血行が良いこと・血流が良いこと

毛が増える為の条件は以下の通りです。

  • 頭皮の血行が良いこと
  • 頭皮と毛根周辺の毛細血管が増えること
  • 全身の血流が良いこと
  • 毛になる栄養と毛を作るのに必要なミネラル・ビタミンのバランス

ミノキシジル系のものはデメリットが大きい

前号は、ミノキシジル系の頭皮に付けるタイプの育毛剤と飲むタイプのタブレットを上げました。

強制的に血行を促すと、デメリット=マイナス面が大きいと言うことです。

特に、飲むタイプのミノキシジルタブレットは、命の危険と隣り合わせなので、いくら効果があっても飲まない方が良い薬です。

飲んですぐに亡くなれば、原因がミノキシジルタブレットだとほぼ特定できます。

数か月前まで飲んでいたとか数年前まで飲んでいた人が、急性心不全で亡くなったとしたら、ミノキシジルタブレットが原因では?と感じても、因果関係を証明しようがありません。
だから怖いのです。

さて、今号は頭皮のマッサージと温冷療法です。

頭皮のマッサージ

▼メリット

頭皮でなくてもマッサージすることで、血流を促すのに役立ちます。

運動した後なんかにマッサージするのは、緊張を解して血流を促すことで乳酸が溜まるのを防いで疲労回復を早めるのです。

そう言った意味で頭皮のマッサージは、育毛の補助手段としては有効な手段の一つと言えます。

ところが、目的や方法を間違えると何の為にマッサージしているのか分からなくなります。

▼デメリット=マイナス面

事例1.
以前「マッサージをして頭皮を柔らかくした」とおっしゃる方の頭皮を触ったことがあります。
触ってみると確かに頭皮は動くですが、柔らかいと言うよりも、皮膚が頭蓋骨の上をズルズルと滑っているだけなのです。柔らかいのではなく、ズルズルなのです。
>細かい毛がたくさん生えているので、手のひらでさすってみると、ポロポロっと抜けてしまいます。

事例2.
マッサージを育毛ケアの主体にしている理容室に通っていらっしゃった方の話です。
最初は、増えてきたのに途中でどんどん抜けていったらしいです。それで、どうしたら良いのか?とご相談にいらっしゃいました。
この方の頭皮も事例1の方と同じように、頭皮が頭蓋骨の上をズルズルと滑るのです。
まずは、マッサージは一切行わずに、頭皮のケアだけを行って頂きました。すると、どうなってきたか?
頭皮の表面が凸凹になってきて、無くなっている毛の周り毛が増え始めたのです。
それと同時に、頭皮のあちらこちらに出来物が出てきました。

この事例1と2から言えることは、マッサージのやり過ぎは毛細血管を切ってしまうのではないか?です。
ズルズル頭蓋骨上を滑るのは、毛細血管が切れてしまっているからと考えられます。

事例2の方が、マッサージを止めて頭皮のケアだけにしたところ、凸凹になってきたのは、毛細血管が繋がって血が巡り始めた為に、血管の通っているところとそうでないところに差が出た為では?と思われます。

出来物があちらこちらに出てきたのは、血流が蘇ってきた為に、流れないことで溜まっていた老廃物が押し出されてきたのでしょうね。

以上のことから、マッサージは頭皮を柔らかくする為に行うと失敗する確率が高まります。あくまでも、緊張しているあなたの頭皮を解すことを目的に行って下さいませ。

温冷療法

▼メリット

温かい状態と冷たい状態を交互に作ることで、その部分の血流は良くなります。

例えば、ご入浴法にも冷水と温水に交互に入る入浴法があります。この入浴法を取ると、体が温かくなって冷え性が治る人もいるくらいです。
だから、血流促進には役立つであろう、と想像できます。

▼デメリット=マイナス面

ご入浴の場合は、全身か足だけになるので体の血行促進には役立つのですが(足は第二の心臓とも言われている)、頭皮の一部分だけの場合は、炎症を起こしてしまう可能性がとても高くなってしまいます。

理由は、薄毛の人の場合(毛に元気が無くなってきた人)、薄毛になるくらいなのですから、ご自身の頭皮に血を巡らす力が無くなっているのです。

そんなところに温冷療法を行い血が集まってきても、流すだけの力がないのですから炎症を起こしやすいのです。

そして、温冷と言う方法にも問題があります。それは、人工的にしもやけになる環境をつくることなのですから。

ですから、温冷療法はメリットもありますが、デメリットも多いので取り組まない方が良い方法だと言えますね。

メリット・デメリット

頭皮のマッサージにしても、温冷療法にしてもメリット・デメリットがあります。メリットの方が大きいと思われるなら、取り組まれると良いと思います。

平成24年8月11日192号に配信したメールマガジンです。


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