178号:失敗事例から薄毛の原因を読み解く

助言不足から薄毛の原因を紐解く 6回に渡って私の助言の失敗事例を書いてきました。過去ご相談者に助言するのに、いろんな失敗を犯してきたました。助言に失敗してきますが、ほぼ全てがケアを行う人がどういう習慣を採るか?にかかって […]

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助言不足から薄毛の原因を紐解く

6回に渡って私の助言の失敗事例を書いてきました。過去ご相談者に助言するのに、いろんな失敗を犯してきたました。助言に失敗してきますが、ほぼ全てがケアを行う人がどういう習慣を採るか?にかかっているのです。

ただし、お断りしておきますが、間違った助言をしてきたのではありません。経験不足・知識不足からくる助言不足による失敗です。

薄毛になるような習慣を改善する為の情報が少なかったのが、大きな問題と言えば問題です。

何が助言不足・経験不足になっている?

前号までの女性の失敗事例3つと男性の失敗事例を3つを振り返ってみますと以下の通り。(失敗事例とは、私の力不足による助言不足のことです)

  • 女性の薄毛の失敗事例
    1. ダイエット絡み(摂食障害?食習慣)
    2. 冷え性と強いストレス(びまん性脱毛症、生活習慣)
    3. カラー(リアップレディー、ヘアケア習慣)
  • 男性の薄毛の失敗事例
    1. 育毛剤(ミノキシジル製剤=リアップ使用者、対策方法)
    2. 育毛サロン経験者(方法論)
    3. お仕事がらみ:システムエンジニア(生活習慣)。頭に「気」や「血」が上り集まりやすい

薄毛の原因は4つの大別される

男性と女性とで大きく差がなく、以下の4つに薄毛の原因の多くはあるように思います。

  • 育毛剤での失敗
  • 所謂ストレスの影響
  • ヘアケアとサロンでの間違い
  • 体質的なことと食習慣の影響

これら4つについては、次回より他の事例を交えて書きたいと思います。

間違った情報に惑わされている

過去の私の助言の失敗事例ではありませんが、間違った情報に惑わされて毛を無くしてしまった事例もあります。実は上記4つ以外に間違った情報・認識で毛を無くされている人が本当に多いのです。

そんな事例で、私が確信を持つきっかけになった忘れられないご相談者がいらっしゃいます。

実例Aさんの場合:抜け毛が減るは恐ろしい

このご相談者をAさんとします。見た感じでは、Aさんの毛はベッタリと寝ていて
つむじ周辺が地肌が見えて薄かったですね。

Aさん曰く
「今急激に抜けていて、急激に薄くなっている」とのこと。

その前まで(4ヵ月ほど前まで)は、ほとんど抜け毛が無かったとおっしゃるのです。

3年くらい前にカラーを2回程度行ったら、頭皮が荒れて痒くなったのでニゾラールローションを使っていたら、ずっと抜け毛が無かったとも言います。

私の相談室では、最初はできるだけ客観的に状態を確認する為に、温水のみで頭皮を洗うようにしています。

このAさんの頭皮に温水を当てているだけなのに、ポロポロとたくさん毛が抜けるのです。それも、細い毛が半分近くあり、半分近い毛の毛根が真っ白になっています。

シャンプーの残留も激しくて水槽がとても泡立ちます。

抜け毛を減らせば毛も無くなる

このAさんの事例を見ていて確信したことは、「抜け毛を減らせば毛も無くなる」と言う現実です。

Aさんの場合、カラーをした後に頭皮が荒れて、ニゾラールローションを使い始めてから抜け毛がほとんどなかったと言います。それも3年もの間抜け毛が無い状態が続いたのですから、当然3年後のご相談時に生えている毛の中には、いつ抜けてもおかしくない毛=寿命が来て死んでいる毛がたくさん残っていたはずです。

そんな毛が相談室にいらした時には、温水を当てるだけでポロポロと一気に抜けていたのでした。

抜け毛を減らせばハゲになる

抜け毛を減らす(減る)と駄目になる毛だけが残り、成長する毛が減り、毛を無くしてしまうのです。

毛が増えるには、ちゃんとした抜け毛が必要

私が得た確信とは「抜け毛を減らせばハゲになる」でした。毛が増えるには、ちゃんとした抜け毛=生え変わりが必要なことも確信しました。

今回は「抜け毛を減らせばハゲになる」を確信した事例ですが、次回以降どこかで以下の2つも事例を交えて書きますね。

  • 皮脂を取れば皮膚疾患になり
  • 発毛させれば毛が育たなくなる

178号は平成24年(2012年)1月14日に配信したメールマガジンです。

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