女性のご相談者の薄毛の原因・問題点

今号では、女性のご相談内容を元にして、この女性の何が問題点・原因なのか?を上げてみたいと思います。

薄毛でお悩みの女性に共通しているものがあるので、問題点・原因を探るには良いのかもしれません。
まずはご相談内容から

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女性の薄毛のご相談内容

  • 年齢:35歳
  • 細くて短い抜け毛が2割くらい抜ける
  • 抜け毛の中に普通の毛と細い毛が混じっている
  • 生まれつき毛は細い
  • 分け目が広がっている
  • 10年以上前から気にしている
  • 頭皮の色は乳白色
  • フケや吹き出物はない
  • 頭皮は少し固め
  • ひどい肩こりもちで、吐き気をもようすことが多い。
  • 目が悪くて疲労が重なり肩が張り頭痛になる
  • 目の疲労が激しく眠れなくなるので鎮痛剤や精神安定剤を処方された
  • 夏場でも靴下をはかないと寒くてしかたがない
  • やせ形なのでダイエットはしたことがない
  • 生理不順で周期が長い
  • 過去使ってきたシャンプーは市販品を使用
  • 現在はネットでノンシリコンのものを購入して使っている
  • リンスやオイルも市販品
  • カラーは17歳頃から3ヵ月に1度
  • 育毛製品は頭髪クリニックで処方されたミノキシジルを28歳くらいから2年ほど飲む。
    この時には人生で一番毛の量が増えて感激したが、止めたら1ヶ月で元に戻ってしまった。
  • 現在は別の頭髪クリニックで処方されたミノキシジルを飲んでいるが、ここ数カ月でむしろ進行している。
  • ホルモンのバランスには異常がなかった
  • 皮膚は弱い方
  • お酒は飲まない、たばこは吸わない
  • プラセンタとクリニックのサプリを飲んでいる
  • 仕事は事務職員
  • 食事は和食中心

以上のようなご相談内容です。
さあ、読者の皆さんは、この女性の問題点・原因がお分かりになるでしょうか?

薄毛の問題点・原因は何?

美容外科や頭髪クリニックで処方されたミノキシジルで、効果があったのに駄目になっていますよね。ここに大きな問題が隠れているのです。

この女性の場合薬を飲むことで効果に繋がっています。ところが、薬は根本の問題を改善するのではなく、対症療法的な効果しか出ないのです。

根本の問題を改善出来ていないと元に戻るだけでなく、薬や育毛剤に頼る方法では、頭皮・心身に大きな負担になるので、もっと薄い状態が進行していくのです。

この女性の根本の問題点が何か

心身に余裕が無く皮膚が弱いタイプだと言うことです。だから、小さい頃から毛が細かったのです。

にも関わらず、市販のシャンプーのように、敏感肌用でもない洗浄剤で頭皮を洗い、かつカラーを定期的にしてきたのですから、元々弱い血の巡りがさらに弱ってしまいます。

ご自身の頭皮や心身の力で血を巡らすのが弱いのを改善することなく、薬で強引に血を巡らすようなことをしたので毛が一時的に増えたけど、さらに薄くなってしまったのです。

飲むミノキシジルではなく頭皮に塗布するタイプだったら、増えることはなく、さらに悲惨な状態になっていたでしょう。

増えれば良いと言う結果優先の弊害

薬で増えたから「良かった。良かった。」ではなく、ちゃんとご自身の問題点・原因を解決できているのかどうか、とご自身の問題点・原因に沿ったケア法をとっているかが大事なのです。

薬で強引に何とかした場合に怖いのは、飲んでいる時に出る副作用ではなく、後々に残る後遺症です。

多くの方は、効果が「あったのか」「なかったのか」しか見ませんが、ミノキシジルの飲み薬でも付け薬でも、薬で強引に何とかしようとするのですから必ず副作用や後遺症があります。

副作用と後遺症で怖いのは何か?

副作用や後遺症の中で一番怖いのは何だと思いますか?

それは、今出ている副作用ではなく、いつ出るのか出ないのか全く不明な将来の後遺症なのです。

例えば、今回紹介した女性のご相談者の場合、ミノキシジルの飲み薬を飲んでいます。

この薬は何の薬かと言うと、毛細血管を拡張させて毛細血管の血の量を増やそうとするものです。

見える後遺症

飲み薬ですから全身の毛細血管が広がります。だから、副作用として髭が濃くなったり体毛が濃くなったりするのです。中には、頻尿になる人もいるらしいです。

それともう一つ大きな副作用は、元々は血圧降下剤からの転用された成分なので
低血圧の人が飲むと低い血圧がさらに下がって寝込んでしまう場合もあります。

見えない後遺症

それと見えない副作用=これが怖いのです。

毛細血管を広げて血液の量を増やしますから、造血組織に負担を強いますし、心臓にも負担を強いる結果になります。

これらの臓器に対して作用を及ぼしますから、どういった形で影響が残るのか残らないのか全く分からないのです。

命に係わることもあり得る

例えば、45歳くらいで心臓発作で亡くなった女性がいたとしても、その女性が35歳の時に2年間飲んでいたミノキシジルの影響だったかもしれないと誰にも証明ができなのです。

もし、ミノキシジルの飲み薬を飲んでいる女性の亡くなるまでの追跡調査で死因が分かるものがあれば危険度が分かりますが、たぶん、誰も追跡調査をしないでしょう。

と、今号では実際のご相談者のご相談内容から、「何が問題点なのか」を探ってみました。

女性の場合、同じような問題点を抱えている人が多いので、今回の女性と同じことをしていると難儀な状態になってしまいますよ

効果だけしか言わない情報には十分ご注意を!

220号は平成25年(2013年)9月7日に配信したメールマガジンです。


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