皮脂を取るから毛を無くす。毛が育たない。 いろんなことをしても、育毛が上手くいかないのには理由があります。本当はその理由が薄毛の原因だったりします。あなたも同じことをしていませんか? 多くの人が育毛に失敗する理由 皮脂を […]
薄毛になる予兆の第一段階と第二段階は以下通りです。
まだこの段階では薄くなるかどうかは分からないが、他に、個別に違う要因がたくさん絡むと、薄くなる可能性が高まるのですね。
が、抜け毛に明らかに細い毛が目立ってくるには、『ここから2年~5年くらい経過してから』。こうして確実に薄くなる段階に入っていくのです。
実は、三番目と言っても、二番目くらいから出ている人が多い現象でもあります。前回も書いているのでお分かりかと思います。
何か?
それは、多くの人が薄毛になった時に望むことです。
抜け毛が目立たなくなる期間が、結構長く続くようです。全ての人が、そうなるのではありませんが、比較的抜け毛が少な目で推移することが多いようです。
その推移の特徴は、年がら年中抜け毛が少な目だと言うことです。
普通、季節によって、抜け毛は増えたり減ったりしますよね。
ところが、この第三段階になると季節に関係なく抜け毛が少な目で推移して、何年間か続く場合が多いのです。
「何年」と書いていますが、これは、ご相談者にお聞きしての話です。「何年かは分からないけど、抜け毛が増えて薄くなる前はほとんど抜け毛が無かった」と訴えられる人が多いのです。
お話から想像すると、たぶん、毛が多かった時には抜け毛を気にしていなかったか、もしくは
頭皮が弱って細い毛しか育たなくなってきているのは、毛の生え変わりも衰えて、抜けるべき毛=死んでいる毛が残るようになってきていたかでしょう。
その為、薄毛になる前には抜け毛が減っていることが多いのです。
とは言っても、必ず毛は抜けるので、いくらずつはか毎日抜けていたけど、本当に少しずつ普通に抜ける毛が減っていたのしょう。でも、やっぱり、この段階になってくると
でちょっと不安になってきます。が、抜け毛が少ないので、そんなの「気のせいだ」と考えてしまいます。
地域や個人にもよるでしょうけど、関西人なら、「お前危ないんとちゃうか?」とか、「あんた、どうしたん?」と友人が声をかけてくるのも、この時期です。
こんな時に、ちょっと不安でもあるので、
する人もいらっしゃいます。そんなこと考えずに、
等々すると、第四段階の薄毛が発症する症状が出ます。それが次回のテーマです。
こんな段階でのご相談は避けて欲しいですね。理由は次号をお読み下されば分かります。
前号は、「薄くなる時の経過:一番目に現れる症状は何?」と言うテーマで、一番最初の薄毛になるであろうスタートラインは、『髪の毛が痛みやすくなること』だ、と書いたかと思います。
これでも、とりあえずはスタートラインに立っただけで、本当に薄くなるかどうかは、まだ分かりません。
この次に出てくる症状でその人が薄くなっていくであろう、と言うことが決まります。
多くの人に共通するので、ヘアケア製品を中心に書いていますが、これにプラスして、個別に違う原因がいろいろ加味されて、本当に薄毛になっていきます。
例えば、
絡めば絡むほど、薄毛になっていく可能性が高くなっていきます。そして、二番目として出てくる症状は何か?と言うのがテーマです。
毛の痛みが激しくなってくると、痛みを防止する為にいろんなヘアケア製品を使ったり、美容院でのトリートメントを頻繁におこなったりするようになります。
痛みやすくなってくると毛のまとまりも悪くなってくるので、痛んでいる毛を艶やかに綺麗に見せて、バサバサにならずにまとまりを良くする為にヘアケア製品を選び美容院に行くわけです。
皆さんが求めるヘアケア製品の効果は、使用前が→見違えるように使用後になる効果ですよね。その効果を求めて、スプレーやワックス・トリートメント・ムース等々を毎日頻繁に使うようになっていきます。
すると、なんと不思議なことに!!
痛んだ毛は、見違えるように綺麗に見えるじゃないですか!
まとまらなかった毛は、まとまりやすくなるではないですか!
「このヘアケア製品・美容院の技術、すごくない?」って思ってしまいます。
で、ここで疑問です。
毛って角質の集まりです。角質の集まりとは死んだ組織の集まりなので、一度痛んだものは元に戻らないのです。
例えば、爪も毛と同じ角質で出来ています。同じように死んだ組織が積み重なって伸びていくのです。
一度傷ついた爪は伸びることはあっても、傷ついている部分は傷ついたままで伸びていき、切ってしまわないと綺麗に生まれ変わりません。
ところが、傷ついた爪でも綺麗に見せることはできます。マニュキュアで表面を綺麗に塗ってあげれば痛みが綺麗に隠れるのです。(表面を削ると言う手もあります)
爪が生きている組織で血が通っているなら、表面が剥がれて傷が綺麗に治ることもあり得るでしょう。
ところが、爪は死んでいる組織の集まりなので、そんなことはあり得ないのです。
毛も同様に死んでいる血の通っていない組織なのですから、綺麗になるには爪のマニキュアのように表面を覆ってあげる必要があります。
それが、好んで使っているスプレーやワックス・トリートメント・ムース等々であったり、美容院でのトリートメントなんですね。
爪のマニュキュアに例えましたが、これって、お肌の荒れが気になってメイクで隠しているのに似ていません?
お肌表面も角質層で覆われていますが、角質が荒れてくるとメイクを塗って隠そうとしますね。
メイクとクレンジングとを頻繁に繰り返していると、もっとひどい肌荒れになってきます。
実は、毛にも同じ事をしていて、最初は見違えるように綺麗になりますが、繰り返しているとひどい痛みは隠せなくなるほどに痛めてしまうわけです。
美容院なんかの広告宣伝で、「当店のトリートメントは○ヶ月保ちます。」と言っているのは、髪の毛を覆う強さ加減を言っているわけです。
ちなみに、毛質を改善する為に、「美容成分を毛に入れ込む」と言ううたい文句があります。とても不思議なうたい文句です。
私はこれには疑問を感じています。理由は、一度変質・変形してしまった角質細胞が、元の形に戻ることはないからです。
だって死んだ細胞でしょ。死んでいるものが変わりますか?
「美容成分を毛に入れ込む」とうたっていても、何ヶ月かすると再度痛みが出てくるようだと、美容成分を入れ込んで毛質を改善しているのではなく、コーティング処理に使う薬剤を替えているだけだ、と言えるんじゃないでしょうか?
話がそれましたので、元へ。
痛みを隠すことを頻繁に続けていると、さらにひどく痛んでくるのが毛だけなら良いです。
ところが、毛に何らかのものを使えば、当然頭皮に付くわけで、頭皮に付けば毛穴内部に入り込むことさえありえます。
皮膚より硬い角質である毛を痛めるのですから、当然のように、頭皮を痛めるでしょうし毛穴内部も痛めるのは想像できます。
メイクとクレンジングを繰り返していると、お肌を痛め●●が促進されていきます。
同様に頭皮を痛めて●●が促進され衰えていくので、頭皮の栄養状態が悪くなり細い毛しか作れなくなっていきます。
と心配する人はいらっしゃいません。細くなってくる毛の割合が少ないからです。
そしてもっと悪いことに、季節に関係なく抜け毛自体は少なくなっていき、毛はたっぷりとある時期がしばらく続くので、誰も自分が薄毛になるなんて思っていません。
これが怖いわけで、気づかないうちに頭皮の状態をさらに悪くしているのです。
特に、使っているヘアケア製品の中には、毛を覆ったり毛に残留するものが多いので、ちょっと細くなっても分からないのですね。
生え変わってくる毛に細い毛が混じってきますが、抜け毛に細い毛が混じり始めるのは、ここから2年~5年くらい経過してからになると思います。
と言いましても、薄くない時でも細い毛が抜け毛には混じりますから、その見極めが非常に難しい!
探して見つかった程度なら問題ないけど、明らかに目立ってくると、ひょっとすると・・・、とみるのが良いでしょうね。
中には、毛の中身の●●が粗くなるので、腰が無くなり折れるように寝てしまって、分け目やつむじの地肌が、丸見えになる人もいらっしゃいます。
この段階になってやっと、「私、危ないかも!」と思い始めるわけです。
今現在このような状態で、腰がなく毛に元気を感じていらしゃらない人なら、案外早めに改善します。こんな段階でぜひご相談頂きたいです。
何度も書きますが、ヘアケア製品だけが問題ではないですよ。多くの人に共通するのでヘアケア製品を中心に書いていますが、これにプラスして個別に違う原因がいろいろ加味されて、本当に薄毛になっていくのです。
例えば、
絡めば絡むほど、薄毛になっていく可能性が高くなっていき、髪の毛の質が変わっていくのです。それが、今回書いた第二段階の症状として出てくるのです。
104号では、「毛が増える為の効果は何だと思いますか?」と言うテーマで書きました。覚えていらっしゃいます?
以下前号の抜粋です。
風邪を引いて寝込むまでに段階があり、治る時も段階があります。治る時は、寝込む時の段階を解決していき最終的に治るものです。
毛も一緒で、薄くなる時には薄くなる為の段階があり、毛が増えるにはその段階をなぞるように改善しながら増えていくのです。
と書いていたかと思います。思い出しました?
今号では、薄くなる時に、最初に現れる症状について書きたいと思います。
考える人は、普通の人ですけど、事実をちゃんと見ていません。
抜け毛が急増して薄毛が発症する時期には、相当状態が悪くて内部では進行していて、本当はもっと何年も前に前触れがあるものなのです。
まるで糖尿病のようですね。症状が表面に出てきた時には遅いって。
皆さんが好んで使っているヘアケア製品の中に、これらを感じさせないものが多いので、分からなくなっているだけです。
そして、「抜け毛が増えて薄くなる」のも本当は怪しい話なのです。何せ、先入観や固定観念で、「毛が抜けること=薄毛になる」と思わされている人が多いのですから。
その為、多くの人は、薄くない時には抜け毛を気にしていませんが、薄くなった時に抜け毛を気にし始めています。
抜け毛が多くなったから気になり始めたのではなく、薄くなり始めたから抜け毛を気にするようになった、と言う方が当たっている人がご相談者には結構たくさんいらっしゃるのです。
ただ、本当に抜け毛が急増して、薄くなる人が多いのも事実です。
が、ここが薄毛のスタートラインではないことを、理解しておかないと、育毛の効果で求めるものを間違えます。
ここからが、今号の本題中の本題です。
一番最初の薄毛になるであろうスタートラインは、
でも、髪の毛が痛みやすくなった段階では、まだ100%薄毛になるわけではありません。何%かは分かりませんが、薄毛になる確率が少々出始めた段階です。
ここに、個別には違ういろんな原因がたくさん絡んで、何年も経ってから、最終的に「抜け毛急増→薄毛」と言う変遷を辿るのです。
また、この段階を経ずに第二段階の頃から、薄毛の一歩を踏み出す人もいらっしゃいますので、絶対ではないこともご了解下さいね。
ほとんどの人は、男性でも女性でも、小学生や中学生の頃くらいまでは、そんなに髪が痛んでいなかったはずです。
中学生になり異性を気にし始めたり、格好の良し悪しを気にし始めると、やたらとヘアケア製品を使い始めます。
シャンプーは洗い上がりやスタイルを決めやすいものや、綺麗になりやすいものを選ぶようになるし、早い人だと中学生くらいの頃からカラーや縮毛矯正をするでしょう。
ワックスやムース・ジェル・ヘアスプレー等でセットしたり、リンスやトリートメントをしっかり使ったりし始めます。
これらのヘアケア製品の使い始めや、カラー・縮毛矯正のし始めの頃は、髪もそんなに痛みません。が、続けているうちに毛が痛んでくるので、その痛みを隠す為に、さらにヘアケア製品を使う人もいるでしょう。
最初の頃は、髪の表面が痛むだけですので、リンスやトリートメントをちゃんとしていれば、何とか痛みは気にならないで済むようにはなります。
ところが、これらを続けていくうちに、リンスやトリートメント・ヘアケア製品だけでは痛みを解消できなくなってきます。
自分では痛みを解消できなくなってくるので、今度は、美容院でトリートメントをして、髪の痛みを解消しようとします。
美容院でのトリートメントも、最初の頃は良いのに時間が経つにつれて取れやすくなってきます。(毛質を良くすると訴えているのに、取れてくるっておかしいですね。)
この経過って、どういうことなのか、お分かりになりますでしょうか?
髪が痛む理由は、安価なヘアケア製品には安価な界面活性剤が乳化剤やコーティング剤として使われているので、髪表面を綺麗に見せるのは有効だけど、洗髪で開いたキューティクルから髪内部に浸透して毛自体の質を悪くするのです。
界面活性剤のマイナス面である、たんぱく質変性をおこすのです。
毛を痛めると言うことは、毛より柔らかい頭皮をもっと痛めると言うことです。
痛んだ毛を隠すと言うことは頭皮にも残留するので、界面活性剤が毛穴に入り込みやすいと言うことです。そして、毛を作る組織が変性して衰えてしまい、実の詰まっていない目の粗い毛しか作れなくなるのです。
結果として、最初は毛は痛むようになり、最終的に「目の粗い毛」で「痛みやすい毛」しか作れなくなっていきます。
かなり極端なことを書いていますので、上述に当てはまらない人もいらっしゃいます。そんな人でも、小学生や中学生くらいの頃は、市販のシャンプーは使っていらっしゃるでしょう?
女性の中には、上述したことそのままだ、と言う人もいらっしゃると思います。
薄くなり始める1年2年前に、上述のことがあればまだ分かりやすいです。が、薄くなり始める3年~10年くらい前(もっと前のこともある)の話になるので、本当のことが分からない人が多いのですね。
「目の粗い毛」で「痛みやすい毛」しか作れなくなると、洗髪時に毛が水をたくさん吸うので、乾かすのに非常に時間がかかります。
中々乾かないからと、自然乾燥なんかしていませんでしょうね。時間がかかっても、
ドライヤーでちゃんと乾かして下さいね。ドライヤーでは毛や頭皮を傷めませんから。
「ドライヤーの温風が毛を痛める」と言っていた人たちは、目の粗い毛しか作れなくなっているのを、知らなかったのでしょう。
証拠に、私の相談室でケアをされる人の毛を見ていますと、最初は、水を良く吸うので中々乾きません。男性でも女性でも一緒です。
ケアを続けていくと、段々毛がしっかりしてきて、硬くなる人までいて、ドライヤーを使うとすぐに乾くようになっていきます。
よくよく毛を見ると、毛と頭皮が水を弾いているのですね。だから、タオルでふき取ると半乾き状態になって、ドライヤーの温風を吹き付けるとすぐに乾くのです。
さすがに、毛の長い女性は、さっと乾くようにはなりませんが、それでも、最初に比べると半分以下の時間で乾くようになります。
毛の長い女性だと、ケアを始めて半年を越えると、痛みの激しいところ、そうないところの境目が分かるようになり、根本であればあるほどすぐに乾くので、薄くなる前に、どれだけ毛にも悪く、頭皮にも悪いことをしてきたのかがよ~く分かります。
そうなんですね、薄くなる前兆として、一番最初に髪の痛みがひどくなるのです。こうなることで、薄毛になる一歩を踏み出すのですね。
ここに、個別には違ういろいろな原因が絡んで、薄くなっていく人が多いのです。が、中には、体の内部やその人の環境自体が主になっていて、髪が痛むことがないのに、薄くなる人もいらっしゃいますので、全てが全てだとは思わないで下さいね。
どういった育毛の効果が出てくれば、毛が増える結果に結びつくのでしょうか?と言うのが、今号のテーマです。
短に「毛が増える」と言っても、人により「毛が増える」と言う結果の中身が違うはずですから、増える為の効果も違うはずですよね。
じゃ、この「増える」って、「あなた」の場合に何を指しているのでしょう?
以上のように最終的に望む「増える」結果には色々あります。これって、実は薄毛の進行度や進行パターンによって違うのです。
単純に色分けすると、
「1」のように、ちょっと薄い人でも望む結果はありますが、その辺の細かいことは「なし」と言うことでお願いします。
一つ言っておきますが、例えば、「3」の効果を望むのは、芸能人で言うと片岡鶴太郎さんのような場合を言っているのであって、20歳代前後の男性に多い1ミリ2ミリ程度の「生え際の後退」を言うのではありません。
1ミリ2ミリ程度の「生え際の後退」を、「M字に後退」とは言いませんから。
進行度や進行パターンによって、希望する結果が違うと言うことは、当然のように、結果に繋がっていく効果の出方や結果も違います。
例えば、進行度が、「透けている程度の人」と「ほとんど髪のない人」とでは、希望する効果が違いますよね。
透けている程度の人の場合には、毛が太くなって元気が出てくるだけで十分でしょうけど、(こんな人でも発毛すれば良いと思っている人は多い)、ほとんど髪のない人の場合だと、まずは、発毛しないと始まらないと思います。
要は、ご自分の進行度や進行パターンに必要な効果を望んでいるかどうか?です。
例えば、上述の
発毛させることは不必要で畑違いのケアになりますから、下手をすると、その為のケアで毛を無くす可能性が高まります。
透けているのは、発毛していないからではないからです。本来の張りのある●●の●●●●髪が育つようになると薄毛を改善できます。こんな育毛の効果が出る様にすると、髪の●や●●・●まで変わってきます。
発毛しないと始まらないのは確かですが、通常、発毛のケアをしても、ほとんど戻らないと思います。毛には回復できる境界線と言うのがあり、ほとんど髪がない状態とは、その境界線を大幅に超えている毛がほとんどだと言えます。
産毛でも生えていれば、可能性としてはありますが、ちょっと難しい状態で、五分五分以下の確率です。こんな状態まで放っておいたり、間違ったケアを行っていたことの方が問題です。
「ほとんど髪のない」とは、かなり極端な例ですが、こうなってしまうまでに、求める効果を間違ってはいけないのです。
2つの極端な例をあげました。
いかがでしょう?「あなた」の求めている効果は何ですか?発毛させることですか?それとも、抜け毛を減らすことですか?
発毛させたり、抜け毛を減らしたりすれば、毛が増える結果に繋がるのでしょうか?
薄い状態をみるだけなら、そうすれば毛が増えると思いますよね。大手の育毛・発毛サロンの広告では、そのようなことを言っていますし、医師も堂々と「抜け毛が無くなって発毛するのです」とおっしゃっています。
でも、私のところの相談室にいらっしゃった薄い人の場合、発毛して濃くなる人はいらっしゃいません。
こういった事実・現実があるのですから、発毛させるとか抜け毛を減らす効果では、毛が増える結果に繋がっていかないのかしれません。
本当のところは、どうなんでしょうか?
求める効果を間違えると、畑違いのケアになりますので、求める効果が出ているのに、毛を無くすことになる可能性すらあります。
例えば、「あなた」が風邪を引いて寝込んだ時のことを思い出して下さい。風邪を引いて寝込むまでに段階があり、治る時も段階があります。治る時は、寝込むようになる時の段階を段々と解決していき最終的に治るものです。
髪も一緒で、薄くなる時には薄くなる為の段階があり、髪が増えるにはその段階を改善しながら増えていくのです。
どんな時に風邪を引いて、寝込むでしょう?また、引いた風邪が治る時、どんな順番で治るでしょう?
病院にいくことが多いでしょうが、医師は、薬を出してくれたりしますが、必ず、「体を暖かくして寝て、体を休めるように」と言うものです。
すると、熱が下がり、体の疲れも取れて食欲がわき、動けるようになっていきます。
では、薄くなる時には、どんな経過を辿って薄くなっていくのでしょうか?
これが分かれば、求める効果は間違えませんし、効果を間違えなければ、畑違いのケアをする確立も減るだろうと思います。次号に続く・・・
最近、新聞や雑誌等々でヘッドスパなる美容院でのコースが紹介されていますね。つい、最近の読売新聞の夕刊にも掲載されていましたし、(2008年9月2日だったように思います)今月号の日経ヘルスにも載っています。
自宅のポストにも、近くの美容院のヘッドスパのことが載ったチラシが投函されていました。これだけ、ヘッドスパなるものが取り上げられていると心配になることが出てきます。
と心配になるのです。今号はこれらについて書きたいと思います。
文字通りに訳せば、「頭皮の疲れを癒し、リフレッシュして本来の機能を回復すること」と言えば良いでしょうか?
これを宣伝しているのが、美容院と言いますか美容業界です。
多くの場合、美容院であることが多いのです。読者の皆様も美容院でよく見かけるし、ヘッドスパの広告をみるのも美容院だと思います。
たまたま、先週買い物に行ったついでに書店に入ってみると、美容師が監修したヘッドスパに関する本を見つけました。
監修をした美容師は管理美容師ですし、海外で勉強をされてきたようなので、所謂、現在の日本の美容院業界の中では、ヘッドスパについて良くご存知な方なのだと思います。
で、ここで一つ質問です。
貴女(男)=女性もしくは男性は、何の為に美容院にいくのですか?
絶対にこれがメインであって、これ以外の目的はないとも言えます。
毛=髪は、角質の塊ですから、死んだ組織が積み重なったものです。その角質にメラニン色素が供給されて黒くなっています。
死んだ組織なのですから一度痛んだ髪は、抜けて生え変わるか伸びてくる部分を痛めないようにするしか綺麗にできないものなのです。キューティクルを開いて、トリートメント剤を供給しても痛んでいる角質は元には戻りません。
爪も死んだ組織の塊ですから、削っても痛くないし切っても血は出ません。削ったり、切ったりして痛めた爪は、マニュキュア等で覆わない限り綺麗になることはありません。
だから、美容院で行うトリートメントも、お店で買ってきたトリートメントをご自分でしても、髪表面をスタイリング剤やコンディショニング剤で覆っているだけのことなのです。
だから、トリートメントが取れてくると、トリートメントを行う前よりも痛んできますよね。まるで、お肌の荒れを気にしてメイクで隠し、クレンジングとメイクの繰り返しで、どんどん肌荒れがひどくなっていくのに似ていません?
美容院で行うヘッドスパもヘッドスパの専門店であっても、見た目の綺麗さやツヤが「使用前→使用後」に変化しないと、お客様が満足しないし来なくなるのですから、美容院で行うトリートメントのようなことを行っているのだろうなぁ?と想像できます。
じゃ何故、今ヘッドスパなのか?と言うと、これも想像ですが、店舗数が過剰になっていて、カラーや縮毛矯正・パーマではお金を取れなくなり生き残っていけないからでしょう。
そこで、頭皮について不安を抱いている女性が多くなってきたので、ヘッドスパなるコースを入れ始めたのは?と思うのです。
でも、頭皮について不安を抱える女性が多くなったのは、美容院や理髪店が原因なんですけど・・・。
美容院にいく目的を考えると、やっていることは、過去表面的な綺麗さやカラー等のおしゃれを優先して、実質的には髪を痛め、かつ、頭皮を痛めることをやってきているのです。これを忘れてはいけません。
買い物のついでに、ヘッドスパの本を見つけたと上述しましたが、その中を読んでいても、どうもおかしな記述が多くありました。
代表的なのは、頭皮を健康に保つには清潔にする必要があり、クレンジングで溜まっている古い角質や皮脂汚れを、取り除かないといけないと言っていること。
さも、本当のように聞こえますが、毎日洗っている人が多いのに、古い角質や皮脂汚れが溜まることなんてあり得ないです。そればかりか、クレンジングでお肌が荒れるように、頭皮だって荒れてしまいます。
そして、カラーやスタイリングで髪がダメージを受けているから、トリートメント剤でキューティクルを修復して、髪の生命力を蘇らせるらしいです。
これも絶対におかしい。だって、髪は死んだ組織の積み重なりなんだら、生命力が蘇ることなんてあり得ない。
ヘッドスパの良いところは、温水で頭皮を洗うので頭皮の●●が●●て、毛穴も●●ことです。本来なら、この段階で毛穴に●●しているものが●●されますが、シャンプー剤で揉み洗いすると、クレンジングで邪魔するものを取り除いているので、シャンプーの洗浄成分が毛穴内部に入ってしまいます。
と見てみると、どうもいろんなことを行うことで、費用を取れるようにしているようにしか思えないのです。
そればかしか、頭皮にとっては、極めて危険に感じられるケアをしているように思えます。
本来のヘッドスパの目的なら、温水だけで頭皮を洗うだけで十分その目的は達成できます。
だって、元来、皮膚や毛穴は、スタイリング剤やコーティング剤や洗浄成分等々の邪魔しているものを取り除いてあげれば、自然と回復するものだからです。
現に、私のところの相談室では、初回は問題点を客観的に見る為に、お湯だけでしか洗いませんが、それだけでも毛に腰が出ることも多いのですね。(ただし、少し特殊な水は使っていますし、一時的なので続けないと駄目ですが・・・)
最近、女性のご相談で、頭皮クレンジングを使っている人が目立ってきたのですが、こう言った情報を見て信用しているからでしょうか?
以上のことから、美容師さんって知っているようであまり知りません。現に、買ったヘッドスパの監修している美容師さんも、上述のようにおかしいことを書いています。
この本の中で、頭皮のクレンジングを推奨しているのに、シャンプー剤は適度な洗浄力を持つものを推奨していて、かつ、石鹸は優しいと言っていたり、髪がパサつくのは、洗浄力が強いからだと言っていたりします。
要は、美容師さんってあまり分かっていらっしゃらないから、話の筋道があっちにいったりこっちにいったりで、方向が決まらないのではないでしょうか?
そういえば、ある美容師さんのメールマガジンで、「毛穴が皮脂で詰まる」と書いていたのに、ある時から急に、「毛穴は皮脂で詰まらない」と書いていたっけ。でも、この美容師さんもご本を出版されているのです。
結論を言うと、女性が望むヘアケアの効果では、頭皮を痛めたり毛は育たなくなるけど、女性が望むヘアケアの効果を出さないと、お店は儲からないってことなんですね。
101号では皮脂について、以下のように書いていたと思います。それは、以下のことです。
これは、本来=生まれながら=先天的に皮脂の分泌量の多い少ないを言います。
そうなんですね。人により皮脂の分泌量の多い少ないがあるのです。
これが、その人の体質によりますので、この体質を無視してケアを行うから毛を無くすのです。と言うのが今号の内容です。
まず、男性と女性で皮脂の分泌に差があります。概ね、男性の方が多くて、女性の方が少ないです。
男性と女性とで、皮脂の分泌の量に違いがあるのは、男性の皮膚と女性の皮膚は違いに影響を与えています。基本的に、男性の方が皮膚が強く、女性の方が皮膚が弱いです。
当然ですが、個体差があるので、男性でも皮膚の弱い人はいらっしゃるし(こういう人は、男性でも皮脂が少ない)、女性でも皮膚の強い人はいらっしゃいます(こういう人は、女性でも皮脂が多い)。
男性と女性で皮脂の分泌量に違いがあるのは、ホルモンが影響していて、男性ホルモンが皮脂の分泌を多くしているのです。
ただし、間違って欲しくないのが、男性ホルモンが薄毛の原因の一つであり、男性ホルモンが皮脂の分泌量が多くなる原因の一つであるけど、皮脂の分泌が多くなることが薄毛の原因ではないと言うことです。
男性の中にも、皮脂の分泌の多い人と少ない人はいます。じゃ、男性で皮脂の分泌が多い人が薄毛なのか?と言えば、そうではなく、皮脂の分泌が少ない人の方が薄毛なのです。
女性の中にも、皮脂の分泌の多い人もいれば、少ない人もいます。男性の場合と一緒で、皮脂の分泌が少ない人の方が薄毛なのです。
男性でも女性でも、自ら行ってきたことで、皮脂の分泌を増やしているたくさんいらっしゃいます。
こんな人の場合、お話を聞いて頭皮を見れば分かりますし、私のところでのケアを受ければ本来の状態に戻るので、先天的に皮脂の分泌量が少なかったのだと分かります。
後天的に自ら行ってきたことで、皮脂の分泌量を増やしている方の頭皮は正常ではないです。
こんな方の頭皮全体を見ると、ちょっとおかしいです。文字で表現仕切れませんが、おかしいのですぐに分かります。
おかしいのがすぐに分かりますが、「あなた」が、今現在薄毛になっていらっしゃって、今現在皮脂の分泌が多いなら、8割~9割くらいの確率で、先天的には皮脂の分泌が少ない体質だと思います。
そうなんですね。ご自身が先天的に皮脂の分泌量が少ない体質なのに、皮脂を取るようなシャンプーで皮脂を取るケアを行ってきたから薄毛になっているのです。
このメールマガジンを読んでいる「あなた」は、先天的に皮脂の分泌量が多い方ですか?それとも少ない方ですか?
先天的に皮脂の分泌量が多い方なら良いですが、少ない方だとケア法を見直さないと、女性と言えども、今やっていることで毛を無くします。
先天的に皮脂の分泌量の多い体質の人なら薄毛になりづらい上に、たとえ薄毛になっても案外簡単に早めに戻ります。
ところが、先天的に皮脂の分泌量が少ない体質の人なら薄毛になりやすい上に、一度薄毛になると手間と時間がかかりますし、中々上手くいかないことも多いのです。
まずは、体質的に「あなた」の皮脂の分泌量が多い方なのか少ない方なのかを分かって下さい。
前号でも書きましたが、皮脂自体が●●●●いて、皮脂が多いと感じていらっしゃる人がほとんどです。
こういった方は、今一度ご自身の普段の食生活を振り返ってみて下さい。
ほとんどが、他人が作ったものや工場生産のものですよね。(コンビニにあるものがほとんど)
これらの割合が多ければ多いほど、皮脂が少ないのに、●●●●いて多いと感じているはずです。
と言うことは、こういった食生活をしている限り毛が育たないと言うことですね。
私は、元々美容業界とは縁のない世界で仕事をしていました。なぜか、起業を期にして、成り行きで健康とか美容とかの仕事をすることになったのです。
美容や育毛の世界に入った時に驚いたのが、皮脂の分泌を悪の権化のように言う情報が多いこと多いこと。
よくよくその情報を探ってみると、分かることがありました。今号は、このことをテーマに書きたいと思います。
その裏には、必ず洗顔料やシャンプー・育毛剤の話がくっついているのです。だから「皮脂の分泌を悪の権化のように言う」理由は簡単です。
それらの製品を売る為には、「皮脂を悪の権化」に仕立て上げる必要があるからなのです。だから、皮脂が悪者扱いされるのです。
美容や育毛のご相談を受けていましても、皮脂の重要性を知らずに、皮脂を悪者扱いして皮膚や毛にトラブルを抱えている人が多いです。
本当は、皮脂の量の多い少ないの問題ではなく、皮脂の●の良し悪しが問題なのに、量の問題にすり替えられているのですね。一応、このメルマガは、育毛のメルマガなので、洗顔料の話は外しますね。
覚えておいて欲しいのは、お肌や頭皮には皮脂が必要だってことです。●の良い皮脂がちゃんと分泌されていることで、潤いのある綺麗で正常なお肌が保たれているのです。これだけは、覚えておいてください。
さて、私が相談室で、ご相談者の頭を洗っていて、感じることを事実として書きますね。それは、以下のことです。
と言う事実があるのにも関わらず、恐ろしい現実があります。それは、ご相談にいらっしゃる人の実に100%の人が、上記のような事実があるのに、「自分は脂性だ」と思っていることです。
ご相談者の9割くらいは、毛が細くて少ない人か薄い人です。だから、上記の「1」か「3」のように皮脂の分泌が少ないのに、多いと思っているのです。
ご自分では多いと思っていますから、本当は使ってはいけないオイリー肌用のシャンプーを使って、皮脂を取るようなシャンプー法を採っています。そりゃ、良くならないだけでなく、悪くしますしこじらせている人が多いのが分かります。
でも、この少ない皮脂なのに、ベタツキを感じる人が多いのですね。皮脂の分泌が少ないのにベタツキを感じるので、皮脂が多いと勘違いしている人が多いのです。
●●●●皮脂を分泌しているのです。これが、皮脂の●の良し悪しの問題です。以上をまとめると、2つのことが言えます。
皮脂を悪者扱いする宣伝・広告を見てみると、多くの場合、以下のようなことを言っています。
私は、長年いろんな薄毛の人の頭皮を見ていますが、今だかつて、毛穴が皮脂で詰まっている人を見たことがありません。
マイクロスコープで見ると、皮脂が浮いているのを見たことがありますが、皮脂のような液体が詰まるとは考えられません。だから、このような話は、でっち上げもいいとこです。
脂漬けと言う言葉で、煽っておるだけの表現です。皮脂は元々毛穴の中から分泌されますから、どんな人でも脂漬けです。ことさら、皮脂を悪くしたい為に表現しているだけ。
皮脂の●の問題であって、皮脂が多い少ないと関係ありません。また、皮脂を取っても何の問題解決にならないだけでなく、皮脂を取ることを続けていると、脂漏性湿疹のような皮膚疾患になる可能性が高くなっていきます。
皮脂が多いことと毛が抜けることは、全くの別の話です。毛が抜けるのは、その毛の●●がきたから。皮脂が多くても少なくても、皮脂の影響で毛の●●が無くなることはあり得ません。
もし、こんなことが起こるなら、体毛自体が無くなってしまいます。たまたま、
皮脂の分泌が増える時期と抜け毛が増える時期が一緒だと言うことと、現在では自ら皮脂の分泌を増やして、薄くなっている人が多いだけの話です。
皮脂を取ることをしていると、自然と皮脂の分泌が増えます。「あなた」も、皮脂を取るようなことを続けていて、皮脂の分泌が増えていませんか?自ら、皮脂の分泌を増やすようなことを行って、「皮脂が問題だ」なんて言うのって、おかしいですよね。
以上のように、本当は皮脂が問題の根本ではなく、皮脂の●や皮脂の分泌を増やしている原因になっていることが問題なのですね。
元来の皮脂の分泌量の多い少ないは、元来の毛の多さ少なさに影響を及ぼします(元来の皮脂の分泌量が多い人は毛の量も多い傾向にある)。
でも、現在では皮脂を取り過ぎることで、自ら皮脂の分泌を増やしている人や、皮脂の分泌を増やす原因が多いのです。皮脂を増やす方法や環境に問題の根本があります。
また、皮脂の分泌が少ないのに、皮脂の●が悪い為に頭皮がベタツクように感じている人も多いです。皮脂が多い少ないではなく●の問題です。
皮脂は、「あなた」お肌や頭皮に潤いを与える自らの体が分泌する天然の良質な保湿剤です。これを取る事を始めるからこじらせてしまうのです。
前号までは、「毛を増やすには、どうすりゃ良い?」と言うテーマで、色々書かせて頂きました。でも、”いつ”になると増えるのか分からないと励みにならないので、結局は挫折してしまって上手くいかないことになってしまいます。
そこで、今号では、毛の増えるペース・スピードって、【どのくらいの期間がかかるのか?】について書きたいと思います。
結論から言えば、「そんなの分かりません」が、一番正解に近い回答だと思います。
毛の増えるペース・スピードに影響を与えるものはあります。
それは、
大まかには、以上の6点くらいだと思います。
これを見ると、回復スピードに大きく影響を与える原因って、人様々なのか良く分かります。
毛の増えるペースって、どのくらいの期間がかかるのか?は、「そんなの分かりません」が一番正解に近いのがお分かり頂けると思います。
まさか、「使う製品や方法に効果があれば早く回復する」なんて思っていないでしょうね!
ここでも結論を先に言いますが、「あなた」の●や●●に、製品や方法の効果を生かす●がないと早く回復することはあり得ないのです。
そうなんですね。
回復スピードに一番影響を与えるのが、「あなた」が元来持っている毛を育てる●なんです。
毛を育てる●●と言った方が良いかもしれませんね。
ところが、広告や宣伝・他人様の効果の中には、普通はあり得ないペース・スピードを訴えているものがありますよね。
【90日で回復、3ヶ月で回復、4ヶ月で回復】と言うもの。
これらの期間で回復することは、毛の生え変わりや生まれ変わりのサイクルを考慮すると普通はあり得ない期間です。
こんなことを書くと、必ず「だから、すごいんじゃないか」ってなことを言う人がいます。
人間の体を知らないからこそ言える、ど素人の言う言葉なんですね。
が、当然ですが、【例外】的に早く回復傾向を示す人はいます。あくまでも【例外】中の【例外】であって、普通の人には、当てはまらない期間なんですね。
「いやいや、商品に効果があれば、可能なんじゃないの?」とおっしゃる人もいると思います。
上述したように、いくら商品に●があっても、「あなた」にその●を生かす●がないと無理です。
【例外】的な人とは、商品の●を生かす●のある人のことで、毛を育てる●が元来●●人で、●●のある人のことです。
「90日で回復、3ヶ月で回復、4ヶ月で回復」と言うのは、●●がないと非常に難しい期間なんです。
50メートル走を、10秒で走れる人と、20秒かけないと走れない人がいます。足の速い●●の人と遅い●●の人がいるわけです。(練習しても遅い人は速くならない)
20秒かかる人に、なんとか10秒で走らせたいからと、無理やり、車かバイクで引っ張ったらどうなるでしょうか?
10秒で走れる人に、10秒で走る為に車やバイクで引っ張っても、何の問題も起きないでしょう。
ところが、20秒でしか走れない人の場合だと、最初はついていけるでしょうが(最初から転ぶ場合もある)、途中で、ついていけなくなり、足が絡まって転んでしまい、転んだままゴールまで引っ張られてしまうでしょう。
大怪我をするか、下手をすると死んでしまいます。それだけでなく体を壊してしまうことすらあり得ます。
ここで間違って欲しくないのは、50メートルを走るのに、10秒とか20秒とかの●●による時間差はあるけど、誰でも50メートルを走り切ることはできる、と言うことです。
50メートル走を、20秒でしか走れない人に、無理をさせると、こけたり体を壊すことになるのと同様に、普通は、【例外的な】効果のスピードを求めると毛を無くす元にもなりかねません。
が、「あなた」の●に合わせた回復スピードを求めれば、回復可能なんだと言うことなんです。
こう言った早い効果を謳っている製品や方法があった時、非常に魅力的に感じるので、思わず買ってしまったり使ってみたりしたくなります。
こんな時は、「私は毛を育てる●が強いのだろうか?弱いのだろうか?」と自問してみて下さい。
多くの薄毛で悩んでいる人=80%くらいの人は、元来毛を育てる●の弱い人なはずです。
毛を育てる●が弱いのですから、「90日で回復、3ヶ月で回復、4ヶ月で回復」を求めると一時的に効果が出ることはあっても、後々で毛を無くす元になりかねないのです。
その上、薄毛の人の99%くらいの人の頭皮は弱っています。
いくら50メートルを10秒で走れる素質がある人でも、病気で寝込んでいる時には、無理でしょうし、無理をすると10秒で走れるかもしれませんが、下手をすると体をもっと悪くしてしまいます。
薄くなっている頭皮は、間違いなく弱ってきているのですから、いくら毛を育てる力が強い人でも、無理をすると毛を無くすこともあり得るのです。
だから、どんな状態の人でも、急ぐとロクなことがないのです。「急がば回れ」とよく言ったものです。
そこで、何も目安や期間がないと、続ける意思が萎えてしまいますので、以下のような期間的な目安を付けられると良いと思います。
「頭皮や残っている毛に毛が増える前兆」を感じる。
これは、見た目の良し悪しではありません。前兆を感じるているのに、見た目には進行する場合もあります。
「毛が増えてくるだろうな!」と感じるようになる。
これも、増えるのではありません。あくまでも、増えてくるだろうと感じる状態が、際立ってくることです。
半年・1年で感じている状態を維持できれば、間違いなく増えてくるだろうと予測できます。
2年で増える人もいれば、3年かかる人もいます。4年も5年もかかる人もいます。
当然ですが、毛を育てる力が強い素質のある人なら、半年・1年程度で増えてくる【例外】はあります。
ただし、過去に使っていた育毛製品、もしくは行っていた方法で、どれだけ頭皮にダメージを与えてきたか次第では、上記に書く期間の2倍3倍も長くかかる場合があります。
例えば、発毛率80%や抜け毛が減る効果等々は、”あなた”が求める効果である場合が多いので、これらが「出ますよ」と言われる製品や方法で、頭皮にダメージを残している人が多いのです。
「発毛」や「抜け毛減少・予防」を訴えていたり、内服により「男性ホルモン」に対したり、「毛細血管拡張」させたりする医薬品に頼っていた場合には、苦労する場合が多いのですね。
また、進行度や深度次第では、毛の回復は無理な場合や部位があると言うことも、理解しておく必要があります。
毛は存在している時に、ちゃんと基礎からケアを積み重ねることで、はじめて回復できるのですね。
くれぐれも、「ニョキニョキ毛が生えてきて回復する」なんて思わないで欲しいですし、そんな効果を求めないで欲しいですね。
こんな効果を求めて、頭皮にダメージを与えて、こじらせている人が、ほんと多いですから。
本来、毛の生え変わるサイクルを考慮するとあり得ないが、毛を育てる力が強い素質のある人なら、【例外的に】あり得る回復スピードなんです。
ご自分の毛を育てる力に合わせた回復ペース・スピードではじめて毛は増えるようになるもの。
TVCMや雑誌等で有名な育毛サロンに通われる人もいますし、現に通っている人の中には、特許取得の装置や次に開発されてくる機械に期待を寄せて通っている人もいます。
通常薬事法や医師法では、人体に対して発毛させるような効果のあるものは、医師しか使えないので、素人の若い女の子やパートの女性が簡単に扱っている機械で発毛効果を望む方がおかしいと言えます。
もし、サロンの人が訴えるような発毛効果が機械や製品にあるのなら、明確に法律違反で、非常に危険極まりないことをしている、販売していると言えます。
一番の問題は、増える増えないに関わらず、別のケアに移行できる頭皮を維持できているのかどうかです。いくら効果が望めても、頭皮を痛めてしまっては別のケアに移行できなくなってしまいます。二番目の問題は、費用が非常にかかるに見合うだけの改善率があるのかどうかと、改善できた毛を何年維持できるのかですね。
効果が出る人もいるだと思いますが、現に発毛クリニックの治療でミノキシジルの飲み薬を処方されて、体毛が濃くなった人もいます(髪が増えたようではありません)。また、体調を崩してしまい「うつ病」のような症状を訴えられている女性もいます。
ナステリドを処方されて、気持ちが塞ぎこんでしまった男性の方もいます。こういった心の異変は、健康診断や検査にはほとんど出てきませんし、後々で出てくるので非常にやっかいなのです。
また、病院に言って抜け毛は減ったのは良いが、薬を止めると急激に抜け毛が増えてしまい、以前よりも毛が無くなってしまったと言う男性・女性の方がいます。
何のために病院に通っているのか分からなくなってしまいますが、薬は毒なのは育毛であろうがなかろうが変わらないのです。
病気は薬で治すのではありません。病気を治すのはご自身の体です。こういったことの分からない医師の言うことは信じてはいけないと思います。
育毛サロン以上に問題になるのは、増える増えないに関わらず、別のケアに移行できる体の健康や頭皮を維持できているのかどうかです。二番目の問題は、薬を飲み続けるのは健康上危ないので、薬を止めた後に改善できた毛を何年維持できるのかですね。
理美容師は、髪のプロだが育毛の素人です。いろんな人がいらっしゃるので、「全ての人が」とはいえませんが、人まねや良いとこ取りでご自身のお店に導入しているケースが多いです。
それも今まで取引のあるメーカーやディーラーからのお誘いでやっている場合が多いので、過去の延長線上で育毛のケアを捉えていると思われる場合があります。
その為、基本的に私は理美容師の言うことは信用しません。実際上痛い目に会っている人もいますから。増える増えないに関わらず、別のケアに移行できる頭皮を維持できていないのです。
フィナステリドの効果面での調査では以下のように出ているようです。2005年に読売新聞に掲載された、日本でフィナステリドが認可される前に病院で行われた治験結果から抜粋しています。
偽薬では
一見効果があるように見えますが、
とまあ、効果面では以上のとおりだが、米食品医薬品局は以下のように注意しているそうです。「妊娠中の女性が飲むと、胎児に先天性異常などが現れる可能性がある」と。
2013年5月現在確認されている副作用は以下の通りです。これらが不可逆的になる可能性があるらしいです。
AGAの相談に行く病院は皮膚科か発毛クリニックと言う看板を掲げている病院です。
そこで、相談をするわけですが、相談とは名だけで、健康診断をして薬=フィナステリドを出されて終わりです。
薬を処方できるかどうかを調べる為に健康診断をするだけのようですから、小さい個人病院で皮膚科なら、薄毛というだけでフィナステリドを出すだけのところもあります。
女性でも、10代20代で無理なダイエットを行い、ホルモンのバランスを崩して無月経になってしまうと、30才代で更年期の症状が出てくると言います。30才代で老人の体になってしまうわけです。
男性ホルモン(DHT)を操るとは、薬でホルモンのバランスを崩すのですから、相当体に負担がかかっていると言えます。
直接的に影響が出る人もいるらしいですが、出ればおかしいのですぐに止めることができます。
怖いのは直接的に影響が出ない人の場合です。長く続けるわけですから、途中で止めたとしても10年後20年後に、どんな不調が出てくるのか分からないのです。突然死をしたとしても、何年も前に飲んでいたフィナステリドの影響だなんて調べようがないのです。
ホルモンを操ると言うのは、後々で何があるのか分からないことなので、本当は非常に怖いことなのです。第三者的な機関が、長期にわたる何十年もの追跡調査をした結果があれば良いのですが、まだまだ世に出てきてから間もないものなので、分からないのです。
頭皮や毛穴内部・毛穴周辺に汚れや皮脂が詰まっているような断面図を見たことはありませんか?
こういった断面図を見てしまったり、マイクロスコープで拡大写真を見ると、どんな人でも毛穴に皮脂が詰まっていると見えてしまいます。そして思ってしまいます。信じてしまいます。
このような図やマイクロスコープでの頭皮の拡大写真には、大きな誤りやウソがあります。
断面図の本当は、毛穴だけでなく頭皮表面も皮脂膜で覆われているのが正常な頭皮です。汚れは、その皮脂の上に乗っているのです。
マイクロスコープの拡大写真にしても、元々皮脂の分泌なんてゆっくりしたものだから、洗髪後に何時間も経過していれば、誰でも毛穴に皮脂が分泌されているのが見えるだけのことで、異常でもなんでもありません。
ケア前とケア後のマイクロスコープでの拡大写真を見せて、毛穴が綺麗に見せているものも多いですが、普通に丁寧に洗髪すれば、誰でも毛穴周辺は綺麗なものです。特別なことをしているわけではありません。
皮脂を取るケアを始めると、確かに頭皮は綺麗になります。が、長い目で見ると育毛にはマイナスになる場合が非常に多いです。
理由は、「皮脂を取るケアを始めると抜け毛は減る」をご覧下さい。
育毛に役立つ頭皮用のシャンプーとは、以下のような条件を整えたシャンプーのことです。
美容成分配合とかミネラル配合等々良さそうなうたい文句のシャンプーがたくさんありますが、美容成分やミネラルが頭皮に残留すれば、洗浄成分はもっと残留します。
天然成分100%では製品は作れませんから、表面的な成分だけで判断はできません。また、石鹸を薦める人も多いですが、石鹸を作るアルカリが劇毒物ですし、バランスを崩すので育毛に向くシャンプーではありません。ご注意を。
「頭皮がテカッている」とか言って、皮脂を悪の権化のように訴える人やサイトがあります。本当にそうでしょうか?
毛を剃れば、だれでも頭皮がテカッています。坊主頭の高校球児を見て下さい。テカっていない球児はいません。フサフサの人だって、坊主にしれば、テカっているのです。
皮脂は人間の体を守る為に分泌されているものです。皮脂の分泌がないと、水分が蒸発してしまい「カラカラ」になってしまいます。その為、生きる為に必要だからこそ、減れば分泌量が増えるのが皮脂なのです。
育毛剤を効かす為に皮脂を取るケアに取り組んでいる人が多いです。ところが、皮脂を取るケア方法は頭皮の保護膜である皮脂を取るので頭皮を弱めてしまい、かつ毛の生育に必要な成分も取り去ってしまう結果になるので、育毛剤が効いても毛が育たなくなっていきます。
また、シャンプー後に育毛剤を単に使うだけでは、効いているのかどうかが分かりません。1ヶ月2ヶ月使っても変わらないので、他の育毛剤を探し渡り歩きますが効果があるのかどうかも分からなくなります。
昔と違って、今はネットを利用すれば有益な情報を得られるので、ネットで効果のありそうな育毛剤を探します。
するといろんな効果のありそうな育毛剤が出てきます。迷ってしまうくらいですが、一番効果のありそうな「発毛率80%」のものや使用前使用後の写真を掲載しているものを使い始めます。
2ヶ月3ヶ月使っていると、産毛らしきものが発毛してきて、毛にもハリが出てきます。
「これはいける!」と期待して使い続けていると「あれ?頭が赤い、かゆい、かぶれた、フケだらけ」になってしまい育毛剤の使用を中止することが多いです。
なぜこんな事になるのか?と言うと、効果が高いとは皮膚への作用や刺激が強いと言うことと、薄毛の人の頭皮は弱っていて抵抗力や効果を活かす力が無くなっているからなのです。
皮脂が育毛剤の浸透を妨げているからと言う理由で、皮脂を取り毛穴掃除をして育毛剤を使う方法を採っていると、皮膚の保護膜を取ったところに刺激物を使うのですから、上記のような頭皮に異常が出てきます。
確かに皮脂の分泌が育毛剤の浸透を妨げているのですが、皮脂を取り毛穴を掃除すると言うことは、保護膜を取っているので、洗浄成分も浸透しやすい環境を作っていることでもあるのです。洗浄成分で毛母細胞を痛めるもとにもなります。
皮脂を取って育毛剤を効かす方法は、最初は効果が見られることがあります。が皮脂を取り除くことで防御力が次第に衰えてくるので途中で効果が見られなくなり、その後には進行する結果にもなっていきます。
薄毛の人の頭皮は、育毛剤の効かない弱った頭皮なのです。そこを無視して無理強いするように強い作用や刺激を与えるから頭皮は反発するのです。それが頭皮の上記の異常となって現れます。
育毛剤は健康な頭皮で使わないと効果が出ないのです。体が弱っているときには薬は効きませんから、薬と一緒ですね。
頭皮を正常な血行になる健康な状態に回復して、それを維持しながら育毛剤を使うと効果が出るのです。
それも、ずっと効果が出続けないと毛は増えない上に、増えた毛を維持できないのです。1年程度効果があってもダメで、3年4年5年・・・、と効果が持続する方法を採ることで始めて毛が増えてきて維持できるようになります。
そんな育毛方法を採ることをお勧めします。
たぶん100人中100人の人が、一番最初の検討するのが市販の育毛剤です。TVCMでも雑誌の広告でもネット上でも、”あなた”や”多くの人”が望む育毛効果が出ると訴えている製品がたくさんあるので、どれを選び使えば良いのか悩むくらいです。
私のところにご相談にいらっしゃる方の中で、いらっしゃる前に何もしていない人は非常に少なく、8割くらいの人が何らかの育毛剤を使っています。
近頃では、育毛剤では毛は増えないと薄々気付く人も増えてきましたし、どう考えても「私の薄毛は育毛剤を使って良いものではないなあ」と考えている人も多くなってきているので、昔ほども100人中100人と言うこともなくなってきました。
育毛剤には大きく分けて、酵素活性型のものと血流促進型のものがあります。最近は、色々な植物から抽出した成分を使っていたりするものがありますので、どちらの部類に入るのかをよく調べて下さい。
大きく分けると上記のように2つに分かれると思いますが、どちらの育毛剤ももう一方の効果をも併用して持っています。
どちらに比重がおかれているのかで分かれると思ってください。酵素を活性化しても血が不足していては毛は育ちません。血の巡りを集めても酵素が働かないと毛は作られません。
育毛剤は確かに付けた時には、その作用が及びますので、育毛剤のメーカーが訴えている効果はあります。が、その時だけの作用で長時間効いているわけではありません。
血の巡りを良くするにしても、酵素を活性化するにしても、育毛剤の作用や効果で負担・負荷をかけて強制しているわけですから、その強制力や負荷が無くなると毛は育たなくなりますし、負荷や負担をかけているのだから、弱っている毛母細胞や頭皮は急速に弱っていきます。
健康を向上させて行く時、
・例えば、筋力を付ける場合には、筋肉に負荷をかけて筋肉を付けていきます。
・例えば、持久力を付けるなら、ジョギング等を行って肺活量を向上させていきます。
育毛剤とは、言わばこのような負荷とか負担を与えることになります。
毛を回復していく為には健康を向上させるのと同様に必要なことでもあります。
体が健康な時の負荷とか負担は健康の向上に役立ちます。頭皮や毛母細胞に育毛剤の負荷や負担を生かす基礎体力があれば、育毛剤は効いて毛が育つようになるのです。
残念ながら薄毛の人の頭皮や毛母細胞には基礎体力のないので、育毛剤が効かないです。
本当は、皮脂を取るケアを始めると抜け毛は減るのです。抜け毛が減ることが、毛が増えることに役立てば良いのですが、実は、抜け毛が減ると毛の量も減るのです。詳しくは、以下の無料レポートをご参照下さい。
現実問題、「薄くなりたくない」とかに関係なく、小さい頃から毎日のように洗髪している人が多いと思います。特に日本人は清潔志向が強いですから、毎日丁寧に洗髪する習慣の人が非常に多いのではないでしょうか?
この号令に、どうれだけ多くの人が騙されてきたことでしょう?本当は、「ハゲたければ良く洗え!」が正しい言葉使いです。
皮脂は人間の体を守っている保護膜です。保護膜を取り頭皮を綺麗にするケアを始めると、頭皮は綺麗にはなりますが弱っていき、血の巡りが悪くなるので抜け毛は減ります。
多くの人は、皮脂を取ることで抜け毛が減ってくるので、「効果が出ている」と錯覚して続けることになります。
「抜け毛が減るのが育毛の効果」と思っている人が多いので、多くの人は皮脂を取ることが有効な育毛方法だと訴えることになり、結果的に「皮脂を取ること」が効果的な育毛方法として定着しています。
皮脂は、人間の体を保護する為に必要な分泌物です。これを取ることは、頭皮を弱めることになってきます。
現代人の多くは、小さい時から知らぬ間に皮脂を取るケアが習慣付いているので、頭皮が弱って新陳代謝が低下して、いつ薄毛になってもおかしくない人が多くなっています。
薄毛になり始めると、抜け毛が増えることが多いので、良く洗って対処しようとします。
さらに意識的に皮脂を取るケアを始めると、抜け毛が減ってくるので「効果がある」と錯覚して、続けるようになります。
ところが続けても続けても、ジワリジワリと薄毛が進行していき、抜け毛が減っているのに毛も減っていくような状態になっていき、尚且つ以下のような異常が出てくるようになります。
薄くなってくると、多くの人は同じことを願い同じような育毛効果を望むようになります。その代表的な願いと育毛効果は次のようなもの(抜け毛減少・発毛促進・皮脂を除去)です。
誰でも今表面に『見えている』『出ている症状』だけでしか見えているだけですから、育毛の効果も『見えている』『出ている症状』を「何とかでき解決すれば」と願うのです。
これを商売ベースで見ると、所謂ニーズになり、このニーズを訴え続けることで”あなた”や”他の多くの人”の心の中に【ウオンツ】が生まれて、製品が売れて育毛サロンに通う人も出てくるわけです。
その為、「”あなた”が願うことが出来ますよ」と言うような広告や情報提供が非常に多いでしょう?メールマガジンやブログ等の情報をよ~く見て下さい。本当に美味しい情報が多くて辟易しますよ。
一番最初のページに書いたように、薄毛を治す育毛を考える時には、個人の経験ではなく、やはり歴史的な大きな流れや多くの人が行ってきたことや行っていること、使ってきた製品や使っている製品を振り返ってみる必要があります。そして、もっと一番大事なことは、人間の体の働きです。
あたり前の体の働きを知ることがとても大事です。例えば、「皮脂は体を守る為に分泌されている」とかです。
現代は、検索をかければ無料の情報がいくらでも手に入れることができます。が、恐ろしいことに、無料で得られる情報とは一般的なものや3次情報以降になっているものが多いので、「あなた」の役に立たないばかりか、ケアの邪魔になるのです。
人のより、薄毛を改善するのに問題となっているところが違います。原因が人それぞれ違うのですから当然と言えば当然です。
無料の一般情報を「あなた」にあてはまるから失敗するのです。
インターネットの普及で、いろんな情報がだれでも手軽に手に入れられるようになりました。
でも問題は、無料で得られる情報とは一般的な情報がほとんどで、これが「あなた」に必要な情報でないことがほとんどだと言うこと(このことを分っていない人が非常に多い)。
本当に「あなた」に必要な情報は無料では得られないのです。有益な情報を無料では誰も公開しないのは、ご自身にあてはめればよく分かります。
弊社でも、無料でご相談を承るコーナーがありますが、ご相談内容に関するご質問への回答や個別の対策の回答になると有料になります。
これを「ケチ!」とかご批判する人がいらっしゃいますが、「あなた」の為に時間を割いているのですから費用がかかるのが普通だと思いませんか?これを全て無料で承るなら、テンプレートを使って相当手抜きをしているか、初心者が練習の為に承っていると言えるでしょう。
当方へのご相談者の中には、薄毛や育毛・成分に関する知識や理論については非常によく知っている人がいます。よく知っているのだから自分で薄毛・ハゲを治せば良いのにとよく感じます。
でもこう言う人は理論や知識を知っているだけ・知りたいだけで、薄毛やハゲを治す方法を知らないのです。本当に必要なのは薄毛・ハゲを治す実践的な方法だけで、知識や理論は必要ありません。
そればかりか、知っている知識や理論が実践の邪魔になることの方が多く、知識・理論をよく知っている人ほど薄毛・ハゲが進行していてこじらせている場合の方が多いのです。不思議ですが、理美容師ほど知識や理論を知りたがります。
実践の伴わない理論や知識だけの人の言うことを聞いても薄毛・ハゲは治りません。ゴルフの理論はプロ化顔負けなのに、コースに出れば全くダメな人にゴルフを教えてもらっても上達しません。が、本当のゴルフのプロにゴルフを教えてもらうと上達するのに良く似ています。
男性ホルモンだけを気にしている人が多いが、薄毛の原因は複数個が絡んで問題点を引き起こしています。特に気を付けたいのは、普段使うヘアケア製品や理美容室でのケアです。
男性ホルモンやヘアケア製品だけの問題でなく、日々の生活習慣や、体質的なこと、ダイエットやストレス等々6個以上の要因が複合的に絡み合っています。
これを育毛剤だけで何とかしようとする方が無理なのです。育毛サロンに通うだけでは無理なのです(育毛サロンでの施術そのものにも問題があるようですが)。
今お使いのヘアケア製品や理美容室・ヘアエステサロンで使う製品が大きな原因の一つである場合が多いです。
それらの製品は髪の毛の表面を整えて綺麗に魅せる為の処方である為に、触った時の感触は非常に良いが、感触やスタイルを良く見せる為にコーティングや補修する為に残留するのです。頭皮や毛穴内部にも残留するので、メイク類でお肌が衰えるように頭皮や毛を作る組織は衰えていきます。
そして本来の髪質をも悪くしているのです。何度も美容室やヘアエステサロンに通っている人なら分かると思うが、時間が経ってくると髪の毛の痛みが表面に出てくるはずです。
これを繰り返すと髪質はボロボロになり、当然頭皮も衰えて40代を過ぎる頃から薄毛を隠すためにパーマや染髪を繰り返すことになってきます。
そうするとさらに頭皮が衰えるので薄くなり、結局は「かつらを」なんてことになってしまいます。
理美容室やヘアエステサロンは髪の毛のプロであるが、育毛に関しては素人です。
その証拠に良いと言われることをかき集めるようなケアをしている所もあるし、頭皮を絞って毛穴から何かを搾り出そうとするようなケアをしている所もある。
こんな方法では、頭皮を痛めることはあっても、良い毛が育つ環境にはなりません。
育毛の素人ほど効果ばかりを訴えます。本当の現実を知らないから効果ばかりを訴えることになるのです。
毛は生え替わりのサイクルに沿って回復してくるので、たった2ヶ月や3ヵ月で回復することはありません。また、掲示板や口コミサイトに投稿されているものを信用してこじらせている人が増えているのです。
抜け毛は季節や環境で多くなったり少なくなったりします。衰えた「頭皮や毛穴」が良くなってくると、抜け毛が増えることもあります。何故なら>毛は抜けないと次に生えてこないし、次に生える為に抜けるから。
頭皮・毛穴が衰えてから、数ヶ月~数年して薄毛とかハゲとして発症してきます。育毛のケアををしても当初の6ヶ月程度は以前の衰えを引きずるのでその間は進行することが多いです。
これを分からずに、2ヶ月や3ヶ月で効果云々に疑問をもち、あれやこれやと手を出してさらに状況を悪くしている人が非常に多い。
信じるべきことは、見た目の改善ではなく、将来毛が増えてくるであろう前兆の効果です。
ネット上には色々な掲示板があり、そこではいろんな情報がやり取りされています。でも、ここで発言されているのは、匿名ということもあり非常に無責任です。無責任なのに専門家を気取っている輩もいます。こう言うところに発言するのを仕事にしている人もいます。
無料で得られる情報には本当に必要な情報はないのに色々集めて「これが良い。効果がある」なんてことを平気で発言しています。本当の専門家は掲示板には発言しません。忙しいからそんな暇はありません。
間違っていませんか?貴方の使い方。同じ製品でも体質や状態・進行度に合わせた使い方をしていかないと良い結果は中々出ません。例えば、産毛状態の人と地肌が見える状態の人では使い方にはおのずと違いがあるのです。
だから、あの人には良い結果がでるがこの人には良い結果が出ないことにもなります。
当初6ヶ月くらいは頭皮がマイナスから脱する期間だから見た目には進行が止まらない場合が多いです。6ヶ月を過ぎる頃から頭皮の状態が回復してくる影響が髪に出てくるのでやっと進行が止まります。
だから、当初の半年~1年は、毛が無くなるサイクルから毛が増えるサイクルへの切り替わり期間になります。その期間では10%くらいの改善が限度です(見た目には分からないことも多いが、頭皮や生えている髪に明らかに今までとは違う変化が出てくる)。だから、1年で回復傾向が感覚的に分かれば良い方で、自分でも見た目に分かるには普通は2~3年くらいは十分かかるものなのです。
「あなた」も成分にばかりこだわったり、毛穴に皮脂や老廃物が詰まっていると思っていたり、抜け毛を減らすと毛が増えると思っていたりして、頭皮や体をこじらせていませんか?
成分は、その含有量や他の成分との配合比率、成分そのもののグレードにより、大きくその作用が違ってきます。
そんなことも分からないのに素人的な判断で、良い悪い・効果があるないの判断ができるはずがありません。
大きく判断を間違っていて、頭皮や体をこじらせていることがほとんどです。でも、そんなこじらせた情報はほとんど出てこず、良い話ばかりの情報が出てきているのが現状です。だから、薄毛人口が減らずに増加しているとも言えます。成分的なことだけでは判断は付きません。
今の日本人ほど綺麗に毎日シャンプーしている民族は世界にいません。しかも、日本人の歴史を振り返ってみても、戦前戦中戦後や1950年代~1970年代の日本人は洗髪は3日か1週間に1回だったし、チベットやモンゴルを始めとする世界には頭を洗わない民族がたくさんいますが、昔の日本人やそこの民族の人たちの毛穴が詰まっているなんて聞いたことがありません。
薄毛の人がないことで取り上げられるネイティブアメリカンだって、シャンプーや石鹸を使っていません。昔の日本人や、その民族に特別薄毛やハゲの人たちが多いなんて聞いたことがないし、テレビでも見たことがありません。
毎日脂分を取る作用が強い(洗い上がりがスッキリする)シャンプーで毎日洗っている今の日本人に脂や汚れで毛穴が詰まるなんてありえないのです。でもそんな今の日本人に薄毛や若ハゲが多いし、脂性の人も多いのです。
抜け毛が多くても、あるならまだ生え変わる力が残っている証拠です。方針方向性・方法を間違わなければ時間がかかっても回復してきます。抜け毛が多い時に、むやみやたらと抜け毛を減らそうとすると逆に毛が育たなくなっていきます。
最悪、抜け毛が減ったけど、毛の量も減ってしまいます。
ただし、頭皮や毛穴内部の衰えがひどい場合や無理なダイエット等で体に問題がある場合には、中々抜け毛は通常には戻りません。抜け毛が極端に少なくて薄くなっている人、細くなっている人は多いはずです。
これらの方のご相談を受けていると、同じような育毛方法・育毛の方針・薄毛対策を採ってこじらせている人がとても多いです。
自分が薄毛だと気づいて、いろんな育毛の情報を集めて、効果的だと言われる育毛方法を採っている人は多いし、育毛サロンに通っている人も多いです。
だが、おかしな事に育毛相談で頂く内容を拝見していると、使う製品は違うが9割以上の人が同じようなことをして失敗しているのです。
むやみやたらと強い育毛剤を使えば良いと言うものではありません。育毛剤で発毛させようとするのは植物に化学肥料ばかりを与えているのに等しく、当然そればかりだと土地である頭皮や毛穴は痩せて衰えてしまうので、薄毛は進行していきます。
「高い効果には必ず強い負担がついて回ります」=効果と副作用は正比例するのです。薄毛でお悩みの人の頭皮は、老化し衰えている為にこの強い負担に耐えられない。
最近はミノキシジル5%や12%等の濃度の濃い強い育毛剤を長期間使っていた為に、頭皮だけでなく毛までもおかしくなっている人がいらっしゃいます。「高い効果には必ず強い負担がついて回ります」=「効果と副作用は正比例する。」の良い例だと言えます。
効果ばかりを追い求めている間に、どんどん毛の育たない頭皮になっていく。それよりも負担にならない程度のゆっくりとしたペースで段階的に頭皮から回復させる方が安全で効果的です。
育毛ケアを始めると、始めた時点から効果が見込めて毛が回復してくると考えている人が多いが、そんなことはあり得ません。なぜなら、ケア開始当初の6ヶ月くらいは、頭皮が良い毛が育つレベルではないからです。
例えば、良い毛が育つ頭皮のレベルが+10とすると、薄毛の人の場合は-5とか-6のレベルであることが多いのです。だから、最初の2ヶ月~6ヶ月間というのはこの-からの脱出期間ということになるので毛が増えたりすることはないのです。
「マイナス度」は今までしてきたことや、使ってきたヘアケア製品、そして体質、原因が体の内部にあるかどうかにより大きく異なります。頭皮が「マイナス」から脱出するには個人差が激しいので、製品の使い方や育毛方法も人により違ってきますから、画一的にマニュアルに沿ったやり方では「マイナス」から脱するのは困難ですね。
「こんな育毛ケアをしているから」「こんな育毛ケアをしようとするから」薄毛が改善できない、毛を無くす。育毛相談内容から毛を無くしていく原因をピックアップしてみました。貴方も同じ育毛ケアをしていませんか?
いろんなことをしても、育毛が上手くいかないのには理由があります。本当はその理由が薄毛の原因だったりします。あなたも同じことをしていませんか?