歩き方が悪い、異臭がする体臭

前号では以下の、4つのうち「1」と「2」を事例に沿って取り上げました。

  1. 頭皮を弱らせたり痛める習慣
  2. 頭皮が緊張しやすい習慣
  3. 全身の血の巡りが悪くなる習慣
  4. 血が濁ったり、酸化しやすい食習慣

今号では、上記のうち「3」と「4」を取り上げます。

3.全身の血の巡りが悪くなる習慣

動かない仕事・座っている仕事に従事している人が多いことと、運動不足になっている人が多いことが影響しています。

そして、最近一番気になるのが、歩き方の悪い人が本当に多いことです。

男性でも女性でも、足をちゃんと使って歩いていないのです。足の筋肉を使って歩いていない人が多いと言い換えても良いです。

足は第二の心臓と言われており、足の筋肉をちゃんと使うことで、筋肉のポンプ作用で全身に血を巡らす助けになります。

頭皮は心臓より上にあります。だから、足の筋肉をちゃんと使って歩いていないと、心臓の力だけで重力に抵抗しなければならなくなります。

人は二足歩行ですから、重力の影響でどうしても血や水分が下に下がりやすいのです。

下がりやすい血や水を上にあげる助けをする歩くことが、ないがしろになっているので、全身の血の巡りが悪くなっている人が多いのですね。

今年の初めにいらっしゃった女性のご相談者の方がそうでした。

歩き方がどうもおかしかったので、「このようにして、筋肉を使ってあることを習慣にして下さい。」と助言しました。

その女性の方は、通期時にスニーカーを履くようにして、1日40分くらいですが、助言通りに歩くことを習慣にされたそうです。

すると、「今年の夏は、今までの経験したことがないくらいの汗をかいた」とおっしゃっていました。

そして、毛も元気になってきて、相談室でのケアも生きる様になり、仕事場で「そんなに毛が増えてどうしたの?」と言われたらしいです。

毛に元気と勢いが出てきているので、本当は、増えたように見えたと言うのが正解ですが、そう見えるくらいになってきたのです。

「運動不足だから運動しなさい」と言われても中々できるものではありません。そんな時は、通勤時間等を利用して、革靴やヒールではなくスニーカーを履いて、足の筋肉を使ってちゃんと歩くことを習慣にして下さい。

前号で書いた散歩する際にも、筋肉を使う歩き方をするとかなり変わります。

4.血が濁ったり、酸化しやすい食習慣

ここ1990年代から2000年くらいからでしょうか?血が濁っているのでは?と感じる人が増えたように思います。

それは、特異な体臭をする人が多いように感じるからです。加齢臭ではありません。

たぶんと言う予測にはなりますが、血が濁る理由は以下の食習慣になっている人が多いからではないかと感じています。

  • コンビニ食が普段食になっている人も増えている
  • ファーストフードを習慣にしているが多い
  • 清涼飲料水やスイーツを食べる機会が多い
  • 多種類のサプリメントを飲んでいる人が多い
  • 薬を使ったり飲んだりしている人が多い

いずれも防腐剤・保存料・加工食品・化学物質、これらがたくさん含まれています。

こんなのが主食になっていれば、腸内環境が悪くなるので、血が濁るのは当たり前だし、特異な体臭をするのも分かるような気がします。

体液が酸化しやすくなったり、皮脂の質が悪化したりして、毛の育ちにくい頭皮になっても不思議ではありません。

そして、野菜を摂っているが、量が少な過ぎるのです。

ある統計では、日本人とアメリカ人を比べた時、野菜の摂取量では日本人の方が少ないらしいです。TVの宣伝なんかでは、サプリメント大国アメリカと言われていても、野菜の摂取量からすると日本人の方が余程不健康だと言えますね。

そんな野菜不足で血が濁っている人が、毛の為にサプリメントをたくさん摂ったり、プロペシア=フィナステリドやミノキシジルタブレットを飲んだりするのは、本末転倒としか思えません。

ご相談者の中には、極度のアトピー体質の人が何人かいらっしゃいます。これらの方々は、上記に記述するようなものが常食になると、必ずアトピーがひどくなるとおっしゃいます。

そんな時は、自分で料理を作るようにして、保存料・防腐剤・化学物質等々が体内に入らないように心がけるらしいです。すると、しばらくすると、アトピーがマシになってくると言います。

ですから、ご自分で料理を作るくらいのことはして下さい。ここで料理のことを書き始めるときりがないので簡単にしておきます。
以下を心がけて下さいませ。

  • 蒸す・煮る・焼くで日本食を中心にする。炒める・揚げるは避ける。
  • 新鮮なもの・季節のものを生で摂る。
  • 出汁を必ず取る。
    煮干し・干しシイタケ・鰹節・昆布等を、食事に合わせてミルで細かくしたものを使って出汁を取る。
  • 塩は良い塩を使う。日本の海・天日平釜製法でイオン交換法でないもの。焼き塩があれば一番良い。
  • 塩・野菜・果物・小魚をバランス良く。
  • 季節の野菜・魚貝類・鶏肉・卵を中心にして、豚肉・牛肉を少し入れながらバランス良く
  • 米は、できれば発芽玄米・金芽米・金芽ロウカット玄米を。

226号は平成25年(2013年)11月30日に配信したメールマガジンです。


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