育毛剤で抜け毛が減るのは、育毛剤の作用に頭皮が抵抗するか疲れて、血行が悪くなった為。抜け毛が減り次の毛がさらに成長しなくなる。
私が常日頃からご相談者にお会いしていて感じることの第一位が、薄毛の男性の方の中には「男性ホルモンが活発だな!(AGA)」と感じる人が少ないこと。
どちらかというと、正反対の人が圧倒的に多いのです。ほとんどだと言っても過言ではありません。
では、男性ホルモンが活発な人ってどんな感じの男性でしょう?例えていうと、以下のような人ではないしょうか?
相談室にいらっしゃる若い男性が上記のような人ばかりなら、本当に男性の薄毛の原因は男性ホルモン(AGA)と言えるでしょう。
ところが、そうではないのです。相談室にいらっしゃる若い男性は、上記と正反対の草食系の男子ばかりなのです。
とっても不思議に感じますが、事実は事実です。
例えば、Jリーグの25歳前後の男性と、秋葉原にきている25歳前後の男性を比べて下さい。
20人集めれば、何人か薄毛の男性(AGA?)はいるでしょう。どちらが多いと思いますか?秋葉原にきている25歳前後の男性の方が多いのではないでしょうか。
1980 年より前なら、ちょうど私が大学生の頃です。その頃のことを振り返ってみても、私の周りには薄毛の人はひとりもいませんでした。
いたのは、3歳年上の学年の人でハゲの人(AGA)です。大学を見渡しても、この人ひとりだけでした。
要は、毛がないので薄毛と言うレベルではなかったのです。
この頃なら、薄くなるのは40歳代以降の話で、多くの男性は50歳を超えて、60歳70歳と年齢を重ねて薄くなりハゲていったのです。
学術的な研究はさておき、生き物は自分たちの種を絶滅させない為に働くのではないか?と勝手に思っています。
それは、相談室にいらっしゃる男性を見ていて感じるのです。性欲が不活発だと人間は滅んでしまいますからね。
男性が男性らしくない場合には、男性らしく生殖活動が活発になるようにジヒドロテストステロン=DHT(AGA)が生成されるのではないか?
その為に、5αリアクターゼ2型が男性に存在しているのでは?と考えてしまうわけです。
男性型薄毛(脱毛症)発症(AGA)のメカニズムを簡単に説明すると、
男性型薄毛(脱毛症)(AGA)は以上のようなメカニズムで発症するとされています。
この中で全く不明と言うか、説明をされていないことがあります。
それは以下の3点です。
メカニズムだけが説明されていて、一番大事なことは全く触れられていないのです。
昔から、男性は誰でも年齢を重ねると薄毛になりハゲていきました。
そうです。体が老化すると5αリアクターゼ2型が存在している部位の中で、血流の末端の組織から薄毛になりハゲていったのです。
仮説になってしまいますが、老化すること・痛めること・心身が危険な状況になること、これらが重なると、血流の末端の組織ではジヒドロテストステロンが、角化細胞の成長を抑制する因子に影響を与える方に切り替わるのでは?とご相談を受けていて感じるのです。
男性の性としての役割を果たす為に、毛を無くしてでも何とかしようと体がしているのかもしれません。
あくまでもご相談を承っていての仮説なので、絶対に正しい話ではありません。が、あながち間違っているとも思えませんね。
ですから、AGAじゃないかと疑う前に、ご自身の体質や環境・習慣を振り返るのがとても大切です。
そう言った習慣や環境を書籍=「髪は増える!」の中で記述しています。(こっそりと宣伝:笑)
266号は平成27年(2015年)6月27日に配信したメールマガジンです。
「育毛の効果さえあれば毛は増える」と考えて、過去どのくらいの人が失敗してきているでしょう?
それはもう数え切れないくらいの方々が、育毛の効果を求めて失敗してきてるのです。
「強く・太く・発毛」で有名な国産ミノキシジル発毛剤の発売以来総出荷本数は、10年で4500万本と言われています。
1999年に発売され10年で4500万本です。2021年で6600万本出荷されているようです。https://newswitch.jp/p/29172
日本人男性を6000万人として、そのうちの3割の人が薄毛人口とすると約1800万人です。
さらに、このうちの半分が国産ミノキシジル発毛剤を使ったとすると、薄毛の人一人が国産ミノキシジル発毛剤を12本は使っていることになります。
女性向けの国産ミノキシジル発毛剤もありますし、女性の薄毛人口が増えていることもあり、2021年で6600万本とはすごい出荷本数ですよね。
女性向けの育毛剤にも色々あり、新しいものが次から次へと発売されています。
アデランス社が目視で調査した結果があります。
1999年より前は男性の薄毛率は15.6%(1986年)、2004年で26%に跳ね上がっているらしいのです。
古い統計なので、それから10年でどうなのかは分かりませんが、2013年にリーブ21社がネットで調査をした結果、男性女性合わせて4500万人が薄毛に関して悩んでいると発表しています。
きっちりしたデーターがないので決めつけるわけにはいきませんが、私自身の目視や過去いろんな方々にお会いした経験からすると上記のデーターはあながち間違っているとは思えません。
と言うことは、「育毛効果がある」「育毛効果がある」と言われるものでは、その育毛効果では毛が増えないだけでなく、薄毛の進行を促進する元にもなっている可能性が高いのです。
理由は簡単です。
この育毛効果があると言われる話の中には、「あなた」のことが入っていないからです。
出てくるのは、成分の効果の話ばかりです。
例えば、国産ミノキシジル発毛剤の有効成分であるミノキシジルです。「血管拡張作用があって血流を良くします」
他の育毛剤だったら、「桐葉エキス」や「桑白皮エキス」や「生薬」と「柑橘エキス」。
こういった成分の話を見ていると、さも全ての人に効果があるように感じてしまいます。が、「あなた」のことは書きたくても書けません。
だって、分からないのだから。
ここで薄毛の人の頭皮ってどうなっているのか?を、ちょっと考えてみましょう。
簡単に言ってしまうと、毛は毛細血管に流れる血液から栄養をもらって、毛母細胞で増殖して伸びていきます。
ですから、頭皮の血流が良いことが必要だと分かります。
薄くなるとは、毛が細くなっていき、次に成長しなくなっていき、段々と表面に出ている毛の本数を維持できなくなっていくことを言います。
要は、毛細血管に流れる血流が弱くなって少なくなっていき、毛母細胞の働き(酵素)も悪くなり、本来の毛を作れなくなっているのです。
頭皮に血を巡らす力が弱っていると言えますね。
言い換えると、体が疲れて全身に血を巡らす力が弱っているので、疲れが取れなくなっているのと同じなのです。
体が疲れている時は食欲もありません。
なぜ食欲がなくなるかと言うと、全身に血を巡らして疲れを取る為の体の反応です。
食べると消化吸収にエネルギー(血流)を使うので、疲れが取れるのに余分に時間がかかります。
ですから、疲れて食欲のない時は、お風呂に浸かって体を温めて休むのに限るのです。
疲れが取れ始めると、自然と食欲が湧いてきます。そこで食べると、疲れが残らずに元気に回復するのです。
ですから、疲れている時は休むのに限るのです。
以上のことから、毛の育ちが悪くなってきたら、頭皮・心身の疲れが取れるように休ませることが大事ですね。
下手に育毛剤の効果でなんとかしようとすると、さらに頭皮の疲れを促進させてしまう結果になりやすいです。
疲れが促進すると、効果のある育毛剤を使っても使っても薄毛を治せないだけでなく薄毛の進行を確実なものにしてしまう結果になるのですね。
疲れが溜まっていない場合や毛を作る力のある人の場合には、効果のある育毛剤で治ることはあります。
が、ほとんどの薄毛の人は、その範ちゅうに入らないので、これだけ育毛剤が売れていても薄毛人口が減らないのです。
どんなケア法を採れば頭皮と心身を休ませることが出来るのか?その人により少しずつ違ってくるので、以下よりもご相談下さい。
└ 育毛相談WEBの薄毛対策は頭皮から。実務から得た実践的な育毛相談であなたに必要な育毛方法を提案します。
265号は平成27年(2015年)6月13日に配信したメールマガジンです。
あなたは、毛を作る力が強いでしょうか?それとも弱いのでしょうか?
この強いとか弱いとか言うのは、その人が持って生まれたものなので変えることができません。
所謂、素質と言い換えても良いです。中でも、薄毛になりやすいのは毛を作る力が弱い人です。
毛を作る力が弱い人が強い人の真似をすると、たいてい失敗します。理由は、毛を作る力の弱い人には薄毛になりやすい理由があるからです。それが以下に記載する内容です。
毛を作り力が弱い人には、以下のような特徴があります。
この能力は、今現在頭皮がべた付いていると言う意味ではなく、その人が本来持っている皮脂を分泌する力のことを言います。
こんなことを言うと、わけが分からなくなる人が多いと思います。特に現実や現場のことを知らない場合は特にです。
頭皮がテカっていれば、皮脂の分泌が多いと思っている人がほとんどだからです。
私が言っているのは能力の問題であって、今現在頭皮がテカっていることを言ってるのではありません。
皮脂の分泌能力は、頭皮がテカっているかどうかの問題ではないのです。
皮脂の分泌能力は、お湯だけで本当の意味のヘッドスパを行うと分かります。
多くの薄毛の人は、お湯だけで頭皮を洗うと頭皮がテカっているのに皮脂の分泌量は少ないです。
同じ薄毛の人でも、毛が太くて多めの人はお湯だけで洗うと頭皮がテカっていないのに皮脂の分泌量が多いです。
毛が太めで多めの人は、もともと頭皮が見えづらいのでテカっていてもテカって見えないのかもしれませんが。
皮脂の分泌能力の弱い人は、外部からの防御する力も弱く回復力も弱いのです。
環境の変化にも弱いし、気温の変化にも弱く季節の移り変わり時には体調を崩しやすいのです。
と言うことは、心身に余裕を無くしやすい体質でもあるので薄毛になりやすいのですね。
反対に、皮脂の分泌能力の強い人は、全くの反対です。
皮脂の分泌能力の強い人は外部からの防御する力も強く回復力も強いので、ちょっと少なくなった程度なら育毛剤を使うだけで簡単に治ってしまいます。
毛を育てる力の弱い人は皮脂の分泌能力が弱いので、毛を育てる力の強い人の真似をすると反対に毛を無くしてしまうのです。
だから、ネット上で「使用前→使用後」になっている写真を見た時には、そのまま「私にも出来るかもしれない」と考えて同じことをするとたいていの場合失敗するのです。
失敗した人からすると「騙された」感が強く残ることになりますね。
263号では以下のように記述したと思います。
> 早く回復する人は、生まれつき毛の本数も多く太めで毛を作る力が強く、
> ゆっくり回復する人は、生まれつき毛の本数が少なく細めで毛を作る力が弱い、
> と言うように正反対なのですね。
まず、今現在ご自身の頭皮がテカっているかいないかを観察してみて下さい。
その上で、生まれつき毛の本数が多くて太めなのか?生まれつき毛の本数が少なくて細めなのか?
これらを確認して下さい。
もし、頭皮がテカっているなら、使っているシャンプーの目的とシャンプー法が間違っています。
皮脂を取り過ぎないシャンプーに変えて、皮脂を取り過ぎないシャンプー法を採って下さい。
それか、思い切って湯シャンにすることですね。
生まれつき毛の本数が少なくて細めな方の場合、回復力がとても弱いのでシャンプーを替えるだけでは中々上向きません。
費用がかかりますが、弊社でちゃんとケアを受けて欲しく思います。たぶん、改善には思いのほか時間がかかります。(1年以上・・・2年・3年は頑張って欲しいです)
生まれつき毛が多くて太めの方の場合、上記のようにシャンプーとシャンプー法を変えるなり
湯シャンにするだけも戻ることがあります。
それでも戻らない場合には、費用がかかりますが、弊社でちゃんとケアをお受け下さい。たぶん、思いのほか早めに回復してくると思います。(進行度とやってきたことによりますが、何もなければ1年くらいかな)
264号は平成27年(2015年)5月30日に配信したメールマガジンです。
「この育毛剤でこんなに回復しました!」とか、何かの製品やサロンのケアの効果で回復した事例を見ることが多いですよね。
たぶん、このメールマガジンを読んでいる人も、世間一般の多くの人も、使用前→使用後の写真を見て「これなら、私も上手くいけるかもしれない」と感じるでしょう。
ところが、長年育毛相談の現場で仕事をしてきた私はそうは思わないのです。
どう思うか?
「この人はどんな人なんだろう?」と言う疑問です。中でも一番気になるのが、以下の一言です。
相談室のケアでの経過を見ていると、比較的早く回復する人もいれば、かなりゆっくり目に回復してくる人もいて、人によって大きく差があるのが分かります。
この差が出る理由を調べてみると分かったことがあります。それは、今号のテーマの「毛を作る力が強い人と弱い人」がいると言うこと。
と言うように正反対なのですね。
当然この2つの間には無数の毛を作る力の強弱がありますから、2者択一で決まるわけではありません。
それでは、薄毛になりやすい人やハゲやすい人はどちらなのか?と言うと、間違いなく毛を作る力が弱い方の部類に入る人です。
毛を作る力が強い人が薄毛にならないのか?と言うとそうでもなく、中には薄毛になる人もいらっしゃいます。
この2つを比べた時、毛を作る力の強い人の場合、育毛剤や何らかの育毛のケアに限らず、毛が育つ環境が心身・頭皮共に揃ってくると同時に毛が増え始めます。
そりゃも、信じられないくらいの回復力も見せる人もいます。
が、こんな人は、薄毛の人の中では少数派でしかなく、多くの薄毛の人の参考にはならない悲しい現実があるのです。
多くの薄毛の人は、毛を育てる力が弱い為に思いの他時間がかかることが多く、中々毛が増えるようにはなりません。育毛剤の効果に頼る方法で失敗する人の多くは、毛を育てる力が弱い人です。
育毛剤の効果で簡単に戻る人は毛を作る力が強い人で、こんな人たちが冒頭で書いた「この育毛剤で、こんなに回復しました!」とか何かの製品やケアの効果で回復した事例ではないか?と思いますね。
実際に私のところでも、簡単に回復する人は毛を作る力が強い人のですから。
ちなみに弊社では製品の力・効果で何とかしようとするのではなく、頭皮や心身の環境を整える為に製品を使います。
手軽に簡単に育毛剤を使うだけで回復する人は毛を作る力が強い人なので、毛を作る力の弱い人は真似をしてはいけません。
強い人は、その素質を持っているから簡単なだけで、弱い人はその素質がないのですから手間暇をかけないと駄目なのです。
弱い人が強い人の真似をすると毛を無くします。
ハゲ家系の人は薄毛になりハゲになりやすいのは、その素質=毛を作る力が弱い体質を受け継ぐからです。
ただ、その体質を受け継いでも遺伝が発現するかどうかは、その人の習慣や環境に大きく左右されます。
そう言った意味で現代社会は、薄毛になりやすい習慣や環境が多過ぎるのです。
等々まだまだあると思いますが、ちょっと思い浮かべるだけでもこれだけ出てきます。
そこで、あなたの体温は何度でしょうか?36度5分以上ありますか?本当に一度計ってみて下さい。
36度5分を切っているから、今の生活習慣全般を見直すことをお奨めします。35度台の人の場合、早急に生活自体を立て直さないと毛だけでなく発がんする可能性も出てきます。
上記に書いた習慣や環境が続くことで、遺伝が発現するのです。私は、AGAもこんな習慣や環境に影響されているのでは?と感じています。
あなたの毛を作る力はどうでしょう?強いでしょうか?弱いでしょうか?
強いから育毛剤で簡単に治る、と思って簡単に済ましていると、いずれ育毛剤が効かない時がきます。フィナステリドでもミノキシジルタブレットも同様です。
効かなくなった時が地獄の一丁目の始まりで、後のケアでは取り返しがつかなくなります。
そして毛を育てる力が弱い人は強い人を真似しないで下さい。弱い人は強い人を真似ると、たいていは失敗します。その失敗した後がたいへんで、ここでも地獄の一丁目の始まりです。
ご自分の毛を作る力の強弱に合わせてケアを選ぶようにすることと、ご自身の頭皮と心身の育毛環境を本来の状態に戻すこともご検討下さいね。
263号は平成27年(2015年)5月16日に配信したメールマガジンです。
今、あなたの頭皮に生えている毛のうち、1本でいいので切ってみて下さい。1本でいいので折ってみて下さい。
血も出ませんし、痛くもありません。
何故かと言うと、頭皮の表面に出ている毛は過去に毛根で作られて伸びた血の通っていない部分だからです。
血や神経が通っていない死んだ組織の集まりと言えますね。当たり前と言えば当たり前です。
ヒ素を飲んだ時や麻薬を吸った時、毛髪を調べるといつ頃飲んだのか吸ったのか分かります。飲んだり吸ったものは、血中に取り込まれて毛細血管を通じで全細胞に行き渡るからです。
根本から2センチくらいに所に成分が残っていれば、約2か月前に飲んだとか吸ったとかが分かるのです。
これらを見ても分かる通り、接種したものは体内で血中に取り込まれて→毛母細胞から栄養が供給され→酵素の触媒としての作用があって作られるのです。
あなたの体内で作られたあたの細胞そのもであると言えます。まあ、これも当たり前って言えば当たり前の話です。
ところが、世の中の情報や販売されている製品を見渡してみると、さも外部から栄養を供給できるようなことを訴えているものをみません?
特に、最近は毛に腰のない女性が多くなっているので、外部から毛の内部に浸透させて毛をしっかりさせるように謳っている製品が多くなりました。
あなたの細胞そのものの中に本当にこれらの成分が入り込むかどうかです。
毛の表面を固めて強くなったように魅せるのは十分できると思います。それを毛の中に入れ込むことが出来るのでしょうか?入れ込むことができるなら、頭皮への負担はどうなるのでしょう?
頭皮の皮膚はどう考えても毛よりも柔らかいです。柔らかい頭皮に毛の中に入れ込む成分が残留したり浸透したりすると、弱っている頭皮には負担以外のなにものでもありません
毛はあなたそのものなので、外部から何とかしようする行為は元々弱っている頭皮をさらに弱めることになるのです。
天然成分を使うから大丈夫なんて考えないで下さい。天然成分でもあっても、その成分は異物ですから皮膚は拒否します。拒否することを繰り返していると、硬くなって防ぐようになってしまうのです。
毛はあなたの細胞そのものですから、あなた本来の毛が作られるようになるには、あなた本来の毛に作られなくなっている原因と問題点を解決することが必要です。
あなた本来の毛に作られなくなっている原因は以下の3つが考えられます。
上記3つの原因を作っているのが普段の生活習慣です。
と、色々と問題のある生活を続けているから、毛細血管が減り+血が巡らなくなり+酵素の働きが低下して=毛を作る能力が低下してくるのです。
毛細血管を増やすには、適度なマッサージが必要です。が、間違っても無理やり頭皮を動かしたり頭皮を揉むことだけは止めて下さい。
毛細血管に血を巡らすには最低でも次の8つが必要です。
酵素の働きを良くするには
これらを生活の中で習慣として取り入れられるようになってくると、ご自分の頭皮・体の力で毛を作り育てられるようになってくるでしょう。ただし、地肌が丸見えになるくらいに透け具合が広がっている場合は、頭皮を元の状態に改善させるケアを行う必要があります。
今生えている毛は過去のものですが、こんな習慣が当たり前になってくれば、将来の毛が育つようになるでしょう。
毛はあなたそのものなので、ケアの主人公はあなた以外にありません。効果があると言われる育毛剤が主人公ではないのです。
主人公であるあなたに本来の毛を育てる力が戻ってくると、補助である育毛剤が効果を発揮するのです。
262号は平成27年(2015年)5月2日に配信したメールマガジンです。
こんな要望をどれだけお聞きしたことでしょう。
私は、常日頃から「評判や口コミはほとんどあてになりませんよ。」と訴えてきました。
こんなことを書くと、口コミこそ本当のことを教えてくれると信じていらっしゃる方々からは、かなりの批判を浴びます。それでも、評判や口コミはあてにならないのが真実なので、何度でも訴えます。その理由を以下に記述します。
今号のテーマである「毛は全て過去のものある」を理解していらっしゃる人は、どれほどいらっしゃるでしょうか?
「抜け毛が減るのは薄毛を改善する効果ではない」のを理解していらっしゃるのは、どれほどいらっしゃるでしょうか?
「発毛させるは薄毛を治す効果ではない」のを理解していらっしゃるのは、どれほどいらっしゃるでしょうか?
抜け毛と発毛で検索をかけてみて下さい。
抜け毛が減ることが良いことで、発毛させれば毛が増える、と言うような口コミや評判がたくさん出てきます。毛が増える効果としては、「抜け毛が減ることが良いことで、発毛させれば毛が増える」と言った口コミや評判がほとんどだと言えますね。
「抜け毛が増えて毛が増える」とか「発毛させると毛が育たなくなる」なんて評判や口コミを見たこともなければ聞いたこともありません。
これだけ、評判・口コミがあるなら、薄毛人口が激減しても良いと思いませんか?ところが減らずに、反対に薄毛でお悩みの方が増えつつあるような状況です。
評判や口コミがあてにならないが理解できましたでしょうか?
今生えている毛を何とかできるとかできないとかの話もほとんど見ませんし聞きません。
最初に書いたご相談者の要望の中に、「今生えている毛を何とか出来るのでは?何とかしたい」と言う気持ちが読み取れるだけです。
たぶん、評判や口コミの中には、そんな要望に沿ったものが多いのでは?と思っています。
それでは、今あなたの毛を折ってみて下さい。はさみで切ってみて下さい。
痛いですか?血が流れましたか?
痛くもないし、血が流れてくることもありません。当たり前と言えば当たり前です。
何故痛くもないし、血が出ないのかと言うと、毛は過去に体内で作られてたものが伸びているのに過ぎないからです。
同じようなものに爪があります。
皮膚にくっついている部分を剥がすと痛いですが、爪自体は削ろうが切ろうが痛くもかゆくもありません。
毛には次に生える為に、毛穴内部に約4か月間熟成する期間があります。
この熟成する期間の間に毛根周りの毛細血管の状態=新鮮な血液が十二分に巡っていること=頭皮に余裕があること=心身に余裕があって全身に血が十二分に流れていること
で「あなた」本来の毛に育って成長します。
あくまでも、毛は毛穴内部に生まれた時の頭皮・心・体の状態が大事だと言うことです。
と言うことは、今あなたの頭に生えている毛は、全て過去の頭皮・心・体の影響で育っているのです。
ついでに言えば、今生えようとしている毛も今毛穴内部に生まれている毛も、過去の頭皮・心・体の影響で育っているのです。
今の状態から改善できないは、過去のものを変えることはできないから。
カラーを止めても改善できないのは、過去の影響が無くなるには何年もかかるから。
今なんとかできないのは、全て過去のものだからです。
以上のように、「毛は全て過去のもの」と分かれば、育毛剤の効果で何とかしようとしても無駄な抵抗だと分かると思います。
その上、育毛剤の作用や刺激は頭皮に負担を与え続けるものになるので、さらに、頭皮の環境を悪化させる元にもなり、使えば使うほど頭皮の育毛環境が悪化するのです。
育毛剤を使うなら、頭皮の育毛環境を改善して、改善された環境を崩さないで育毛剤を使う方法を採る必要があります。
最近は、栄養を与えると言うような製品もありますが、外部からにしろ、内部からにしろ、栄養を当たえるのは駄目になる可能性がかなり高いと言えます。
栄養不足になっているのではなく、ご本人の頭皮と心と体に余裕がなくなっているのが問題なので、栄養を与えるとさらに余裕が無くなると言えます。
栄養失調ならいざ知らず、栄養を当たえるのは無理に押し込むことに繋がるから。
毛は全て過去のものなので、未来を見据えて現在の頭皮・心・体の養生法を取り入れ、十二分に血がサラサラと流れるようにして下さいませ。
平261号は成27年(2015年)4月18日に配信したメールマガジンです。
雑誌等のマスメディアを通じて「頭皮のマッサージ法」を紹介している記事が多くなりました。
それだけ、髪の毛や頭皮に不安を持っている人が多い、ということなのでしょう。
で、本題はここから。
私はこれらを見ていて、いつも感じることがあります。それは、問題の本質をすり替えているのではないか?と言うこと。
ネットなんか見ていても、美容師さんとおぼしき人が頭皮のマッサージ法を紹介しているのを見ますから、余計に感じます。
薄毛の本当の問題や原因は、頭皮を悪くしている習慣にあります。中でも一番の問題は、普段行っているヘアケアやカラー・パーマ・縮毛矯正です。
他にも、ストレスやら食習慣やらいろいろありますが、一番直接影響のあるヘアケア・カラー・パーマ・縮毛矯正をすっ飛ばしていると本質に辿りつけなくなります。
頭皮のマッサージを推奨する人がおっしゃるのは、「頭皮を柔らかくしましょう!」です。
先天的に(生まれながら)頭皮が硬い人が柔らかくなるのかどうか?柔らかくしてしまって良いのかどうか?です。
以前、頭皮のマッサージを育毛のケアの中心にしていた何人かの方のご相談を受けました。
これらの方の頭皮の共通項は、頭皮がズルズル頭蓋骨上を滑るかブヨブヨした感じの頭皮にしてしまっているのです。
硬い頭皮を柔らかくするべく頭皮のマッサージをして、本来の頭皮でなくなってしまい毛が育たなくなっているのです。
薄毛の人の頭皮が硬くなっているのは、先天的に硬いのではなく頭皮が硬くなるような習慣にあります。要は、後天的に頭皮を硬くしているのが問題なわけです。
後天的に頭皮を硬くするものの代表例が毎日のヘアケアであり、カラーであり、パーマ・縮毛矯正だと言えます。
理由は、皮脂を取り過ぎたり、コーティング処理剤を残留させたり、カラー剤を入れ込んだり、髪の形を変えたりする行為は、全て頭皮と言う皮膚に何らかの刺激を与え続ける行為だからです。
皮膚は、何らかの刺激を与えられ続けると、緊張してその刺激を防ごうと防御する反応を示します。緊張すると毛細血管の血の巡りが悪くなるので薄毛になるのです。
私のところでは、最初のご相談時にはお湯だけで頭皮を洗います。すると、温浴をすることで皮膚刺激になっているものが取れ、頭皮の緊張が緩んで本来の頭皮に戻ります。
その人本来の頭皮の硬さ・柔らかさに戻るので、血行が蘇り毛に元気が出て腰やハリも蘇ります。
ただし、前述のように頭蓋骨を滑るような頭皮・ブヨブヨにしてしまった頭皮は元には戻りません。
こんな頭皮が元に戻るには、相当な年月がかかります。
もうお分かりだと思います。
頭皮のマッサージの目的は、毛の多い人と同じような柔らかい頭皮にするのではなく、ご自身の本来の頭皮に戻してあげることなのです。
この目的を間違えるから、おかしな頭皮にしてしまうのです。
頭皮のマッサージの目的
この3つを目的にして下さいませ。
毛が太くて本数の多い人は、頭皮が柔らかいです。毛が細くて本数の少ない人は、頭皮が硬いです。
ここにも頭皮のマッサージが勧められる理由があります。
が、ここで言う柔らかいのは、弾力がある柔らかさであって、頭皮が動くことではありません。
ここで言う硬さは、弾力がなく触ればすぐ頭蓋骨で皮膚が頭蓋骨にへばりついている感じのことです。
当然、上記2つの間には、色んな柔らかさ・硬さがあります。
頭皮が硬い柔らかいは、その人が持って生まれた素質なので変えることはできません。
例えば、50メートル走をあなたは何秒で走れますか?小学校の時何秒で走れたでしょう?
早い子なら6秒とか7秒で走れたでしょうが、遅い子なら15秒もかかったでしょう。
遅い子でも努力して練習すれば、11秒とか12秒くらいで走れるようにはなるでしょうが、絶対に6秒とか7秒で走れるようにはなりません。
頭皮の硬い・柔らかいと、それに伴う毛の少ない・多いも素質ですので毛の少ない人が多い人と同じにはなりません。
多い人と同じにはなりませんが近づけることは可能なので、その為の頭皮のマッサージ法を摂って下さい。
頭皮のマッサージの目的
260号は平成24年(2015年)4月4日に配信したメールマガジンです。
私がこの仕事を本格的に取り組み始めた時から今まで、皮脂のことを問題する情報が減ったことがありません。
たぶん、「薄毛になっている」時の頭皮の状態や、毎日キレイに洗っている頭皮が当たり前になっているからだと思います。
私が子供の頃や大学生の頃までは、ほとんどの人が週に1回洗髪するのが普通でした。
特に子供頃は、自宅にお風呂がない家庭もあり、銭湯にいくか近所のお宅のお風呂を借りていたからです。
1960年~1970年頃からでしょうか?
自宅にお風呂がある家庭が増えて、女子高生から毎日の朝シャンが流行りはじめました。
そして決定的なのが、1990年代の育毛サロン各社のマスメディアを通じての広告とTV番組での特集です。
今でもサロンを紹介する雑誌なんかの特集記事で見るように、皮脂を取って綺麗にすれば「毛の生育を邪魔し塞いでいる皮脂と汚れが落ちて、毛穴が開いてこんなに綺麗になるのですよ」と放映され記事にもされたのです。
そして、皮脂が薄毛の原因とされてしまい、「ハゲたくなければ皮脂を取れ!」と思わされてしまったのです。
清潔好きの日本人からすると「人の体は汚れているのが普通」と言うと、おかしな人とか変な人と思われますが、皮膚には皮膚常在菌が住んでいて人と共生関係にあります。
皮膚常在菌は人の体が分泌する皮脂を餌として生きていて、その分泌物と汗とが混ざって皮膚表面を弱酸性に保つ皮脂膜を形成し、人の体を細菌の侵入や乾燥から守っているのです。
皮脂は人の体を乾燥から守る保湿剤でもあるのです。
ですから、皮脂は結果的に毛の生育には必要な分泌物だと言えます。
表現はおかしいですが、普通に汚れていることで人は正常に生きていけるのです。
普通に汚れていることで正常な皮膚になっているのに、これを乱す行為が皮脂を取り去る行為です。
皮脂と皮膚常在菌は、人が生きていく為には必要なものです。ですから、皮脂を取り去ることを続けていると再分泌を繰り返します。
1990年代の前からの毎日の朝シャンから、それ以降は皮脂を取り過ぎるシャンプーで皮脂を取る方法をとってきているのですから、皮脂の分泌が増えている人がとても多いです。
結果、清潔にして皮脂の分泌が増えた分皮膚常在菌のうちの黄色ブドウ球菌等の悪玉菌の繁殖が活発になり、その分泌物が臭うようになっている人までいます。
要は、化学肥料や農薬で土地のエコロジーが乱れて痩せるように、頭皮のエコロジーが乱れて衰えている人が増えているのです。
雑誌やネット上のサイトでは、ヘッドスパをすると「使用前→使用後」のように毛穴がキレイに開いた写真をよく見ます。
これが正常だと記述されていますが、本当に良いことなんでしょうか?
「この方が異常だ!」って私には感じられます。
使用前の頭皮の状態がとても汚れて見えるのは、今まで皮脂を取り去るようなケアを自分でしているからです。
皮脂を取るようなケアを改めて、ご自身本来の皮脂と皮膚常在菌の状態に戻れば、皮脂を取ってキレイにしなくても普通になるのです。
その普通の状態が分からないから、皮脂を取った後のキレイな状態を普通だと思ってしまうのでしょう。
弊社のご相談者の中には、ご自分でマイクロスコープを持っていて、常にご自分の頭皮の変化を確認していらしゃる方がいます。
その方が以下のようにおっしゃっていました。
皮脂を取って綺麗にしていた時よりも、皮脂を取らずに皮膚の状態が正常になった今の方が綺麗だと。
ただし、シャンプーで頭皮をキレイにして皮脂を取るのが駄目なら、皮脂を取らない湯シャンだけが良いのかどうかは私には分かりません。が、私自身湯シャンをお薦めする場合があります。
それは、本当の頭皮の状態を確認したい時と頭皮の異常さが半端なく悪く水しか使えない時です。
頭皮の状態が悪くない時には湯シャンでもいけるかもしれませんが、通常頭皮の状態が悪い人が多いので、湯シャンでは少々難しいかもです。
259号は平成27年3月21日に配信したメールマガジンです。
今号のテーマでの最大のものは、以下です。
この後に続くのは、次の2つです。
抜け毛と発毛の効果に関しては、254号と253号で書いるので、振り返ってみて下さい。
もう一つは、「皮脂が毛穴に詰まって抜け毛の原因云々」です。これに関しては、やっと「皮脂を取っては駄目ですよね。」と言うような情報が出てきているので問題ないでしょう。
でもやっとです。
西暦2000年頃から「皮脂を取ったらハゲるからいけませんよ」と訴え続けてやっと表に出てきました。
ほとんどの人は、ご自分の毛に不安を持ち始めると、効果のある育毛剤・発毛剤を探し始めます。
そして、育毛剤・発毛剤を使って、毛の不安が消える人は何割くらいいらっしゃるのでしょうか?
かの有名なリアップは、1999年の発売以来10年間で4500万本売れていると言います。年間で450万本売れているとすると、2015年で7000万本を超えます。
他にもいろんな育毛剤が発売されていますね。
女性向けの育毛剤のリリジュや柑気楼は、2015年でそれぞれ450万本以上だと言いますから、これら以外の育毛剤を合わせると、1999年から1億本くらいは売れていると言えます。
私が、育毛相談を本業とし始めたのが、ちょうど1999年のリアップ発売後すぐなので、いろんな育毛剤・発毛剤が発売され売れている時期と重なります。
効果のある育毛剤・発毛剤で毛に不安が無くなるのなら、当初から育毛相談が本業になることも無かったのです。
でも、育毛相談が本業になってご相談者が減ることがないのは、効果のある育毛剤・発毛剤では毛の不安を取り去ることは難しいと言うことなのでしょう。
そればかりか、育毛剤・発毛剤の効果で治せなくなっているご相談者が多くなっているのです。
理由は、毛に不安を持ち始める頃の頭皮は疲れているのです。疲れている頭皮への育毛剤・発毛剤の効果は負担になるので、さらに頭皮が疲れてさらに毛が育たなくなっていくのです。
私が育毛相談を本業にするきっかになったメールマガジンがあります。タイトル名は「今、頭皮が危ない!」と言います。
もしかすると、今このメールマガジンを読んでいる読者の中にも、2000年に発行していたマガジンを、読んでいた方がいらっしゃるかもしれません。
その当時、ご相談のメールを下さった方が採っていた方法が
この育毛剤・発毛剤のうち、ミノキシジル系の発毛剤をお使いになっていたのが8割くらいだったと思います。残りの2割の人はミノキシジル系の発毛剤は使っていませんでした。
ミノキシジル系の発毛剤を使っていた方々以外は、他の育毛剤を使っていたか育毛サロンに通っていた方々でした。
ご相談下さった方々に、メールではありますが頭皮の状態をお聞きすると、ほとんどの方に異常がありました。
ミノキシジル系の発毛剤は血管拡張作用のある発毛剤です。血管を拡張させるのに真っ白な色と言うのは異常なのです。
これだけ頭皮に異常が出るようなら、毛が育つようになる方がおかしいと思いませんか?
ミノキシジル系の発毛剤がこれだけ売れていても、薄毛人口が減っているわけではないのは、育毛剤や発毛剤の効果では薄毛を治せないと言うこと。
もっと言うと、ミノキシジル系の発毛剤の効果は薄毛を治す効果ではないのです。
ほとんどの方が常識的に思っていることは、単にTVや雑誌等のマスメディアに載る情報から認識されているだけで、本当の事実や現実からきていることではないのです。
何せ、マスメディアの収入源は広告ですから、スポンサーが提供する情報を元に放映し記事にするのです。
マスメディアは発信する情報は、お金が絡むので公平な情報ではないと言えます。
前号では、薄毛と脱毛症の違いを書きました。
この違いを理解するだけでも、育毛剤・発毛剤の効果では薄毛を治せないのは良く分かるでしょう。
では、育毛剤・発毛剤は不要なのか?と言うとそんなことはなく、あなたに必要な育毛法の中で、育毛剤・発毛剤にどんな役割を持たせるかが大事です。
その役割が分かった上で、どのタイミングで使うかどうか?もしくは、使わないことを選択するのかどうか?
これらを考える必要があります。
258号は平成27年(2015年)3月27日に配信したメールマガジンです。
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薄毛の原因は多肢に渡り人それぞれ違います。だから、育毛方法も人により違うのです。それを探る為のメールマガジンです。
マガジンを読むだけで難しいとお感じなら、「あなた」に効果的な育毛方法を採る為にも、「あな」の薄毛の問題点を明らかにする為の育毛相談をお勧めします。以下の「育毛相談WEB」のご相談コーナーで承ります。
メールマガジン「育毛方法を探るコツ」は、薄毛を改善する実践現場のカウンセラー育毛の道案内人が発行しています。登録と解除はいつでも出来るようになっていますので、2~3号くらいは読んでみて下さい。
メールマガジンをお読み下さる前に知って下さい。実は、日々育毛のご相談をお受けしていますと、頭皮を駄目にしてしまう育毛方法を採ったことで薄毛をこじらせてしまい、ケアに苦労している人が本当に多いのです。最悪、毛を無くしてしまっている人までいらっしゃいます。
そんな事実と現実に加えて、では「どうすれば良いのか?」「どうすれば毛が増えるのか?」「どうすれば毛を無くさないのか?」の答えを導く為のヒントを提供する為に発行しています。
理由は、メールマガジンにて説明しているので、読んでみて下さいね
256号の抜け毛の話の中で、以下のように書いたのを覚えていらっしゃいますか?
この抜け毛の変遷を見ると分かることがあります。
それは、抜ける毛の中身が、本来の太い毛から段々細くなり短くなっていると言うこと。言い換えれば、以下の2つのが言えます。
- 本来の太い毛から細い毛に生え替わっている。
- 細い毛から先細りの毛に生え替わっている。
要は、抜けている毛が問題なんじゃなく、抜けた後に生え替わってきている毛が問題なんですね。
薄毛とは、本来の毛より細く育つようになっていく。本来の毛よりも成長しなくなっていく。
と言うように、抜けて生え替わってくる毛が、段々と太さが細くなっていき寿命=成長期が短くなっていく症状だと言えますね。
1本の毛には、生まれ替わるサイクルのがあるのをご存知の方は多いでしょう。
発毛期(脱毛期)→前期成長期→成長期→後期成長期→休止期→脱毛期(発毛期)
と言うように、1本の毛は抜けて、次に生え替わってきて発毛し、成長して、成長が止まり、
抜けて次に生まれ替わっていく、サイクルを繰り返しているのです。
細くなり・寿命が短かくなっていくのは、成長期が短くなっていくことです。
上述の成長期が「0」になり、前期成長期と後期成長期が繋がるようになると、先の尖がった短い状態で抜けるようになると思って下さい。(生まれ替わってきて、1年未満で抜けていると思えば良いでしょう)
ところが、脱毛症の場合は、こんな悠長な状態ではありません。
脱毛症の場合は、前期成長期から成長期そして後期成長期へと十分育っていて、太さも寿命も本来の状態まで育ち成長している途中でいきなり抜けてしまい、次に生まれ替わってこなくなるのです。
太い血管で制限されると大きな円形で抜けて、細い血管で制限されると小さい円形で抜けるようになります。
頭皮の全体の細い血管で血流が制限されると、全体に毛の本数が短期間で急激に無くなります。
例えば、本来の毛のレベルを「5」とします。
「0」になってしまった毛は、ほぼ元に戻りません。
抜け毛の中に、細い毛と太い毛が混じることもほぼありませんし、段々と細くなってきたり、寿命が短くなっていくこともほぼありません。
上記の続き。
正常な血流が戻り始めると、「1」から「2」へ、「2」から「3」へ、「3」から「4」へ、「4」から「5」へと。
生え替わりながら戻っていくので、年月がかかるのです。
進行度の浅い人の場合で2年~3年ですが、進行度の深い人の場合は10年以上の時間がかかってもおかしくはありません。
その為、1年程度の短期間で戻ることが多いです。
ただし、正常な状態に戻ると、ちゃんと生え替わりを繰り返すので、総本数を維持する為の抜け毛に戻ります。
大まかですが、薄毛と脱毛症には上記のような違いがあります。全く異なる症状だと言うのがお分かりになるでしょう。
それでは、男性型脱毛症とは上記の脱毛症に当てはまるでしょうか?
2010年に日本皮膚科学会が出した男性型脱毛症診療ガイドラインの中で、疾患概念として男性型脱毛症が記述されています。
以下原文です。
男性型脱毛症とは、毛周期を繰り返す過程で成長期が短くなり、休止期にとどまる毛包が多くなることを病態基盤とし、臨床的には前頭部と頭頂部の頭髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には額の生え際が後退し頭頂部の頭髪が無くなってしまう現象である。
「生え替わることで「5→4→3→2→1→0」になっていく現象である。」と言っているのです。
成長しなくなって抜けていくと定義しているのだから、男性型薄毛と表現すべきものなのに、脱毛症と同一に表現するのはおかしいと思いませんか?
女性の場合も所謂病態概念は同じです。違うのは頭頂部が薄くなることです。脱毛症ではなく女性型薄毛と表現すべきものですね。
脱毛症だと、毛が元に戻る為には抜け毛が減って発毛して増えるのです。
だから、短期間で元に戻ります
薄毛だと、毛が増えるには成長する毛に生まれ替わることを繰り返すのです。だから、年月がかかる上に、成長期が「0」になった毛は戻りません。
こういったことを知らされていないので、多くの人は、抜け毛を減らして発毛させようとして、その為の製品でその為の方法を採っています。
それで、薄毛人口が減ったのかと言えば全くの反対で、治せない人だけが増えただけになっています。
本当に薄毛を治したければ、前号に書いた「抜け毛」のことと今号の「薄毛と脱毛症の違い」を間違ってはいけません。
こういった視点で現在のネット上の情報を見て下さい。ほとんどのサイトの情報が間違っているのに気づくでしょう。
医療のサイトでも間違っているので、病院だから大丈夫なんて言うことはあり得ません。
253号は平成26年(2014年)12月27日に配信したメールマガジンです。
前号でも「抜け毛」のことについて書きました。
ご相談者の方々の相談内容でも、「抜け毛」に関するものがとても多いです。
見える箇所や見えるものに関して関心が大きく強くなるのはわかりますが、抜け毛とは何なのか?を冷静に見て理解して欲しく思います。
簡単に言ってしまうと「何らかの理由で、その毛の寿命がきて抜ける毛」のことを抜け毛と言います。
その何らかの理由の中に薄毛の原因が入っているのに、抜け毛の多い少ないで一喜一憂しても仕方がないのです。
ざっと上げてみると
概ね、こんなものだと思います。この中で、薄毛の原因になるは、「2~4」です。
円形脱毛症やびまん性脱毛症は「6」です。「7」は皮膚の病気によるもの。「8と9」は、皮膚への外傷と薬剤の副作用によるもの。
男性型脱毛症が入っていないじゃないか!とおっしゃる方がいるでしょうが、脱毛症と言いながら、薄毛になっている病態は「3」と同じなので入れていません。
男性型脱毛症と言う言葉がおかしいのは、次号でお知らせします。
薄毛の原因になる場合を見ると、育毛剤の効果はどう働くでしょうか?
育毛剤は、ほとんどがアルコール基材です。有効成分を溶かし込むのにはアルコールが有効だからです。
毛を支えている部位が荒れて薄毛になっているのなら、アルコール基材である育毛剤は火に油を注ぐようなものなのはお分かりでしょう。
炎症を起こしている時も同様ですよね。こんな頭皮にアルコール基材は、かなりの刺激になります。
血の巡りを改善するのが育毛剤の効果だから、これを問題にするのはおかしいのじゃないか!と思いますよね。
ところが、育毛剤が血の巡りを改善するのではなく、悪くなっている血の巡りを無理矢理流そうとするのが育毛剤なのです。
血の巡りが悪い状態とは以下のような場合です。
これらを見て頂ければ分かりますが、全て内的なもので、血の巡りの良し悪しは外部からの刺激では良くできないのです。
できるのは、良い血の巡りに勢いを付けること(育毛剤の元来の目的はコレです。)
外部からの作用や刺激だと、硬くなっている毛細血管がさらに硬くなり、冷えや気うつ・気落ちを改善できるわけではなく、貧血・低血圧を改善できるわけではなく、弱って・老化した頭皮には負担以外にはなりません。
すると、さらに頭皮の血の巡りが落ちるので代謝が落ちて、抜けるべきが抜けなくなるので抜け毛が減るのです。
血の巡りが落ち・代謝が落ちて抜け毛が減るので、将来に生え替わってくる毛はもっと育たなくなっていきます。だから育毛剤の効果で抜け毛が減るのは危険な兆候なのですね。
頭皮=皮膚を改善する鉄板的な方法は保護して守ることです。
例えば、あなたが怪我をして外科医にかかると何をしてくれるでしょう?たいていの場合、包帯で傷口を塞ぐ(保護して守る)治療をされます。
概ね2週間くらい包帯していると傷口が綺麗に治っているはずです(深い傷の場合は、もっとかかる場合もあります)。
だから、保護して守る方法を採るのが有効で、皮脂を取るようなシャンプーで皮脂を取るようなシャンプー法は最悪の方法であると言えますね。
本当の初期の段階なら、湯シャンでも改善することはあります。
ただし、現代人は髪の毛のセットやおしゃれの為に、かなりいろんなヘアケアをして頭皮を痛めて、その為の製品の成分が頭皮や毛穴内部に残留物しています。
これらを抜いてあげることで、頭皮と毛穴の改善が進みます。クレジングではなく、頭皮と毛穴の排泄能力を高めてあげるのです(クレンジングは頭皮の負担になることが多いのでご注意を)。
そうすると、生えている毛が見事に蘇るようになっていきます。中にはすぐに蘇った状態を感じる方もいらっしゃいます。
具体的に何をどうするか?は、あなたのことを知る必要があるので、ここでは答えを書くことができません。ぜひ、育毛相談をお受け下さいませ。
253号は平成26年(2014年)12月27日に配信したメールマガジンです。