156号:トランス脂肪酸やオメガ6系の脂肪酸に注意!

低体温を改善する食習慣、油にご注意! 毛が増える為の絶対条件その4として、今号のテーマは「低体温を改善する食習慣、油(トランス脂肪酸やオメガ6系の脂肪酸)にご注意!」です。 先日、妻がポッキーを買ってきていたので、原料表 […]

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低体温を改善する食習慣、油にご注意!

毛が増える為の絶対条件その4として、今号のテーマは「低体温を改善する食習慣、油(トランス脂肪酸やオメガ6系の脂肪酸)にご注意!」です。

先日、妻がポッキーを買ってきていたので、原料表示を見てみました。砂糖とマーガリンが上位の3つの中に入っています。プリッツを見ますと小麦粉・砂糖・植物油が上位3つです。

白砂糖・植物油が多い

デイリーミルクチョコの場合、砂糖・生乳・レーズンが上位3つです。

(白)砂糖が体に悪いのは前回書いた通りですが、その次にたくさん使われているマーガリン・植物油・生乳も偏って摂り過ぎると良いことないのです。

要は、バランスの問題です。

口当たりを良くする為に

ただし、(白)砂糖や植物油・マーガリン・生乳が入っていないと、口当たりや食味が悪い菓子類になってしまいます。

今回は、この中でも油についてです。栄養素の個々のことについては私は専門ではありませんので、調べたことを書いておきます。

ただし、一つのサイトや情報を調べたのではなく、最低でも10個くらいを参考にして書いていますので、どのサイトと特定できないことはお許し下さいませ。

まあ、どのサイトも大きく違うことは書いていませんので、誰が調べても同じ結果になるかと思います。

ただ、気を付けたのは物を売っているサイトや、広告が多いサイトは避けたくらいです。それと、情報の出どこがはっきりしているサイトに限定しています。

油(植物性)・脂(動物性)には、

不飽和脂肪酸・飽和脂肪酸があり、不飽和脂肪酸は単価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分かれます。

  • 単価脂肪酸(油)

    代表的なものはオメガ9と言われるオレイン酸で、代表的なものはオリーブオイル、キャノーラ油。

    オレイン酸は加熱しても酸化しづらく、善玉コレステロールを減らさず、悪玉コレステロールと中性脂肪を減らす作用があります。

  • 多価不飽和脂肪酸(油)

    オメガ3とオメガ6に分かれます。

    1. オメガ3と言われるのは、アルファ・リノレン酸やEPAやDHAで、代表的なものは青魚に含まれる脂と亜麻仁油や紫蘇油が代表的。

      悪玉コレステロールと中性脂肪を減らす作用があり、血液をサラサラにし血圧低下、免疫システムの強化、脳や神経システムの機能維持に不可欠だそうです。

    2. オメガ6と言われるのは、リノール酸とガンマ・リノレン酸で代表的なものは、サフラワー油やコーン油・菜種油・ごま油です。

      人間の体の生理機能の調整作用等を行う物質(例えばホルモン)の原料や細胞膜に含まれています。不足すると、髪のパサつきや抜け毛が増えたり、傷の治りが遅くなったりします。

      ところが、オメガ6系のリノール酸は、調理時に加熱すると酸化しやすく、トランス化(トランス脂肪酸)することが知られています。酸化しやすのだから、過酸化脂質化しやすいとも言えます。

      トランス脂肪酸の代表例が、植物油を固めて作るマーガリンやケーキ・パン・スナック菓子・ビスケットに使われるショートニング。

      トランス脂肪酸の悪影響が出るのは、あくまでも大量摂取によるものだそうだが、不妊症・悪玉コレステロールの増加・アトピーやアレルギーの悪化・心疾患・認知機能の低下等問題視されています。

      どの程度がトランス脂肪酸の大量摂取になる量なのかが分かりませんが、揚げ物やケーキ類・小麦粉加工食品に多く使われているらしく、過酸化脂質化しやすいです。

    トランス脂肪酸が多く含まれるのは、以下の通り

    • マーガリン、マヨネーズ、ケーキ、アイスクリーム、
    • チョコレート菓子、クッキー、クラッカー、菓子パン、
    • ポテトチップス、ドーナツ、カップ麺、インスタント麺、
    • シチューのルウ、カレーのルウ、チキンナゲット、
    • フライドポテト、フライドチキン、パイ等々
    • 冷凍のから揚げ、冷凍のケーキ、冷凍のピザ、
    • 冷凍の魚のから揚げ、冷凍のコロッケ、冷凍の天ぷら等々

    これらが、トランス脂肪酸が多いらしい。と言うことは、上記に書いたものを日常食にしているならヤバいですよね。

  • 飽和脂肪酸(脂)

    パーム油やココナッツ油・動物性脂肪に多く含まれています。パルチミン酸、ステアリン酸、ミリスチンン酸、ラウリン酸があり、体内では脂質の構成物質でエネルギー源でもあります。

    不足すると、ホルモンのバランスを崩し、成長が阻害されたりします。摂り過ぎると、血液が粘り、動脈硬化や肥満に。

必須脂肪酸は必要だが・・・

と調べてみると、全ての脂と油は必要で、だから必須脂肪酸と言われているのです。

人間の体には、同じ脂肪酸でも、オメガ3・6・9(不飽和脂肪酸)それぞれと飽和脂肪酸のバランスが大切らしいです。

こういう風に見てみると、現代社会では、あまりにも飽和脂肪酸とオメガ6系の多価不飽和脂肪酸に偏り過ぎていると言えます。特に、トランス脂肪酸を摂っている人が、若い人を中心に多そうですね。

コンビニ食・ファーストフードに注意

ファーストフードやスナック菓子・コンビニ食だと誰だってトランス脂肪酸過多になりがちです。

普通に生活していると、それだけで飽和脂肪酸・オメガ6系の多価不飽和脂肪酸・トランス脂肪酸が多い食生活になるのが現代社会です。

オメガ3か9に属する脂肪酸を

ですから、意識してオメガ3か9に属するものを摂りたいですね。

  • オメガ3は亜麻仁油やシソ油・エゴマ油
  • オメガ9はオリーブ油

では、どんな食生活を心がければバランスよく脂肪酸を摂り、トランス脂肪酸を避けることができるのでしょうか?

それについては157号で書きたいと思います。

156号は平成23年(2011年)2月13日に配信したメールマガジンです。

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