104号:求めている育毛の効果は何?

毛が増える為の育毛の効果は何? どういった育毛の効果が出てくれば、毛が増える結果に結びつくのでしょうか?と言うのが、今号のテーマです。 短に「毛が増える」と言っても、人により「毛が増える」と言う結果の中身が違うはずですか […]

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毛が増える為の育毛の効果は何?

どういった育毛の効果が出てくれば、毛が増える結果に結びつくのでしょうか?と言うのが、今号のテーマです。

短に「毛が増える」と言っても、人により「毛が増える」と言う結果の中身が違うはずですから、増える為の効果も違うはずですよね。

毛が増えるとは何をさしているのか?

じゃ、この「増える」って、「あなた」の場合に何を指しているのでしょう?

  1. 全ての毛がフサフサに戻る?
  2. 今よりも少しでも毛の本数が増える?
  3. 生え際のM字に発毛する?
  4. 薄いところに発毛して濃くなる?
  5. 今よりも濃くなって透けている部位が見えなくなる?
  6. 薄いところが目立たなくなる?
  7. 地肌が見えなくなる?
  8. 分け目が目立たなくなる?
  9. つむじが目立たなくなる?

薄毛の進行度と進行パターンにより変わる

以上のように最終的に望む「増える」結果には色々あります。これって、実は薄毛の進行度や進行パターンによって違うのです。

単純に色分けすると、

  • 「1,2,3,4」は、比較的進行度が深い場合に望む人が多い
  • 「5,6,7,8,9」は、比較的進行度が浅い場合に望む人が多い

「1」のように、ちょっと薄い人でも望む結果はありますが、その辺の細かいことは「なし」と言うことでお願いします。

一つ言っておきますが、例えば、「3」の効果を望むのは、芸能人で言うと片岡鶴太郎さんのような場合を言っているのであって、20歳代前後の男性に多い1ミリ2ミリ程度の「生え際の後退」を言うのではありません。

1ミリ2ミリ程度の「生え際の後退」を、「M字に後退」とは言いませんから。

薄毛の進行度や進行パターンにより育毛の効果は違う

進行度や進行パターンによって、希望する結果が違うと言うことは、当然のように、結果に繋がっていく効果の出方や結果も違います。

例えば、進行度が、「透けている程度の人」と「ほとんど髪のない人」とでは、希望する効果が違いますよね。

透けている程度の人とほとんど髪の無い人

透けている程度の人の場合には、毛が太くなって元気が出てくるだけで十分でしょうけど、(こんな人でも発毛すれば良いと思っている人は多い)、ほとんど髪のない人の場合だと、まずは、発毛しないと始まらないと思います。

要は、ご自分の進行度や進行パターンに必要な効果を望んでいるかどうか?です。

例えば、上述の

  • 透けている程度の人の場合

    発毛させることは不必要で畑違いのケアになりますから、下手をすると、その為のケアで毛を無くす可能性が高まります。

    透けているのは、発毛していないからではないからです。本来の張りのある●●の●●●●髪が育つようになると薄毛を改善できます。こんな育毛の効果が出る様にすると、髪の●や●●・●まで変わってきます。

  • ほとんど髪のない人の場合>

    発毛しないと始まらないのは確かですが、通常、発毛のケアをしても、ほとんど戻らないと思います。毛には回復できる境界線と言うのがあり、ほとんど髪がない状態とは、その境界線を大幅に超えている毛がほとんどだと言えます。

    産毛でも生えていれば、可能性としてはありますが、ちょっと難しい状態で、五分五分以下の確率です。こんな状態まで放っておいたり、間違ったケアを行っていたことの方が問題です。

    「ほとんど髪のない」とは、かなり極端な例ですが、こうなってしまうまでに、求める効果を間違ってはいけないのです。

2つの極端な例をあげました。

いかがでしょう?「あなた」の求めている効果は何ですか?発毛させることですか?それとも、抜け毛を減らすことですか?

発毛・抜け毛減少で毛が増えるか?

発毛させたり、抜け毛を減らしたりすれば、毛が増える結果に繋がるのでしょうか?

薄い状態をみるだけなら、そうすれば毛が増えると思いますよね。大手の育毛・発毛サロンの広告では、そのようなことを言っていますし、医師も堂々と「抜け毛が無くなって発毛するのです」とおっしゃっています。

でも、私のところの相談室にいらっしゃった薄い人の場合、発毛して濃くなる人はいらっしゃいません。

こういった事実・現実があるのですから、発毛させるとか抜け毛を減らす効果では、毛が増える結果に繋がっていかないのかしれません。

本当のところは、どうなんでしょうか?

求める育毛の効果を間違えると毛を無くす

求める効果を間違えると、畑違いのケアになりますので、求める効果が出ているのに、毛を無くすことになる可能性すらあります。

例えば、「あなた」が風邪を引いて寝込んだ時のことを思い出して下さい。風邪を引いて寝込むまでに段階があり、治る時も段階があります。治る時は、寝込むようになる時の段階を段々と解決していき最終的に治るものです。

髪も一緒で、薄くなる時には薄くなる為の段階があり、髪が増えるにはその段階を改善しながら増えていくのです。

風邪を引いて治るときに例えると

どんな時に風邪を引いて、寝込むでしょう?また、引いた風邪が治る時、どんな順番で治るでしょう?

  1. 風邪を引く時は、お仕事で疲れが溜まっている時や、たまたま薄着をしていた時に急に寒くなった時等です。
  2. そんな時があって、寒気を感じたり、体がだるく感じたり、節々が痛く感じたりして、
    段々と体が動かなくなっていき、寝込んでしまいます。
  3. 大体、そんな時には38度とか39度くらいの熱が出ています。
  1. だからこそ、体を暖かくして、
  2. 疲れを取る為にゆっくりと寝て、
  3. 消化に良いものを食べて、
  4. 体力をつけるようにしますね。

病院にいくことが多いでしょうが、医師は、薬を出してくれたりしますが、必ず、「体を暖かくして寝て、体を休めるように」と言うものです。

すると、熱が下がり、体の疲れも取れて食欲がわき、動けるようになっていきます。

では、薄くなる時には、どんな経過を辿って薄くなっていくのでしょうか?
これが分かれば、求める効果は間違えませんし、効果を間違えなければ、畑違いのケアをする確立も減るだろうと思います。次号に続く・・・

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