118号:育毛ケアのプロセスを理解する

目的のおさらい。振り返ってみましょう。 前号の最後に、以下のように書いたかと思います。 多くの人は結果と症状しか見ていないので、一番肝心な薄くなっていく時のプロセスを見ていないのです。 このプロセスが分かっていれば、世に […]

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目的のおさらい。振り返ってみましょう。

前号の最後に、以下のように書いたかと思います。

多くの人は結果と症状しか見ていないので、一番肝心な薄くなっていく時のプロセスを見ていないのです。

このプロセスが分かっていれば、世に出回っている情報のほとんどは嘘情報だって分かりますよ。

思い出しました?

薄くなっていく時のプロセスは

  1. 髪の毛が痛みやすくなる
  2. 細い毛しか作れなくなってくる
  3. 毛に●がなく、●●を感じなくなってくる
  4. 抜け毛が減ってくる
  5. 抜け毛が急増する。
  6. 抜け毛が減ってくる。
  7. ●くて●くしか●●しない毛が5割を超え始める
  8. 生え変わってくる本数が減る
  9. 毛が生えていない部位が広がっていく
  10. ハゲていく

と言う段階を踏むものでしたね。回復する時は、これをなぞる様になっていくのでした。これも思い出しました?

でも、現実問題、

結果と症状だけしか見ない相談

  • ご相談のメールを下さる人
  • お電話でご相談下さる人
  • 相談室にお越し下さる人

これら、全ての人は結果と症状しか見ていませんし、ご相談内容もそんな相談ばかりです。

だからこそ、カウンセリングが必要で、その人に必要な育毛を指導しないと上手く行かないのです。

上記の1から10までに至るには、人により大きく差があるので一概には言えませんが、ご相談者のお話からあえて平均値を言うと、男性で6年くらい・女性で10年くらいではないかと思います。

結果と症状の改善を望む

これだけの年月が最低でもかかっているのに、結果とか症状しか見ないので、
たいていの人は「結果だけ」と「出ている症状の改善」を求めます。

となると、当然のように「発毛させれば、させたい」「抜け毛を減らしたい、抜け毛が減れば」となるわけです。

段階を踏めば間違えない

でも薄くなる時のプロセスが分かっていて、「改善する時はそれをなぞるように回復する」のが分かっていれば、段階を経ることを目指しますから大きく間違えることはありません。

が、やはり結果を求める傾向が強いので、せっかく薄くなる時の段階をなぞるように
効果が出てきているのに、結果優先の製品や方法に走る人がいらっしゃるのです。

発毛させたい・抜け毛を減らしたい

「発毛させたり」「抜け毛を減らしたり」する方法や製品に目がいってしまうのです。

すると、最初は、ご自身が考えたように結果に結びつき、発毛してきて・抜け毛も減り毛が増えるようになってくるのですが、それが継続しなくなっていきます。

その為、結果に結びついたのに、毛を無くしてしまう人もいらっしゃるのです。

発毛させて・抜け毛を減らして毛を無くす

何度も書いてきましたが、薄くなるのは発毛しないからではなく、薄くなるのは毛が抜けるからでもないからです。

発毛しなくなるのは最終結果で、発毛しなくなった毛穴から発毛してきて毛が増えることは、ほとんどあり得ないことなんです。

時たまそんな人がいますが、ほとんどの人には出ないことですから、薄毛が進行していくと、回復できる部位と出来ない部位が出てくるのです。

抜け毛が増えるのは、薄毛が進行していく過程で現れる症状なだけなので、減らすことをしなくても放っておけば自然と減っていきます。

ケアの目的は何?

毛が抜けることと薄くなることは全く関係なのですから、抜け毛を減らすことをしていると毛は無くなってしまいます。

ですから、育毛のケアの目的を間違えないで下さい。

その為に、ご自身の毛が薄くなってきたプロセスと、使ってきたヘアケア製品の●●やカラーやパーマの●●と●●、●●●●や●●等々を考慮してみて下さい。

ご相談者の中には、今のことを一生懸命にご説明下さる人もいらっしゃいますが、長年の過去の経過を振り返ってみないと、本当のことを知るのは中々難しいのですね。

このメールマガジンは平成21年(2009年)4月5日に配信したものです。

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