男性の薄毛の原因と問題点 前号は女性でしたが、今号では男性のご相談内容を元にして、この男性の何が問題点なのか?を上げてみたいと思います。 前号の女性と共通していることもあるかと思います。 男性の薄毛のご相談内容から 年齢 […]
前号は女性でしたが、今号では男性のご相談内容を元にして、この男性の何が問題点なのか?を上げてみたいと思います。
前号の女性と共通していることもあるかと思います。
以上のようなご相談内容です。この男性の問題点がお分かりになるでしょうか?
それは、毛は「血余」と言う捉え方です。分かりやすく言うと、「毛は血の余りものなので、心身に余裕がないと育たないですよ。」ってことです。
それともう一つ。
皮膚がとても弱いのですから、作用や刺激を与えるケアを優先していると毛を無くす原因を作ることになってしまいます。
ですから、この男性のケアの捉え方が最初から間違っているのです。その間違える大きな原因の一つが、希望している「育毛の効果の出方」に読み取れます。
薄くなっている部位は、見ただけだと「発毛すれば増えるじゃないか」と見えてしまいます。
本数が少なくなっていても・透けていても、実は、発毛していないから薄くなっているのではなく、発毛しているのに薄くなっているのです。
抜け毛を見れば、細い毛や短いが混じっているのは、発毛しているのに成長しない毛が増えているのを表しているのですね。
これを理解していないと、見ただけの症状だけで判断して間違ったケアを採ってしまいます。
この男性の場合には、
これらに応じたケアをする必要があるのです。
が、それに応じたケアではなく、強引に何とかしようと頭皮に無理強いしているのですから、薄毛を改善できないだけでなく進行させているのです。
と言うことは、皮脂を取ったり、発毛を促したり、育毛剤の効果でなんとかしようとしたりすると駄目だと言うことですね。
育毛剤なんかは、一番最後の「もう少し・・・」ってところで使うべきものです。
にも関わらず、一番最初に育毛剤の効果で何とかしようとする人が多いこと多いこと。
実は、ご相談をお受けしていて一番多いのが、この男性ような考え方をしている人です。男性だけでなく、女性も同様ですね。前回の女性のご相談者もそうでしたよね。
ただ、ほんの少数派ではありますが、強引になんとかしようとして、現実に増える人や場合があります。こんな場合・人があるからややっこしいのです。
弊社のご相談者の中にも、男性女性に関わらず「薬で増えたのですが・・・」と言う方々がいらっしゃいます。薬で一度増えても、ご自身に必要なケアでない場合には、後々で上手くいかなくなるのです。
そして、上手くいかなくなると改善する為に相当苦労するのですね。
もう少し、ご自分のことを分かって、ご自分に必要なケア方法を採って欲しく思いますね。
221号は平成25年(2013年)9月21日に配信したメールマガジンです。