さい。ただし、40歳くらいまではエネルギー源が炭水化物なので、若い方は炭水化物を減らし過ぎないで、発芽玄米にすると良いです。
それと炭水化物を減らす代わりに、タンパク質を摂ることを考えた方が良いです。
次に、ご入浴方法を見直します。
お風呂に入る前には、必ず部屋の明かりを間接照明にして、薄暗い状態にしておきます。
お風呂に入ったら、必ず湯船に浸かり肩や体の力を抜いて、意識的に息をゆっくり吐くことに集中します。
何回か息をゆっくり吐くようにしていると、知らぬ間に日中のイライラや腹立たしいことはマシになります。
ただし、普段からこのような入浴法の習慣がない人の場合、肩や体の力が抜けて日中のイライラや腹立たしいことがマシになるのに2ヶ月3ヵ月くらいかかると思います。
心と体が解れてくると、体が温まってきて心身がリラックスしやすい状態になっているはずです。
この状態でお風呂から出てきた時に部屋が薄暗いと、すでに心身が眠れる体制に入っているので、寝つきも良くなり、良く眠れるようになって、翌朝起きた時には疲れが取れているようになるのです。
そして、もう一つ大事なことは、朝日を浴びながら体を動かすこと=歩くで十分です。
体内時計が矯正されるので、夜になると眠りにつきやすくなります。
食べるものとご入浴前後の習慣を、上記のように整えて下さい。一度やってみると、翌朝の疲れの取れ方が違うのを実感されるでしょう。
睡眠欲が満たされてくると、毛に勢いが出やすくなってきます。そして育毛の効果が出やすくなってきます。
236号は平成26年(2014年)5月3日に配信したメールマガジンです。
前号では、「こんなものを摂るようにして下さい。」食事の内容を具体に提示しました。
以下のものを摂るよう心掛けて下さい。
と記述しました。
ところが、現在ではこれらのものを摂るのに、かなり手間が省かれて便利になってしまいました。
便利になったおかげで十分摂れると思ったが、実は表面だけで摂れるだけになっていて、摂らない方が良い物・余分なものをたくさん摂るようになったのです。
その代表となるのが、所謂食品添加物です。
防腐剤・保存料等は、加工食品について回るものです。それら以外にも、PH調整剤・たんぱく加水分解物・調味料(アミノ酸等)・増粘多糖類・加工でんぷん・着色料・カラメル色素等々今の日本では何でもあり状態です。
加工食品と言うと、インスタントラーメンやサプリメントのようなものを思い浮かべるかと思います。が、実はそれらを含めてもっと色々あります。
それは、コンビニ弁当やサンドイッチ等々のコンビニで売られている食品です。これらはほとんど加工食品だと言えます。
スーパーで売られているカット野菜や惣菜もそうですし、チェーン店の弁当屋で売られている弁当もそうですし、ファーストフード店で売られているものそうです。
ファミリーレストランで注文するものも大体そうです。
具体的に製品名を上げると、剛力彩芽さんがCMに出ている「ランチパック」(裏面の原料表記を見て下さい)なんかは最悪と言えるでしょう。
そして、思わぬところにあるのが、歯磨き粉だったりします。
今は、私は塩で歯磨きをします。そのきっかけになったのが「どうも寝起きがすっきりしないなぁ」と思っていた時に読んだ本でした。
塩で歯を磨くのは、昔の人は普通にやっていたことですが、現在ではあまり聞かなくなりました。
が、この本の中でも紹介されていたので、試しに1週間ばかし塩のみで歯磨きをしてみたのです。
ただ、安い塩ではいけません。良い塩を使うことが大事です。ブランド名では「海の精」や「浜味塩」です。この時に使った塩は「海の精」でした。
1週間歯磨きを塩でしただけでしたが、何と朝早く起きることができるようになり、寝起きがすっきりしたのです。
だから、歯磨き粉と言えども、口に入れるものには十分気を使わないといけません。
食べるものに関しては、加工食品をできるだけ避けていましたから、体内に入れる食品添加物や保存料・防腐剤が極端に減ったのですね。
これを経験してから、「やっぱり体内に食品添加物はできるだけ入れない方が良い」と強く感じたのでした。
今で、歯磨きを塩に替えて5年になりますが、朝が調子が良いのが続いています。使う塩のみ「浜味塩」の焼き塩に替えています。
食品添加物にしても、特に気にし始めたのは、10年近く前に以下の本を読んでからです。
以下は最近出版されたところです。
どんな食品にどんな添加物が使われているか?添加物表記の見方等を知ることができるので、目を通すことをお薦めします。
食品添加物を100%除くことは、今の世の中ではとても難しいです。自給自足をすれば何とかできるでしょうが、現実的ではありません。
が、自分で作る手間と時間を少々かけるだけで、食品添加物の多くを排除することは可能です。
言ってみれば、現代の私たちは時間と手間を省く代わりに、食品添加物と言う体を害する可能性の高いものを摂っているわけです。
どちらを摂るかの選択権は、全て消費者側にあります。が、その選択をする際の情報が圧倒的に少ないです。
そんな情報がないだけでなく、ランチパックではありませんが、メーカーは便利になることの優位性のみを訴えるだけです。全く、消費者=国民の健康を考慮していないと言えますね。
まずは、食品添加物を排除することを優先して下さいませ。
と言うことは、まず第一歩にやるべきことは、コンビニで売られている食品は摂らないことですね。弁当・サンドイッチ・ジュースやケーキ類・揚げ物等水以外全てです。
その次に摂らない方が良いのは砂糖です。
ただ、これには関しては、コンビニで売られている食品を、全て摂らないようにしたらほぼ達成できます。
骨がもろくなって、情緒不安定になってしまうのです。結果、脳が白砂糖を欲するので、砂糖依存症になってしまいます。
ところが、「コンビニがなければ生活ができない」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。砂糖依存ならぬ、コンビニ依存になっていて、ご自身の健康を害しているのです。
コンビニの弁当を買ってきて、お子さんに弁当として持たせる母親もいるようですから、とても怖い世の中です。
コンビニが無かった時には、独身でも自分で食事を作っていたのです。たった今から1980年代のことです。1980年代の人がやっていたことが、今の人にできないことはありません。
たぶん、大きな違いは知恵が働くかどうかだと思いますね。
無ければ無いで知恵が働くのが人間です。コンビニが無かったらどうするか?を考えて実践してみて下さい。
そして、1週間で良いのでコンビニを利用するのを止めて、前回お知らせした食事をして、歯磨きを塩でやってみて下さい。
きっと体が正直に反応するはずです。味覚も変わるはず。継続すれば、結果として育毛にも役立つようになっていきます。
235号は平成26年(2014年)4月19日に配信したメールマガジンです。
美容にしても育毛にしても、大事な食習慣と言うものがあります。
それが今号のテーマです。
結論を言えばとても簡単で、「なんだそんなことか!」と誰でも思うものです。
ところが、この簡単なことを実践すると中々できないのです。面倒なのかどうかは環境や性格にもよりますが、結構できていない人が多いのですね。
大事な食習慣を簡単に言ってしまえば、以下の3点です。
「3」の脂質と脂肪に関しては、「1」と「2」を摂る時に一緒に摂れるのであまり気にすることはないでしょう。どんな脂肪を摂るのかだけ気にすれば良いだけです。
大事な食習慣の中には、摂らない方が良いものがあります。これを防ぐのがとても難しいのです。その代表となるのが、所謂食品添加物です。
防腐剤・保存料・甘味料・調味料等のように加工食品について回るものです。動物性の脂肪や白砂糖を含むものも摂らない方が良いです。
ただ、動物性のタンパク質を摂る時に、脂肪はある程度ついてくるのは仕方がないと思います。
この辺はあまり細かく制限する必要はないでしょう。偏ってタンパク質を摂るのだけは避けて下さい。
これは簡単です。
1日両手のひらに山盛り一杯の野菜と季節の果物を摂って下さい。分かりづらい場合は、「1日でキャベツ1個食べるくらい」と思って頂ければ良いでしょう。
これをコンビニやスパーで売っているカット野菜で済ますと駄目です。単にカットしただけで売られているのではないからです。
カットした後何度か殺菌するために水に漬け、殺菌剤を抜く為にも水に漬けているはずなので、シャキっとしますが野菜の栄養が流出してしまっています。
まず、自分で季節の野菜を買ってきて切って食べることです。
これを朝食で摂ります。
生で食べることのできるその季節の野菜を5種類くらいを、「塩」と「オリーブオイルかエゴマ油」で摂るようにします。
以下は事例ですので、ご自分で考えて摂って下さい。
これらを直径30センチくらいの皿に、山盛り一杯になるくらい摂って下さい。
使う塩は、原料が日本産で製法は天日平釜でイオン交換法でないもの。
ブランドで言えば、伊豆大島産の「海の精」とか対馬産の「浜味塩」があり、中でも「焼き塩」があれば一番良いです。
オリーブオイルはエキストラバージンオイルで瓶の色の濃いもの。
これらとリンゴ1個を朝食で摂ります。これで、1日に必要な野菜の量の7割り以上は補えます。
サプリメントでこれらを補おうなんて考えないで下さいね。添加物なしのサプリメントはありませんし、何から出来ているのか不明ですし、
サプリメントでは腸内細菌叢が良くなるとは思えませんから。
後の3割りは、昼食と夕食で摂るようにします。具たくさんの味噌汁や鍋にして摂ると結構良いです。
私は、ご相談者の方々には弊社で扱っている「どこでも野菜」をお薦めしています。
原料が無農薬・堆肥作り栽培でフリーズドライ製法なので、添加物は一切使用せずにケールと言う野菜だけでできるからです。上記の食習慣に「どこでも野菜」を1包加えると、ほぼ1日に必要な野菜の栄養が十二分に摂ることができます。
これで「1」のビタミン・ミネラル・ポリフェノール・食物繊維は完璧ですね。
タンパク質は、主に大豆製品と魚貝類で摂ると良いですが、これに偏ると美味しく食べることが出来なくなるので、いろんな種類のタンパク質を摂るようにします。
いろんな種類のタンパク質を摂ることで、体をつくるのに適したタンパク質を漏れなく摂ることができます。
摂り方を工夫することで、できるだけ飽きがこないようにします。
昼食か夕食か、どちらが外食が多くなるでしょうか?それによって食べるものを変えるようにします。
外食ではなく、自分で弁当を作るとか自宅で全て摂る場合も参考にして下さい。
鶏肉料理、豚肉料理、牛肉料理、卵料理、魚介類料理を日替わりで摂るようにします。
当然、メイン料理以外にも野菜や漬物・味噌汁(豆腐を摂ります)等は摂ります。
魚貝類を中心にします。今日魚貝類を摂ったら、次の日は鶏肉料理、次の日は魚貝類料理とうように一日おきに魚貝類料理を摂るようにします。
そして、できれば夕食では納豆を1パックくらいは摂りたいですね。当然、メイン料理以外にも野菜や漬物・味噌汁(豆腐を摂ります)等は摂ります。
このようにすれば、偏りがなくなりますし、3分の1以上は大豆製品と魚貝類を摂ることになるでしょう。
以上を読んで頂ければわかりますが、炭水化物を書いていません。
ガテン系のお仕事に従事されている方以外は、朝は炭水化物は要りません。昼食前にお腹が減る方が良いです。
炭水化物は、昼食と夕食で摂りますが、50才以上の方は、昼食と夕食でも不要だと思います。
そして、炭水化物を摂るなら発芽玄米か金芽米・金芽ロウカット玄米・全粒粉でできたパンです。外食が多いと発芽玄米や全粒粉のパン・パスタは難しいでしょうが、常に心がけて下さい。
「朝パン、昼うどんかラーメン、夜パスタ」みたいな食習慣は止めて下さいね。
今回は、ビタミン・ミネラル・タンパク質等々で、どんな食習慣が良いかを具体的にあげてみました。
が、摂ってはいけないものに関しては、少し触れただけなので、次号ではできるだけ詳しく書きたいと思います。
234号は平成26年(2014年)4月5日に配信したメールマガジンです。